『株式会社マジルミエ』第2期OP主題歌は、syudou×八木勇征(FANTASTICS)の「ラテマジック」。働く人を軽やかに励ます“現代の労働讃歌”です。
第1期でエンディングテーマを担当したsyudouさんが、今度は八木勇征さんとのコラボでオープニングへ。魔法少女を「仕事」として描く『株式会社マジルミエ』だからこそ、この組み合わせと楽曲テーマが実にしっくりきます。
『株式会社マジルミエ』第2期OP主題歌は誰?syudou×八木勇征が担当
『株式会社マジルミエ』第2期のオープニングテーマは、syudou×八木勇征(FANTASTICS)による「ラテマジック」です。
作詞はsyudouさん。作曲・編曲はsyudouさんとMONJOEさんが担当しています。
「ラテマジック」は2026年7月5日にデジタルリリースされ、7月10日20時にはミュージックビデオもYouTubeでプレミア公開されました。
第2期アニメ自体は2026年7月4日から日本テレビ系で放送を開始。通常は毎週土曜24時55分から放送され、初回のみ7月4日25時05分からのスタートとなりました。
今回のOP情報を整理すると、次のようになります。
項目 内容
作品 TVアニメ『株式会社マジルミエ』第2期
OP主題歌 「ラテマジック」
アーティスト syudou×八木勇征(FANTASTICS)
作詞 syudou
作曲・編曲 syudou・MONJOE
デジタルリリース 2026年7月5日
MV公開 2026年7月10日20時
第2期放送開始 2026年7月4日
検索で「株式会社マジルミエ 第2期 op」と調べてきた方が最初に知りたい答えは、まずここです。
OPを担当するのはsyudouさん単独ではなく、八木勇征さんとのコラボ。曲名は「ラテマジック」です。
ここ、50代の私などはアーティスト名が並んだ瞬間に「ええと、これはユニット名なのか? 老眼鏡を持ってこようか」と一瞬構えてしまうのですが、今回は期間限定のコラボによる楽曲と考えると分かりやすいでしょう。
そして重要なのが、単に人気アーティストを並べただけではないことです。
『株式会社マジルミエ』は、魔法少女を夢や宿命ではなくひとつの職業として描く作品。そこに「働く人」をテーマにした楽曲を置いたことで、OPそのものが作品世界の入口として機能しています。
OP「ラテマジック」はどんな曲?テーマは“現代の労働讃歌”
「ラテマジック」の最大の特徴は、syudouさん自身が現代の労働讃歌として制作したと説明している点です。
syudouさんは制作にあたり、自身の会社員時代を思い返しながら、日々働いている人たちを思って曲を作ったと明かしています。
これが『株式会社マジルミエ』と非常に相性がいい。
本作の主人公・桜木カナは、魔法少女に選ばれた伝説の存在……というより、就職活動中に才能を見いだされ、ベンチャー企業「株式会社マジルミエ」へ新卒入社した社会人です。
怪異退治も、作品の世界ではきちんとした「業務」。
先輩社員がいて、会社の理念があって、現場での判断があり、技術を使い、責任を背負う。ファンタジーの衣装を着てはいますが、中身には意外なほど生々しい“仕事”の感覚があります。
そんな作品のOPで「働く人を応援する歌」が流れるわけですから、これはもう朝礼で社歌を歌うのとは正反対。むしろ「今日もいろいろあるけど、まあ行ってみますか」と背中を押してくれるタイプの応援歌でしょう。
公式情報では、「ラテマジック」は日々の喧騒の中で奮闘する人々が、一時現実を忘れながら軽やかに未来へ進んでいく姿を描いた楽曲と紹介されています。
つまり、猛烈に「頑張れ!」と肩を叩いてくる歌ではありません。
頑張っている人に対して、もう一段アクセルを踏ませるのではなく、少し肩の力を抜かせながら前へ進ませる。その温度感がポイントです。
50代ともなると、こちらは「頑張れ」と言われなくても結構頑張っていますからね。
月曜の朝に必要なのは根性論よりコーヒーです。「ラテマジック」というタイトルから感じる軽やかさも含め、社会人を主人公に据えた作品には似合う主題歌だと私は感じます。

なぜsyudouが第2期OPを担当?第1期EDから続く『マジルミエ』との縁
今回のOPで見逃せないのが、syudouさんと『株式会社マジルミエ』の関係です。
実はsyudouさん、第1期でも本作のエンディングテーマを担当していました。
