『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』のなろう・Web版は、2026年8月現在も「小説家になろう」で公開中です。全200エピソード、1,136,749文字を読むことができます。
Web本編は2018年3月25日の第199エピソード「終章」で完結し、同年7月16日に第200エピソードの番外編「ポンタの試練」が掲載されました。一方、書籍版は第9巻からWeb本編の完結後につながる展開へ進んでいるため、「なろう版を最後まで読めば、書籍版の現在地まで全部読める」というわけではありません。
『骸骨騎士様』なろう版は今も読める?結論は「全200エピソード公開中」
「昔のなろう作品だけど、今も読めるの?」
まず、この疑問への答えは明快です。
2026年8月現在、『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』は「小説家になろう」で削除されておらず、完結済み作品として公開されています。 作品情報ページには「完結済 全200エピソード」と表示され、文字数は1,136,749文字、作者名は秤 猿鬼さん、最終掲載日は2018年7月16日となっています。
まず検索してきた方が知りたい基本情報を整理すると、次の通りです。
項目 内容
作品名 骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中
作者 秤 猿鬼
掲載サイト 小説家になろう
掲載開始 2014年10月19日
Web本編完結 2018年3月25日
本編最終 第199エピソード「終章」
Web版最終掲載 2018年7月16日
最終エピソード 第200エピソード・番外編「ポンタの試練」
総エピソード数 全200エピソード
文字数 1,136,749文字
2026年8月現在 完結済み・公開中
年齢区分 R15・残酷描写あり
なお、「小説家になろう」の作品情報ページそのものの掲載日は2014年10月19日09時54分となっており、目次上では「序章」と「異世界へお出掛け」が同日18時に公開されています。
つまり検索結果でよく使われる「全200話」という言い方より、サイト上の表記に合わせるなら「全200エピソード」がより正確です。
ここは細かいようですが、検索記事では意外と大切なところ。
「200話で完結」とだけ書くと、第200エピソードが本編最終話だと受け取られる可能性があります。実際には本編の区切りは第199エピソードで、第200エピソードは後から掲載された番外編です。
この違いを覚えておくだけで、『骸骨騎士様』のWeb版がどこで終わったのかが、かなりスッキリ整理できます。
物語の始まりは、オンラインゲームを遊んでいた主人公が寝落ちし、目覚めると使用していたゲームキャラクターの姿で異世界へ来ていたところから。
しかも、中身は全身骨格の骸骨姿です。装備は最強クラスなのに、素顔を見せればモンスターと間違われかねないという、強いのか困っているのか判断に迷うスタートを切ります。
主人公アークは目立たず傭兵として暮らすつもりでした。
ところが、目の前の悪事を放っておけない。
ダークエルフのアリアンとの出会いをきっかけに、彼の行動範囲は街の小さな事件から、エルフや獣人族、王国同士の政治、そしてヒルク教国をめぐる大きな争いへと広がっていきます。
私が本作で面白いと感じるのは、この「本人は目立ちたくないのに、性格のせいでどんどん世界の中心へ近づいてしまう」構造です。
強さだけで話を動かすのではなく、「困っている人を見捨てられない」というアーク自身の性格が物語を前へ押す。だから長編になっても、単なる無双の繰り返しになりにくいのでしょう。
『骸骨騎士様』Web版は何話まで?199話で本編完結、200話は番外編
『骸骨騎士様』のなろう版について、最も間違えやすいのが「何話で完結したのか」です。
結論から言えば、サイト上では全200エピソードですが、Web本編の最終エピソードは199番目の「終章」です。
「小説家になろう」の目次を確認すると、終盤は次のように進んでいます。
- 第198エピソード「骸骨×骸骨」:2018年3月25日12時
- 第199エピソード「終章」:2018年3月25日18時
- 第200エピソード・番外編「ポンタの試練」:2018年7月16日23時
つまり、本編完結日は2018年3月25日、Web版としての最終掲載日は2018年7月16日です。
