PR

株式会社マジルミエ 第2期エンディング曲を解説!EDテーマと映像演出の見どころ

桜木カナたち魔法少女の仕事終わりをイメージした夜の街とエネルギッシュな音楽演出 アニメ
記事内にアフィリエ イト広告が含まれています

『株式会社マジルミエ』第2期のエンディングテーマは、宝鐘マリン「BooooM!!!」。作詞はq*Left、作曲・編曲はGigaが担当する、仕事終わりの余韻まで明るく吹き飛ばすようなエネルギッシュな一曲です。

2026年7月4日の第2期放送開始に合わせてノンクレジットED映像も公開され、怪異退治を終えた桜木カナや越谷仁美たちがラーメン屋へ向かう、コミカルで肩の力が抜ける演出が楽しめます。

株式会社マジルミエ第2期のエンディング曲は宝鐘マリン「BooooM!!!」

『株式会社マジルミエ』第2期のエンディングテーマとして起用されたのは、VTuberとしてだけでなく音楽活動でも幅広い支持を集める宝鐘マリンの「BooooM!!!」です。

楽曲情報を整理すると、次のようになります。

  • 曲名:BooooM!!!
  • アーティスト:宝鐘マリン
  • 作詞:q*Left
  • 作曲・編曲:Giga
  • レーベル:A-Sketch Lab
  • タイアップ:TVアニメ『株式会社マジルミエ』第2期エンディングテーマ

ED担当が発表されたのは2026年5月26日。翌5月27日付のニュースでも、第2期第1弾PVとともに正式に紹介されています。

さらに「BooooM!!!」は、その第1弾PV内で初披露されました。

つまり放送開始まで曲を完全に隠しておくのではなく、先に作品映像と組み合わせて聞かせることで、「第2期はこんなテンションで行きますよ」と視聴者へ名刺を渡したような形です。

宝鐘マリン本人も、第2期エンディングを担当できる喜びを表したうえで、マジルミエのキャラクターたちに負けないほどエネルギッシュな楽曲になったという趣旨のコメントを寄せています。

また、「毎話のアニメを見終わった後、余韻と一緒に楽しんでもらいたい」という思いも語っています。

ここがこのEDを理解するうえで、かなり大事なポイントでしょう。

普通、「余韻」と聞くと、静かなバラードやしっとりした楽曲を想像しませんか。

ところが「BooooM!!!」は、その方向とは少し違います。

仕事を終えて「はあ……今日も疲れた」とソファに沈み込む曲というより、ネクタイを緩めて「まあ、とりあえず飯でも食うか!」と切り替える感じ。

55歳の会社員である私には、この感覚が妙に分かります。

仕事の反省会を頭の中で延長しても給料は増えませんからね。だったら気持ちを切り替えてラーメンでも食べたほうが健全です。

そんな“戦いの後を暗く締めない”ところが、『株式会社マジルミエ』らしいエンディングになっています。


「BooooM!!!」はどんな曲?宝鐘マリン×Gigaの組み合わせに注目

「BooooM!!!」の大きな特徴は、タイトルからして分かる通り、勢いのあるエネルギッシュな方向性です。

宝鐘マリン自身がそう表現しているだけでなく、作曲・編曲を担当しているのがGigaという点も見逃せません。

Gigaといえば、デジタルサウンドを生かしたスピード感や華やかさを感じさせる楽曲制作で知られるクリエイターです。

今回の「BooooM!!!」でも、宝鐘マリンの強いキャラクター性と、『株式会社マジルミエ』が持つドタバタした仕事現場のテンションが自然につながっています。

一方で作詞はq*Leftが担当。

つまり「VTuberの宝鐘マリンをそのままアニメへ持ってきた」というより、『株式会社マジルミエ』のエンディングとして成立するよう制作陣が組まれた楽曲と見るほうがしっくりきます。

個人的に面白いと思うのは、『株式会社マジルミエ』自体が「魔法少女」と「会社員」という、本来なら混ざらなそうな要素を混ぜた作品であることです。

片方はキラキラ変身して怪異と戦う世界。

もう片方は新人教育、企業理念、技術開発、業界構造といった現実感たっぷりの世界です。

そこへ宝鐘マリンの派手な存在感とGigaのエネルギッシュなサウンドが加わる。

冷静に材料だけ並べると、「カレーに刺身を入れて大丈夫か?」くらい心配になります。

ところが『マジルミエ』は、そもそも異質なものを組み合わせることで魅力を生み出してきた作品です。

だからこそ、この少し意外な組み合わせが作品世界と相性よく感じられるのでしょう。

※画像はAIによるイメージ

株式会社マジルミエ第2期のED映像は何が描かれている?