つまり第2期で突然起用されたわけではありません。
第1期ではエンディング、第2期では八木勇征さんとのコラボでオープニングへ。作品との縁が継続しながら、立ち位置が変化した形です。
syudouさん自身も、第1期から続いて作品に関われることへの喜びを語っています。
この流れを知ってからOPを見ると、印象が少し変わります。
エンディングは物語を見終えた視聴者の気持ちを受け止める役割がありますが、オープニングはこれから始まる物語へ視聴者を送り出す役割があります。
第1期で物語の“出口”を担当したアーティストが、第2期では“入口”へ回る。
個人的には、なかなか面白いバトンタッチだと思います。
syudouさんはインターネット上での音楽活動から注目を集め、「邪魔」「ビターチョコデコレーション」「コールボーイ」「キュートなカノジョ」など多数の楽曲を発表してきました。
2020年にはAdoさんへ提供した「うっせぇわ」が大きなヒットとなり、2021年には自身が歌唱する「へべれけジャンキー」を発表。シンガーソングライターとしての活動も本格化しています。
同年の「ギャンブル」ではTVアニメ『月が導く異世界道中』のOPを担当し、その後も『チェンソーマン』の週替わりEDや『クールドジ男子』第2クールOPなど、アニメとの接点を重ねてきました。
2025年5月には日本武道館でワンマン公演を開催。2026年からは素顔を公開し、1月には横浜BUNTAIでキュレーターイベント「PENTATONIC」を2日間開催しました。
さらに2026年7月にはTOYOTA ARENA TOKYOでsyudou Live 2026「プライド」を開催するなど、活動規模も広がっています。
YouTube登録者数は92万人を超え、総再生数は4.6億回超。「爆笑」も3,000万再生を突破していると紹介されています。
ただ、数字以上に『マジルミエ』との相性を感じるのは、syudouさんの楽曲がしばしば現代人の息苦しさや感情を真正面から扱ってきたことです。
『株式会社マジルミエ』も、魔法少女という華やかな題材の裏側で、仕事、会社、利益、責任、技術、人命といった現代社会的なテーマを描きます。
だからこそ、単に「アニメ映えする派手な曲」ではなく、働く人の感情を持ち込んだ今回のOPには説得力があります。
八木勇征とのコラボはなぜ注目?ソロ初のコラボという特別な一曲
もう一人の重要人物が、FANTASTICSの八木勇征さんです。
八木さんにとって今回の「ラテマジック」は、ソロとして初めてのコラボ楽曲となりました。
八木さんは1997年5月6日生まれ、東京都出身。
2017年、約3万人が参加した「VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~」に合格し、FANTASTICSのボーカルとして加入しました。
2018年12月5日に「OVER DRIVE」でメジャーデビュー。
2021年にはドラマ「美しい彼」でダブル主演を務め、本格的に俳優活動を開始。さらに2026年6月10日には「GAME CHANGER」でソロデビューを果たしています。
つまり「ラテマジック」がリリースされた2026年7月は、八木さんにとってソロ活動を始めた直後のタイミングでもありました。
その最初期にsyudouさんとのコラボが実現したわけです。
八木さんは以前からsyudouさんの「爆笑」や「ギャンブル」が好きだったことを明かしており、今回の共演に対して喜びを示しています。
こうした背景を知ると、「人気者同士を組ませました」という企画ではなく、音楽的なリスペクトを土台に成立したコラボであることが分かります。
さらに八木さんは『株式会社マジルミエ』について、現代社会と魔法少女が融合しているところに面白さを感じたとコメント。
そして、推しキャラクターとして重本浩司の名前を挙げています。
そこを選びますか、八木さん。
若く華やかなスターが推すのが重本社長というあたり、私は妙に親近感を覚えてしまいました。
『株式会社マジルミエ』における重本浩司は、小山力也さんが声を担当するマジルミエ社の社長。作品のカラーを象徴する存在の一人です。
八木さんが作品を単に「魔法少女アニメ」とだけ捉えず、こうしたキャラクターへ目を向けている点も興味深いところでしょう。
『株式会社マジルミエ』第2期OP映像の見どころは?
