『ダンダダン』第2期ネタバレ｜ジジ覚醒＆星子の氷バトルが衝撃すぎた

『ダンダダン』第2期では、ジジ（円城寺仁）が“呪いの家”によって邪視にとらわれ覚醒し、「殺意を持ったジジ」の姿がついにアニメでも描かれます。

さらに、星子（綾瀬星子）は“氷鱗弾”や結界術などで台風級の怪異と対峙するなど、活躍の幅が大きく広がりそうです。

本記事では第2期のキービジュアルやPVから読み取れる衝撃展開を徹底ネタバレ解説。ジジと星子、そしてモモ・オカルンとの関係性も深掘りしてご紹介します。

第2期の軸は“呪いの家”～ジジが邪視で覚醒する展開

『ダンダダン』第2期では、物語の中核に“呪いの家”が据えられ、ジジの覚醒と恐怖の連鎖が始まります。

ジジが人類を敵視するまでの変貌と、それに立ち向かうモモ・オカルンとの対比が物語のキーポイントです。

三角関係の揺れ動きや、友情と闘争心の間で揺れる心理描写にも注目が集まります。

呪われた家の正体

第1期最終話で、モモとオカルン、そしてジジが訪れた彼の実家には、ただならぬ気配が漂っていました。

部屋の奥にあった封印された扉と、無数の呪札、そして異様なまでに寒気を感じる空間──。

それはかつてジジの祖母が怪異に取りつかれ、強力な霊的結界によって封じた“邪視”を閉じ込めていた部屋でした。

“Evil Eye”に囚われるジジ

第2期のティザーPVでは、ジジの口から放たれた「人類を殺す」という衝撃的なセリフがファンの間で話題となりました。

それは家に潜んでいた“邪視（Evil Eye）”がジジに取り憑き、彼の精神を操り始めた結果です。

ジジの身体は怪異の媒体として暴走を始め、理性と狂気の間で揺れる戦いが描かれることになります。

ジジ覚醒の意義と三角関係における変化

原作でも特に評判が高かったこの覚醒編では、ジジのキャラクターが単なるギャグ要員から、宿命を背負う男へと変貌していきます。

モモに対する想い、オカルンへの複雑な友情、そして自らの存在価値に葛藤する姿が強烈に描写されます。

この展開を通じて、三人の関係性は根本から変化し、視聴者の心を揺さぶる感情ドラマへと突入していくのです。

星子の“氷鱗弾”で超常気象に挑む本格バトルへ

第2期では、星子の新たな能力が本格的に発動し、気象災害級の怪異と本格的に交戦する展開が描かれます。

これまでサポート役の印象が強かった星子が、戦闘の最前線で活躍する姿に、多くのファンから驚きと期待の声が寄せられています。

その中でも“氷鱗弾”という技は、災害級の力を持つ敵に唯一対抗できる手段として、物語の鍵を握る存在となります。

台風の弱点を突く“氷鱗弾”戦術

原作「Cursed House」編から続く流れで、登場人物たちは上空の飛行機内で台風型怪異に遭遇するという前代未聞の展開を迎えます。

その中で星子は、台風の発生・拡大のメカニズムを冷静に分析し、「熱源を断てば台風は弱る」という物理的な観点から反撃を提案。

そこで彼女が放ったのが、特殊な氷の力を放つ“氷鱗弾”でした。これは水蒸気を一瞬で氷結させ、台風の熱源を封じる特別な術です。

飛行機内での総力戦とカオス空間

飛行機という限られた密室空間で、怪異たちが一斉に暴れ出すシーンは、第2期屈指のカオス展開となります。

巨大ミミズ型怪異が天井を突き破り、空中には飛ぶサメ、そして中央には人型に変異した台風が出現するなど、視覚的にも圧巻のバトルが繰り広げられます。

モモの念動力、オカルンのスピード、ジジの再覚醒に加え、星子の冷静な判断と攻撃が組み合わさることで、チームとしての総合力が試される展開となっています。

特に星子が指揮を執る場面では、戦術家としての一面が強調され、これまでとは一線を画すキャラ表現が魅力です。

第2期のビジュアル＆キャスト更新で高まる期待

『ダンダダン』第2期は、第1期以上にスケールアップした演出・作画・音楽・声優の総合力によって、シリーズ最大級の見応えが予感されます。

PV・ビジュアル・放送枠・主題歌のすべてにおいて、スタッフの本気度が感じられる仕上がりとなっています。