第2期の放送開始後には、公式からノンクレジットエンディング映像も公開されています。

そこで描かれているのは、怪異との激しい戦闘ではありません。

業務を終えた魔法少女たちの姿です。

カナと越谷が怪異退治を終えた帰り道、ラーメン屋へ向かい、道中でほかの魔法少女たちも仲間に加わっていくという内容になっています。

さらにキャラクターたちは、通常の本編よりもデフォルメされたサイズ感で描かれています。

ここが実にうまい。

本編では第2期から、マジルミエ社が独自に展開する「アリスシステム」を業界へ浸透させるため、新種の怪異退治に挑むことになります。

その一方で、魔力の規制緩和や、魔法少女を利用した利益を狙う勢力の思惑も絡んできます。

つまり物語そのものは、第1期以上に会社、業界、制度、利害関係といった要素が濃くなっていくわけです。

50代になると分かりますが、「組織」「制度」「利害関係」という単語が三つ並んだだけで肩が凝ります。

だからEDまで真正面から重たいテーマを背負わせるのではなく、仕事が終わったキャラクターたちの日常へ戻している

この切り替えが気持ちいいんですね。

『株式会社マジルミエ』は魔法少女を「職業」として描く作品です。

ならば当然、彼女たちにも勤務時間の外側があります。

怪異と戦っているときだけが人生ではありません。

仕事を終えたら同僚と食事に行く。

くだらない話をする。

腹が減る。

この何気ない日常をEDで描くことで、逆に「魔法少女もこの世界で働いて暮らしている人なんだ」と実感できるのです。

私はここが、第2期ED映像の一番面白いところだと感じました。


なぜEDが「ラーメン屋へ向かう映像」なのか?

第2期EDを見るうえで注目したいのが、目的地が豪華なパーティー会場でも幻想的な魔法世界でもなく、ラーメン屋だという点です。

これが『株式会社マジルミエ』という作品には妙に似合います。

本作の魅力は、魔法少女を遠い憧れの存在として描くだけではありません。

桜木カナは就職活動中に魔法少女としての才能を見出され、ベンチャー企業「株式会社マジルミエ」へ新卒入社します。

つまりカナの物語は、同時に「新人社員の物語」でもあります。

先輩から仕事を教わる。

失敗や経験を重ねる。

会社の理念を知る。

責任の重さを理解する。

その積み重ねによって、カナは社会人としても魔法少女としても成長してきました。

第2期ではカナの入社から半年後が描かれ、越谷仁美をはじめとする仲間たちとの仕事も、さらに広い業界の問題へつながっていきます。

だからこそエンディングでは、そうした大きな話をいったん置いておいて、「今日の仕事、終わったね」という時間へ戻る。

そして向かう先がラーメン屋。

私はこの演出を、単なるギャグではなく『マジルミエ』の“お仕事アニメ”としての世界観を補強する仕掛けだと考えています。

仕事終わりの食事というのは、妙に記憶に残るものです。

大変な一日だったほど、「今日もいろいろあったな」と言いながら食べるものがおいしい。

怪異を倒した魔法少女だって腹は減る。

この当たり前の感覚を描くことで、現実とファンタジーの距離がぐっと縮まっています。

しかも道中で仲間が増えていく。

ここにも、第2期の人間関係を象徴するような面白さがあります。

一人で目的地へ向かうのではなく、仕事を通じて関係を持った人たちが集まっていく。

本編の緊張感とは別の形で、キャラクター同士のつながりを見せるエンディングになっているわけです。

そして最後にはちょっとしたオチも用意されています。

毎週見る映像だからこそ、こういう軽い遊び心は効きます。

シリアスな本編のあとに毎回重たい宿題を渡されるより、「はい、本日の業務終了!」と言われるほうが週末アニメとしてはありがたいです。


OP「ラテマジック」とED「BooooM!!!」は役割がどう違う?