2026年7月10日には、第2期のノンクレジットオープニング映像も公開されました。
映像では「ラテマジック」に乗せて、桜木カナ、越谷仁美、土刃メイをはじめとしたキャラクターたちに加え、新キャラクターの姿も描かれています。
注目したいのは、単に魔法少女たちが格好良く並ぶ映像ではないことです。
第2期で描かれていくキャラクター同士の関係性や、それぞれの過去を示唆するカットも盛り込まれています。
OPは毎週見るものですから、物語が進んでから見返すと「あのカットはこういう意味だったのか」と気付く場合があります。
アニメファンにとって、これはちょっとした“毎週更新される答え合わせ帳”のようなもの。
初見では意味が分からなかった一瞬の表情が、数話後には重く見える。そんな楽しみ方ができるのも、ノンクレジットOP映像の魅力でしょう。
また第2期本編では、カナが入社して半年後のマジルミエ社が描かれます。
同社は、現場状況や怪異に応じて魔法少女自身が必要な魔法を発注する「アリスシステム」を業界へ広げるため、新種の怪異退治へ乗り出します。
一方で、その背後では魔力の規制緩和や魔法少女を利用したビジネスをめぐる思惑も動き始めます。
つまり第1期以上に「魔法少女のお仕事」という設定が、会社や業界、制度へ広がっていくわけです。
そう考えると、「ラテマジック」が個人の応援ソングであるだけでなく、仕事とは何かを描く第2期全体のテーマと呼応しているようにも見えてきます。
「ラテマジック」MVはどんな内容?2人の世界が交わる演出に注目
「ラテマジック」は楽曲だけでなく、ミュージックビデオにも明確なストーリーが用意されています。
MVはsyudouさんと八木勇征さんが、それぞれの日常とそれぞれの思いを抱えながら街を歩く場面から始まります。
最初は別々の世界線を歩いていた2人。
その2人がやがて出会い、ひとつの場所へたどり着いていく構成になっています。
公式の紹介では、交わるはずのなかった「2つの才能」が出会う姿を、音楽によって共鳴する2人の関係性と重ねた映像として説明されています。
これは『株式会社マジルミエ』の物語ともどこか似ています。
カナも、就職活動をしていた一人の女性がマジルミエ社と出会ったことによって、人生の進路そのものが変わりました。
社会人生活というのは、案外こういう偶然の連続です。
私くらいの年齢になると、「あのとき別の会社に入っていたら」「あの日あの人に会っていなかったら」と考えることがあります。
もちろん魔法少女にはなれませんでしたが、腰痛と老眼という特殊能力なら順調に取得しました。
冗談はさておき、「異なる人生を歩く人同士が出会うことで、新しい何かが生まれる」というMVの構造は、単なるアーティスト紹介以上の意味を持っています。
なお「ラテマジック」のジャケットは、イラストレーターのsakiyamaさんとアートディレクターの塩野ダイさんによる描き下ろしです。
楽曲、アニメOP、MV、ジャケットと、それぞれ別の表現から作品世界へアクセスできるのも今回の主題歌展開の面白さでしょう。
第2期OP「ラテマジック」が作品に合う理由を考察
ここからは私見です。
私は「ラテマジック」が『株式会社マジルミエ』第2期に合う最大の理由は、魔法少女のキラキラ感より“働く人の日常”へ視点を置いていることだと考えています。
普通の魔法少女作品なら、主題歌に求められるのは「変身」「勇気」「友情」「戦い」といった要素になりがちです。
しかし『株式会社マジルミエ』では、そこへ「労働」が入ります。
怪異を倒して終わりではない。
会社があり、先輩がいて、技術担当がいて、業務フローがあり、現場判断があり、時には会社同士や業界全体の問題にも向き合う。
50代会社員の私からすると、ときどき魔法より社内調整のほうが難易度が高そうに見えます。
この作品では「働くこと」が単なる舞台装置ではありません。
自分は何のために働くのか。
会社の理念と利益をどう考えるのか。
技術は誰のために使うのか。
現場で人の命と向き合う責任とは何か。
そうしたテーマが、魔法少女という親しみやすい題材を通して描かれています。
そこでsyudouさんが、自身の会社員経験を振り返りながら「現代の労働讃歌」を作った。
私はここに今回のOP起用の面白さがあると思います。
さらに八木勇征さんが加わったことで、楽曲がsyudouさん個人の労働観だけに閉じず、異なるキャリアを歩いてきた2人が一緒に歌う応援歌になりました。
syudouさんはインターネット発のクリエイターからシンガーソングライターへ活動を広げてきた人物。