第199エピソード「終章」の末尾では、作者自身がそこで本編終了であることを読者に伝えています。さらに同日、秤猿鬼さんは活動報告でもWeb本編の完結を明言しました。
ここが重要です。
長編Web小説では、更新が何年も止まっていると「これ、完結なの? それとも更新停止なの?」と迷うことがあります。
しかし『骸骨騎士様』は違います。
更新が途絶えて結果的に止まった作品ではなく、作者が明確に本編を完結させた作品です。
しかも作者は2018年3月25日の活動報告で、終わり方にまだ先がありそうな雰囲気を残した理由にも触れています。
作者は「完結しても物語は続いていく世界」という感覚が好きだったと説明しており、余韻を残す形は意図的なものだったことが分かります。
ですから、「続きがありそうだから打ち切りだったのでは?」と考える必要はありません。
むしろ、物語上の大きな決着はつけながらも、その世界ではアークたちの人生がこの先も続いていく――そんな終幕を狙ったものと考える方が、作者の説明には合っています。

そして、Web版の終盤を目次で追ってみると、作品がどれだけ大きな物語へ成長したかも見えてきます。
2018年3月には「ウィール川防衛戦1~3」「王都リオーネ攻略戦1~3」「教皇タナトス・シルビウェス・ヒルク」「ヒルク教国へ」「死者の街」「決戦」「龍王と不死の巨人」といったエピソードが続き、最後に「骸骨×骸骨」「終章」へ到達しています。
連載序盤では、一人で異世界へ放り出されたアークが街へ出て、傭兵として行動するところから始まります。
それが最終的には、国家や宗教勢力、不死者の軍勢まで関わる話になる。
この「個人の異世界サバイバルから、国家規模の物語へ段階的に拡張していく構成」こそ、Web版を最初から読む意味の一つだと私は考えています。
現在のシリーズを途中から知った人ほど、第1エピソードへ戻ると「あの世界、最初はこんなに小さかったのか」と驚くはずです。
なろうWeb版と書籍版は何が違う?第9巻からWeb本編の先へ
「なろう版が200エピソード全部読めるなら、書籍版を読む必要はない?」
ここも検索する方が多いポイントでしょう。
答えは、Web版だけでも一つの完結した物語を読めますが、書籍版ではその先に当たる展開が存在します。
作者はWeb本編を完結させた2018年3月25日の活動報告で、書籍について後日談的な書き下ろしができないか担当者と相談していると説明していました。
その後、シリーズ公式ページを見ると、小説第8巻は2018年3月25日、第9巻は2019年3月25日、第10巻は2022年3月25日に発売されています。
つまり、Web本編の完結と同日に第8巻が発売され、その翌年には第9巻が刊行されたことになります。
第9巻以降が重要なのは、単に文章を整えた「Web版の再編集」だけではなく、Web本編の区切りを越えた物語が書籍で展開されていることです。
そのため、
Web版=シリーズの原点から本編完結まで
書籍版=Web本編を土台にしつつ、さらにその先へ進んだ物語を含む
と理解すると分かりやすいでしょう。
ただし注意したいのは、「では書籍1~8巻はWeb版と一字一句同じなのか」とまで断定しないことです。
商業出版では文章や構成が調整される場合がありますし、どの巻にどの程度の変更や書き下ろしがあるかは、個別に確認しなければ正確には言えません。
確実に押さえておきたいのは、Web版は全200エピソードで終了している一方、書籍シリーズは第9巻、第10巻まで公式に刊行されているという事実です。
ここから、今から読む人向けの選び方も見えてきます。
まず「『骸骨騎士様』という作品が自分に合うか知りたい」「原点から完結まで追いたい」という人なら、Web版を第1エピソードから読む方法が分かりやすいでしょう。
一方、Web版を最後まで読んで「まだアークたちのその後を追いたい」と感じた人は、書籍版の展開も確認する価値があります。
ただし、いきなり第9巻だけへ飛ぶかどうかは別問題です。
書籍版にはWeb版との差異が含まれる可能性があるため、物語をきちんと追いたい方は、各巻の内容を確認しながら読むのが無難でしょう。
私としては、ここを「無料で読めるWeb版か、有料の書籍版か」という単純な二択にはしたくありません。
両者は現在、同じ物語の入口を持ちながら、到達地点が異なる媒体だからです。
Web版は「完結済みの原点」。
書籍版は「その原点からさらに伸びた枝」。
そう考えると、それぞれの役割が見えてきます。
なぜWeb版は完結したのに書籍版は続けられた?
