TVアニメ『ざつ旅-That’s Journey-』は、漫画家志望の女子大生・鈴ヶ森ちかが、SNSで行き先を募って日本各地を旅する姿を描いた作品です。
本作は実在の地域を舞台としており、視聴者やファンの間で「聖地巡礼」が注目されています。
今回は、アニメで描かれた会津若松・松島・鹿児島を中心に、『ざつ旅』の聖地を巡るためのマップと見どころを徹底紹介します。
- アニメ『ざつ旅』の主要聖地スポットをエピソード別に紹介
- 会津若松・松島・鹿児島でのモデル地や再現ポイントがわかる
- 公式「ざつ地図」やARフォト企画など巡礼の楽しみ方を解説
『ざつ旅』の聖地巡礼はここから!まず訪れたいのは会津若松
『ざつ旅』第1話の舞台として登場するのが、福島県の歴史ある町・会津若松です。
この地は、鈴ヶ森ちかが「はじめの1225段」を登った場所としてファンの間で話題になっています。
アニメの放送をきっかけに、現地を実際に巡る「聖地巡礼」ブームが広がっているのです。
鶴ヶ城と飯盛山周辺のロケ地
会津若松の代表的な観光地である鶴ヶ城は、アニメ内でも背景として印象的に描かれています。
春には桜が咲き誇り、撮影スポットとしても最適な場所です。
また、白虎隊で有名な飯盛山周辺も、ちかが訪れた名所として登場しており、旅の始まりの地として訪れる価値があるでしょう。
「はじめの1225段」で登場した飯盛山の階段スポット
タイトルにもなっている「1225段」は、飯盛山の実際の階段ではありませんが、長い階段を登る苦行のような描写はファンに強い印象を与えました。
実際には、飯盛山には200段強の階段がありますが、アニメではそれを誇張して描き、鈴ヶ森ちかの内面と旅への覚悟を表現していました。
現地を訪れると、その演出の背景やロケ地の魅力が肌で感じられると思います。
日本三景・松島を歩く!第2旅の聖地を巡ろう
『ざつ旅』第2話で登場する舞台は、宮城県の絶景スポット・松島です。
主人公ちかと友人・暦が「きときとふたり旅」と題して訪れるこの地では、絶景とご当地グルメが融合した印象的な旅が描かれました。
実在の観光地を忠実に再現した背景も、本作の魅力のひとつです。
松島海岸駅からのアクセスとモデルコース
ちかたちの旅は、JR松島海岸駅からスタートします。
駅を出て徒歩すぐの場所にある遊覧船乗り場や、海沿いの商店街など、アニメに登場した場所が点在しています。
視聴者はちかたちと同じルートで散策する楽しさを味わえるでしょう。
- 松島海岸駅 → 五大堂 → 福浦橋 → 瑞巌寺 → 観瀾亭
- お昼には海鮮丼や牡蠣フライなどの松島名物を堪能
伊達政宗ゆかりの瑞巌寺と「きときとふたり旅」の関係
瑞巌寺は、伊達政宗によって再建された歴史ある寺院で、アニメ内でもしっかりと描かれています。
「きときと」とは富山弁で「新鮮な」という意味ですが、本話ではその言葉にちなんで「新しい発見」や「フレッシュな出会い」も象徴されています。
旅の中でちかと暦が感じる成長や距離感の変化は、視聴者にも共感を呼び起こす名シーンです。
第4旅「ふ、ばいざしー」の舞台・鹿児島の注目スポット
第4話「ふ、ばいざしー」では、鈴ヶ森ちかが鹿児島を訪れるエピソードが描かれています。
ちかの先輩である冬音と、妄想全開の少女漫画家・りりが加わることで、個性的な「大人女子旅」が展開されるのがこの回の魅力です。
作中では、鹿児島市の中心地や海沿いの風景がリアルに描かれ、聖地巡礼スポットとして注目されています。
天文館と桜島フェリーのシーン再現ポイント
鹿児島観光の定番ともいえる天文館エリアでは、レトロな商店街やカフェでのひとときが描かれました。
ちかたちが立ち寄ったのは、実際に存在する老舗の甘味処をモデルにしていると言われています。
また、桜島フェリーのデッキで焼酎を楽しむシーンは、多くのファンにとって再現したくなる名場面のひとつです。
ご当地グルメも満喫!黒豚と芋焼酎の魅力
鹿児島といえば、黒豚料理と芋焼酎が有名です。
ちかたちが堪能していた黒豚のとんかつや焼酎は、地元の味そのもので、アニメの画面越しにも香りが漂ってくるかのような描写でした。
実際に訪れた際は、アニメと同じメニューを楽しんでみるのも、聖地巡礼の醍醐味です。
ざつ旅の「ざつ地図」で行先を決める楽しさとは?