第2期では、オープニングテーマとしてsyudou×八木勇征(FANTASTICS)の「ラテマジック」が使用されています。

syudouは「ラテマジック」を、会社員時代の自身を思い出しながら制作した現代の労働讃歌という趣旨で説明しています。

これは『株式会社マジルミエ』の「働く」というテーマにかなり真正面から向き合った楽曲です。

一方のED「BooooM!!!」は、同じ“仕事”を扱いながら立ち位置が違います。

私なりに整理すると、

OPは「さあ今日も働くぞ」という物語の入口。

EDは「今日も一日お疲れさん」という物語の出口。

そんな関係に見えます。

第2期のノンクレジットOPでは、カナや越谷、土刃メイ、新キャラクターたちの活躍だけでなく、人間関係や過去を示唆する場面も盛り込まれています。

つまりOPは、これから起こる物語への期待や緊張感を高める役割が強い。

対してEDでは、デフォルメされた魔法少女たちが仕事を終えてラーメン屋へ向かう。

こうして見ると、OPとEDが単に別々のアーティストによる主題歌なのではなく、「仕事の始まり」と「仕事の終わり」をそれぞれ担当しているように見えるのが面白いところです。

しかもsyudouは、第1期ではエンディングテーマを担当していました。

第2期では立場が変わり、八木勇征との「ラテマジック」でオープニングへ。

そこへ新しいED担当として宝鐘マリンが加わりました。

主題歌の担当配置そのものにも、第2期への変化が表れています。

作品が新しい段階へ進むタイミングで音楽も入れ替えながら、第1期とのつながりも残す。

長寿シリーズのように何年も続いている作品ではありませんが、「続編になった」という感覚を音楽面からしっかり作っていると感じます。


宝鐘マリンが『株式会社マジルミエ』EDを担当する意味

宝鐘マリンはホロライブ3期生として活動するVTuberで、配信活動だけでなく音楽分野でも実績を重ねてきました。

元ネタとなった公式プロフィールでは、YouTube登録者数430万人超、楽曲MVのYouTube総再生数1億5千万回突破と紹介されています。

2023年リリースの「美少女無罪♡パイレーツ」はMV公開から39日で1000万再生を達成し、TikTokでも振り付けが広がりました。

また、2024年発売のアルバム『Ahoy!! キミたちみんなパイレーツ♡』はBillboard JAPAN「Hot Albums」で4位を記録。

同年12月にはKアリーナ横浜で2日間の公演を行い、2026年1月にもホロライブ3期生によるユニットライブが同会場で2日間開催されています。

こうした経歴を見ると、今回の起用は「人気VTuberだから話題になる」というだけではありません。

音楽アーティストとして大きなステージを経験してきた宝鐘マリンを、アニメ作品の世界観へどう組み込むかという部分に面白さがあります。

特に『株式会社マジルミエ』には、少し変わった企業や個性的な社員が次々登場します。

真面目な仕事論を扱っているのに、画面はかなりにぎやか。

ベンチャー企業らしい勢いもある。

そう考えると、宝鐘マリンの華やかなキャラクター性は意外と作品に近いんですよね。

彼女自身がコメントしている通り、マジルミエの面々に負けないくらいエネルギッシュであること。

そこが選曲の重要な意味ではないでしょうか。

※画像はAIによるイメージ

第2期EDから見えてくる『株式会社マジルミエ』らしさを考察

ここからは私見です。

第2期EDで最も注目したいのは、派手な「BooooM!!!」という曲を使いながら、映像ではむしろ仕事後のささやかな日常を描いた点です。

これは一見すると逆方向です。

曲はエネルギッシュ。

映像は仕事帰り。

ところが、この組み合わせだから面白い。

『株式会社マジルミエ』の本編では、魔法少女が命に関わる怪異と戦います。

さらに第2期では「アリスシステム」の業界への浸透、新種の怪異、魔力の規制緩和、魔法少女を利用して利益を狙う勢力など、社会的・企業的な問題まで物語が広がります。

設定だけ読むと、かなり硬派です。

下手をすると会議資料に「怪異対応市場における規制緩和の影響について」なんてタイトルが付いていても不思議ではありません。

しかし本作が面白いのは、そこに生身の人間がいることです。

カナは真面目で勤勉。

越谷はがさつでラフに見えながら、抜群の身体能力とセンスを持ち、後輩の面倒も見る。

第2期から本格的に登場する赤坂いろはは、魔法技術総合研究所の副所長でありながら魔法少女長も務め、自身も最先端の物理魔法を扱います。

役職だけ読むと、私なら名刺交換するだけで緊張しそうです。

そんな人物たちも、仕事が終われば一人の人間。

この「オンとオフ」をEDが補っているのだと思います。

私は長くアニメを見ていますが、お仕事系作品では“勤務時間外のキャラクター”が意外に重要だと感じています。