これは『骸骨騎士様』を調べていて、私が特に興味深いと感じた部分です。
作者の秤猿鬼さんは、2018年3月25日の活動報告で、本作を「小説家になろう」で小説を書くための練習として始めたことを明かしています。
もともと小説を書いた経験がなかったため、まず単行本1冊程度の話と、全体で100万文字ほどに収まる物語を組み立てる練習として考えたのが『骸骨騎士様』だったそうです。
実際、現在のWeb版文字数は1,136,749文字。
当初「100万文字程度」として設計したという話と比べると、かなり近い規模で本編に区切りをつけていることが分かります。
ここから見えてくるのは、Web版の完結が「人気がなくなったから終了した」という種類のものではないことです。
もともと一つの長編として終着点を意識して組み立てられ、その物語をWebでは完結させた。
ところが作品そのものは読者を獲得し、書籍化され、コミカライズされ、さらに別媒体で展開できるほど成長した。
その結果、Web小説としての終点と、商業シリーズとしての終点が同じ場所ではなくなったと見ることができます。
私は、これこそ『骸骨騎士様』のWeb版と書籍版を理解するうえで大事な視点だと思います。
「Web版が完結したのだから全部終わった」
でもない。
「書籍が続いたのだからWeb版は未完成」
でもない。
Web版はWeb版として完結しており、その完成した土台から商業版がさらに先へ進んだ。
この関係です。
2026年8月現在、オーバーラップの公式シリーズページでは紙・電子のシリーズ累計が350万部を突破したことも案内されています。さらに同ページには小説第10巻まで、コミックス第15巻や「寄り道編」などのシリーズ情報も掲載されています。
2018年の作者活動報告では、当時シリーズ累計30万部を超えたことへの驚きも記されていました。
練習として始めたWeb小説が書籍化、コミカライズなどへ広がり、年月を重ねて大きなシリーズになった。
数字の大小以上に面白いのは、作品の成長に合わせて「物語を置く場所」が増えていったことではないでしょうか。

これは「なろう発作品」の面白さを考えるうえでも分かりやすい例です。
最初から巨大なメディアミックス企画として始まったのではなく、まずWeb上に一つの物語があり、それを支持する読者が増えたことで別媒体へ展開していく。
『骸骨騎士様』の場合、Web版を今でも読めるからこそ、そのスタート地点を2026年になってからでも確認できます。
完成したビルだけを見るのではなく、最初に引かれた設計図まで見に行けるようなものです。
アニメや漫画から入った人にとって、これはかなり贅沢な楽しみ方だと思います。
今から『骸骨騎士様』なろう版を読む価値は?原点から世界の広がりが分かる
ここからは、確認できる事実を踏まえた私見です。
2026年の今からWeb版を読む一番の価値は、「アークの旅がどうやって大きな物語へ変わっていったか」を最初から追えることだと考えています。
第1エピソード「序章」に続く「異世界へお出掛け」では、アークはまだ知らない世界へ一人で放り出されたばかりです。オンラインゲームで使っていたキャラクターの姿、豪華な装備、そして自分が骸骨であるという異常な状況を確認するところから始まります。
この時点では、後の大規模な戦いや国家同士の関係などは、読者の目の前に一度に並べられているわけではありません。
アークが旅をし、人と出会い、新しい土地へ移るたびに世界が一段ずつ広がっていく。
例えば第25エピソードに入る頃には、ローデン王国だけでなく、神聖レブラン帝国とレブラン大帝国など周辺諸国の政治関係も物語へ入ってきます。
さらに中盤では新たな大陸へ進み、チヨメらも含めた仲間たちとの旅が広がり、終盤には複数の王国やヒルク教国を巻き込む戦いへ発展していきます。
つまり『骸骨騎士様』は、最初から百科事典のように巨大な世界設定を読者へ渡す作品ではありません。
アークの移動距離に合わせて、読者の理解できる世界も広がっていく構造になっています。
私はここが、長編なのに比較的入りやすい理由の一つだと思っています。
50代になると、仕事では「この資料を読んでおいて」と突然40ページのPDFを渡されることがあります。
アニメまでそんな目に遭いたくありません。
その点、本作はアークと一緒に街へ行き、次の土地へ向かい、新しい人と出会うことで自然に世界を覚えていけます。
そして、もう一つ見逃せないのがアーク自身です。
彼は圧倒的な装備や能力を持ちながら、当初は自分の骸骨姿が知られることを恐れ、目立たず生きようとします。
ところが目の前で困っている人がいれば放っておけない。
結果として、自分から次の事件へ踏み込んでしまいます。
この矛盾が、私は『骸骨騎士様』の物語を長く動かしたエンジンだと考えています。
「強いから事件が起きる」のではなく、強いうえにお人好しだから、事件に関わらずにはいられない。
設定だけ見れば恐ろしい骸骨騎士なのに、行動原理は妙に人間臭い。
そこへアリアン、チヨメ、ポンタらとの関係が加わることで、「主人公最強」という看板だけでは説明できない旅になっていきます。
Web版を最初から読むと、この仲間関係が完成する前の段階から見られるのも大きなポイントです。
後のアーク一行を知っている人ほど、最初の孤独な状態へ戻ったとき、「ずいぶん遠くまで来たんだな」と感じられるでしょう。
『骸骨騎士様』Web版と書籍版はどう読むのがおすすめ?