『ざつ旅』の世界観を象徴するコンテンツとして話題なのが、公式サイトに掲載されている「ざつ地図」です。
この地図には、ちかが訪れた全国のスポットがプロットされており、ファンが実際に同じルートを辿れるガイドとして活用されています。
「地図に出ている場所へ行くだけでもう楽しい」という声も多く、旅のインスピレーションを与えてくれる仕掛けになっています。
ざつ地図の使い方と聖地巡礼への活用法
ざつ地図は、作品中に登場した地域ごとの情報を簡単に確認できるインタラクティブマップです。
放送に合わせて情報が更新されているため、どのエピソードでどこが舞台となったのかが一目でわかります。
スマホ片手にざつ地図を見ながら現地を巡ることで、まるでちかと一緒に旅しているような感覚を味わえます。
各地のARフォトキャンペーン情報もチェック
アニメ放送を記念して、ARフォトスポットキャンペーンも複数地域で展開されています。
対象スポットでは、スマートフォンをかざすと登場キャラクターと一緒に記念撮影ができる仕組みになっており、ファンに大好評です。
各地の商工会や観光協会とコラボしたイベントも開催されており、地域活性化にもつながっている点も見逃せません。
ざつ旅の魅力と旅の醍醐味を再発見するまとめ
『ざつ旅』は、「ざつ」であることの価値を教えてくれる作品です。
綿密な計画がなくても、思い付きで出かけても、旅には思いがけない出会いや発見があることを、ちかの行動が示してくれました。
だからこそ、このアニメが人々の背中をそっと押してくれるのです。
自由気ままな旅がもたらす出会いと発見
『ざつ旅』では、行き先をSNSアンケートに委ねるという大胆なスタイルで、ちかが全国を巡ります。
その中で出会う人々や食べ物、風景は、計画された旅では味わえないリアルな感動を届けてくれます。
「偶然の中の必然」こそが、旅の醍醐味なのだと気づかせてくれるのです。
自分だけの“ざつ旅”を始めるヒントとは?
ちかのように、完璧でなくても一歩を踏み出す勇気を持つことで、新たな世界が広がります。
ざつ旅のように、スマホ片手に地図を見ながら、気になる土地へふらっと行ってみるだけで、自分だけの物語が始まるのです。
アニメをきっかけに、あなたの“ざつ旅”も、今からスタートしてみませんか?
- 『ざつ旅』は実在の場所をモデルにした旅アニメ
- 会津若松・松島・鹿児島が主要舞台として登場
- 聖地巡礼では作中スポットの再現が可能
- 「ざつ地図」で巡礼ルートの確認ができる
- ARフォトや地域コラボなど現地企画も豊富
- 主人公ちかの旅は偶然性と出会いが魅力
- 旅の準備不要で“ざつ”に出かける楽しさを提案
- 作品をきっかけに自分の旅を始めたくなる内容

実際に聖地を巡ると、ちかたちの旅がもっと身近に感じられて、ざつ旅が何倍も好きになりました!
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