仕事中の行動だけでは、「優秀な社員」「頼れる先輩」「真面目な新人」といった役割しか見えません。

ところが一緒にご飯を食べたり、くだらないことで笑ったりすると、急に人物として立体的になる。

第2期EDは、その役割をわずかな時間で担当しているのでしょう。

そしてもう一点。

EDでみんながラーメン屋へ向かう構図には、作品を見る私たち自身も混ざりやすい。

魔法は使えません。

怪異も倒せません。

アリスシステムの発注方法も分かりません。

でも、「仕事終わりにラーメンを食べたい」は分かる。

この一点だけで、魔法少女と50代会社員の距離が急に縮まります。

これこそ『株式会社マジルミエ』が得意としてきた、ファンタジーを日常へ引き寄せる演出ではないでしょうか。


「BooooM!!!」は本編を見終えた後にこそ効いてくるED

宝鐘マリンはコメントの中で、アニメを見終えたあとの余韻と一緒に楽曲を楽しんでほしいという思いを伝えています。

実際、第2期の物語を考えると、この言葉はかなり重要です。

カナがマジルミエへ入社して半年。

第1期で社会人として一歩ずつ経験を積んだカナは、第2期では会社を背負う側へ少しずつ成長していきます。

桜木カナ役のファイルーズあいも、第2期ではカナがさらに頼もしくなった姿を届けたいという趣旨のコメントを寄せています。

さらに個性的な新キャラクターの登場や、これまで知られていなかった過去が明らかになる可能性にも言及していました。

つまり毎回、単純に怪異を倒して終了という作品にはなりません。

人間関係や会社の理念、仕事への責任、業界をめぐる思惑などが積み重なっていく。

そうした回の最後で「BooooM!!!」が流れ、デフォルメされたキャラクターたちがラーメンを目指して歩いていく。

この落差が、視聴後の気持ちをうまくリセットしてくれます。

週末にアニメを見る私のような世代には、これは結構ありがたい設計です。

重い話を見たあと、そのまま「人間とは……社会とは……」と考え込みながら布団へ入ると眠れません。

翌朝には腰まで痛くなります。

もちろん腰はEDの責任ではありません。

しかし最後に少し笑えて、キャラクターたちの日常へ戻れるだけで、次回を待つ気持ちはずいぶん変わります。

「BooooM!!!」は単独で元気な曲というだけではなく、本編の緊張を受け止めて視聴者を日常へ帰す役目を持つエンディングとして見ると、より面白く感じられるでしょう。


まとめ|株式会社マジルミエ第2期EDは「仕事終わり」まで楽しめる

『株式会社マジルミエ』第2期のエンディングテーマは、宝鐘マリン「BooooM!!!」です。

作詞はq*Left、作曲・編曲はGiga。2026年5月26日にED担当が発表され、第1弾PVで楽曲が初披露されました。

そして2026年7月4日の第2期放送開始後、ノンクレジットED映像も公開。

映像では、怪異退治を終えたカナと越谷がラーメン屋へ向かい、その途中でほかの魔法少女たちも加わっていくという、デフォルメキャラクターによるコミカルな“仕事帰り”が描かれています。

本編ではアリスシステム、新種の怪異、魔力規制、業界内の思惑といった大きな問題へ踏み込んでいく第2期。

だからこそEDでは難しい話をいったん会社に置いて、仲間とご飯へ向かう。

この切り替えが実に『株式会社マジルミエ』らしいと私は感じます。

魔法少女なのに会社員。

命懸けで怪異と戦ったあとでも腹は減る。

そんなファンタジーと日常の絶妙な距離感を、「BooooM!!!」とED映像は楽しく見せてくれています。

本編が終わって次回予告を待つ前にリモコンへ手を伸ばしていた方も、第2期ではぜひそのままEDまで。

魔法少女たちの「退勤後」を眺めていると、この作品が単なる魔法バトルではなく、働く人たちを描いたお仕事アニメでもあることが、改めて見えてくるはずです。


よくある質問

『株式会社マジルミエ』第2期のエンディング曲は誰が歌っている?

宝鐘マリンが歌う「BooooM!!!」です。

作詞はq*Left、作曲・編曲はGigaが担当しています。第2期第1弾PVで初披露され、2026年7月からアニメ本編のEDとして使用されています。

第2期のエンディング映像には何が描かれている?

怪異退治の仕事を終えた桜木カナと越谷仁美がラーメン屋へ向かい、途中でほかの魔法少女たちも合流していく様子がデフォルメキャラクターで描かれています。

本編の戦闘や企業間の緊張感とは対照的な、仕事終わりの日常を楽しめる映像です。

『株式会社マジルミエ』第2期はいつから放送されている?

2026年7月4日から、日本テレビ系で毎週土曜24時55分より順次全国放送がスタートしました。初回のみ25時05分からの放送でした。

白鳥浩次(しらとりこうじ)
週末アニメナビゲーター

コメント