では、これから読むならどんな順番が分かりやすいのでしょうか。
私なら、まずWeb版を原点として読み、気に入ったら書籍版との違いを楽しむという順番をすすめます。
理由は単純で、Web版はすでに完結しており、ゴールが見えているからです。
全200エピソード、1,136,749文字という数字だけ見ると「ちょっとした長期プロジェクトでは?」と身構えますが、1エピソードずつ区切られています。
週末にまとめて読むのもよし、寝る前に少しずつ進めるのもよし。
しかも「いつ更新されるか分からない」という待ち時間がありません。
最後まで読んだうえで物語にまだ浸っていたければ、書籍版の展開も調べてみる。
この順番なら、Web版と書籍版を競わせる必要がありません。
ここで大切なのは、Web版を「書籍版の無料体験版」のように扱わないことです。
Web版は第199エピソードできちんと本編を終え、第200エピソードには番外編まで存在する、一つの完成した長編作品です。
一方で書籍版は、その完成地点を越えてシリーズを拡張した別の現在地を持っています。
ですから、
「Web版を読んだら書籍版は不要」
でもなければ、
「書籍版があるからWeb版は古くて読む意味がない」
でもありません。
私はむしろ、両方が存在するから面白いと思っています。
2026年のシリーズから興味を持ち、2014年のWeb連載開始地点へ戻る。
そこから2018年の完結まで読み、さらに商業版の先へ向かう。
現在→原点→その先
という順番で作品世界を旅できるわけです。
長年アニメやVODを見ていると、最新作から入ったのに、気付けば十年以上前の原作を夢中で掘っていることがあります。
これぞ大人の趣味の怖いところ。
休日が一瞬で消えます。
ただ、『骸骨騎士様』の場合、その「掘る楽しさ」にきちんと終着点が用意されているのはありがたいところです。
まとめ
『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』のなろう・Web版は、2026年8月現在も「小説家になろう」で公開されており、全200エピソード、1,136,749文字を読むことができます。
掲載開始は2014年10月19日。
Web本編は2018年3月25日の第199エピソード「終章」で完結し、同年7月16日に第200エピソードとなる番外編「ポンタの試練」が掲載されました。
つまり、「何話まである?」への正確な答えは全200エピソード。
「本編は何話で終わる?」への答えは第199エピソード「終章」です。
そして書籍版との最大の違いは、Web本編の区切りを越えてシリーズが展開していること。
オーバーラップ公式では小説第8巻が2018年3月25日、第9巻が2019年3月25日、第10巻が2022年3月25日発売として掲載されています。
作者自身がWeb本編完結時に、書籍で後日談的な内容を書けないか相談していると明かしていたことを考えると、「Web版は完結した原点、書籍版はそこからさらに広がった物語」と整理するのが最も分かりやすいでしょう。
しかも本作は、小説を書く練習として始められた作品でした。
それがWebで完結し、書籍や漫画などへ広がり、2026年現在のオーバーラップ公式ページではシリーズ累計350万部突破と案内されています。
今から読むから遅い、ということはありません。
むしろ完結済みだからこそ、第1エピソードから最終エピソードまで自分のペースで追える。
最新の『骸骨騎士様』から興味を持った方こそ、2014年10月19日に始まったアークの旅へ戻ってみると、現在のシリーズが少し違って見えてくるはずです。
よくある質問
『骸骨騎士様』のなろう版は2026年現在も読める?
はい。2026年8月現在、「小説家になろう」で完結済み作品として公開されています。作品情報ページでは全200エピソード、1,136,749文字と確認できます。
『骸骨騎士様』Web版は全何話で完結?
サイト上では全200エピソードです。ただし本編最終は第199エピソード「終章」で、2018年3月25日に掲載されました。第200エピソードは2018年7月16日掲載の番外編「ポンタの試練」です。
Web版を全部読めば書籍版の内容もすべて読める?
いいえ。Web版は200エピソードで終了していますが、書籍版は第9巻、第10巻まで刊行されています。Web本編完結時に作者自身が書籍で後日談的な内容を検討していると説明しており、現在はWeb版と書籍版を「完全に同じ内容」と考えない方が正確です。
白鳥浩次(週末アニメナビゲーター)



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