八木さんはオーディションを経てFANTASTICSへ加入し、歌手、俳優、そして2026年にはソロ活動へ進んでいます。
経歴は異なりますが、それぞれ自分の場所で仕事を積み上げてきた2人です。
そんな2人が「働く人」をテーマに歌う。
この構造そのものが、『株式会社マジルミエ』で描かれる「違う能力を持つ人たちが会社という場所で力を合わせる」という世界観に重なって見えます。
ここは、第2期OPを単なるタイアップ曲として片付けるには少し惜しいポイントです。
50代にも「ラテマジック」が刺さりそうな理由
『株式会社マジルミエ』は魔法少女ものですが、私はむしろ社会人経験の長い大人ほど引っかかる部分が多い作品だと思っています。
そして「ラテマジック」も同じです。
若者に「夢へ向かって走れ」と呼びかけるだけの歌ではなく、すでに毎日働いている人へ寄り添うテーマを持っています。
20代の新人には新人なりの苦労があります。
30代、40代には責任が増える苦労があります。
そして50代になると、若いころとは違う立場から会社や仕事を見るようになります。
管理する側、教える側、あるいは残りの会社員人生を考える側になる人もいるでしょう。
そんな年代から見ると、カナが仕事を通して成長していく物語は「若いなあ」で終わらず、自分が新人だった頃を思い出すきっかけにもなります。
私自身、長く働いていると「仕事とは何か」という問いに立派な答えなど出せないまま年月だけ過ぎていくものだなと感じます。
それでも誰かの役に立てた日には少しうれしい。
失敗すれば落ち込む。
翌朝になれば、また仕事へ行く。
「ラテマジック」が描く、喧騒の中でも一時現実を忘れ、少し軽やかに未来へ進むという感覚は、こうした普通の社会人の日常にも重なります。
その意味では、『株式会社マジルミエ』第2期OPは「アニメファン向けの格好いい主題歌」という枠だけで評価するより、作品の社会人ドラマ部分まで含めて聞いたほうが味わいが増す一曲だと私は考えています。
『株式会社マジルミエ』第2期OP主題歌のまとめ
『株式会社マジルミエ』第2期のOP主題歌は、syudou×八木勇征(FANTASTICS)の「ラテマジック」です。
作詞はsyudouさん、作曲・編曲はsyudouさんとMONJOEさんが担当。2026年7月5日にデジタルリリースされ、7月10日にはミュージックビデオとノンクレジットOP映像も公開されました。
syudouさんは第1期でエンディングテーマを担当しており、第2期ではオープニングへ。さらに八木勇征さんにとってはソロとして初めてのコラボ楽曲という、双方にとって意味のある一曲になっています。
そして何より注目したいのは、「ラテマジック」がsyudouさんの会社員時代の記憶や、現在働いている人たちへの思いから生まれた“現代の労働讃歌”であることです。
魔法少女を職業として描く『株式会社マジルミエ』と、働く人に寄り添う「ラテマジック」。
この組み合わせは、派手な魔法の裏側にある「仕事」という作品テーマを知るほど、よく考えられたものに見えてきます。
第2期を見る際は、ぜひ毎週のOPを飛ばさず、物語の進行とともに映像や楽曲の印象がどう変化していくのかにも注目してみてください。
よくある質問
『株式会社マジルミエ』第2期OP主題歌は誰が歌っていますか?
syudouさんと八木勇征さん(FANTASTICS)が歌っています。
楽曲タイトルは「ラテマジック」です。八木勇征さんにとっては、ソロとして初めてのコラボ楽曲となっています。
「ラテマジック」はいつ配信された?
「ラテマジック」は2026年7月5日にデジタルリリースされました。
ミュージックビデオは2026年7月10日20時にYouTubeでプレミア公開されています。
『株式会社マジルミエ』第2期のED主題歌は誰?
第2期エンディングテーマは、宝鐘マリンさんの「BooooM!!!」です。
作詞はq*Leftさん、作曲・編曲はGigaさん。OPの「ラテマジック」とはまた違った、エネルギッシュな楽曲として第2期を彩っています。
長年アニメを見ていると、主題歌は単なる「本編前の曲」ではないと感じることがあります。
とくに今回の「ラテマジック」は、“魔法少女のお仕事アニメ”という『株式会社マジルミエ』らしさを、音楽側からしっかり支えている一曲です。50代の仕事帰りに聴けば、魔法は使えなくても「まあ、明日もぼちぼちやりますか」と少しだけ肩が軽くなるかもしれません。
――白鳥浩次(しらとりこうじ)/週末アニメナビゲーター



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