ここでは視覚・聴覚の面から第2期の魅力を深掘りしていきます。

放送は2025年7月3日スタート

制作は引き続き、クオリティに定評のあるScience SARUが担当。

第2期は2025年7月3日（木）より、MBS/TBS系「スーパーアニメイズムTURBO」枠で全国同時放送が予定されています。

深夜アニメながら“プレミア枠”での放送となることで、視聴ハードルが下がり、より多くのファン層へアプローチできる展開が期待されます。

コミカルからホラーまで見せるPVカット

公開された第2弾PVでは、まさに『ダンダダン』らしい、ギャグ・ホラー・バトルが融合した世界観が凝縮されていました。

「ブリーフ男」に殴られるモモや、邪視に取り憑かれるジジの憐れみの表情、そして再登場のダンペン番長とターボババアとの掛け合いまで、多様なトーンが絶妙に交差しています。

このメリハリある演出は、視聴者に驚きと感動の両面をもたらすポイントとなりそうです。

注目の声優＆OPテーマも続投

キャスト陣も引き続き安定感のある布陣で固められています。

• ジジ役：石川界人
• 星子役：M・A・O（奈々水城名義）
• モモ役：若山詩音、オカルン役：田中将賀

さらにOPテーマは、アイナ・ジ・エンドによる『革命道中』に決定し、独特な歌声と世界観が作品に強いインパクトを与えることは間違いありません。

映像・音楽・演出のすべてにおいて、第1期を超えるクオリティが期待される第2期の開幕は、まさにアニメファンにとっての“夏の本命”と言えるでしょう。

ジジと星子――三人の関係性にも注目を

『ダンダダン』第2期ではバトルだけでなく、キャラクター同士の関係性の深化も大きな見どころの一つです。

とくにジジと星子、そしてモモとオカルンの四人をめぐる感情の揺れは、観る者の心を大きく揺さぶります。

戦いの中で変化していく立ち位置と心の距離感にこそ、第2期の“人間ドラマ”が濃縮されているのです。

ジジは三角関係の“憎めないライバル”から“強さと狂気”の化身へ

第1期では「オタクに優しいギャル男」という愛されキャラとして登場したジジ。

しかし第2期では、邪視に取り憑かれたことで一変。モモに対する想いと、自分を見失っていく恐怖との間で葛藤する姿がリアルに描かれます。

「人類を殺す」と叫びながらも、心の奥では叫び続けるジジ自身の叫びが重層的に表現され、彼の人間性がより深く掘り下げられていきます。

星子は実力者ポジションへ進化

これまで“戦える大人”として登場していた星子ですが、第2期では戦術的な知見と実践力が合わさり、リーダーポジションとしての存在感を強く発揮します。

結界術・氷鱗弾・式神使いなど、多彩な能力を駆使し、モモたちを守り抜く姿は頼れる姉御そのもの。

また、ジジとの因縁や戦いの中で見せる一瞬の迷いが、彼女の人間らしさと魅力を際立たせます。

三者の絆は覚醒と戦いを通してどう変わるのか？

ジジの暴走、星子の成長、モモとオカルンの揺れ動く関係性。

それぞれが自分に課せられた役割を全うしながらも、相手を想う気持ちが交錯していく様子が、まるで群像劇のように丁寧に描かれます。

敵とのバトルだけでなく、“仲間とどう向き合うか”というテーマが鮮明に浮かび上がることで、作品全体の深みが一層増しています。

まとめ：「ジジ覚醒」「星子活躍」「三角関係の進化」が第2期のキーワード

『ダンダダン』第2期では、ジジの覚醒と暴走というショッキングな展開が物語の中心に据えられます。

邪視に支配され、“人類を殺す”とまで口にするジジが、自我を取り戻し、仲間として再び立ち上がるまでのプロセスは、視聴者の感情を大きく揺さぶることでしょう。

さらに、星子の“氷鱗弾”を使った台風との死闘は、第1期では見られなかった本格的な大規模戦として、作品のスケール感を飛躍的に高めています。

空中バトル、怪異召喚、複数の敵への同時対応など、視覚的にも大きな見どころです。

そして何より重要なのは、ジジ・星子・モモ・オカルンの関係性の深化です。

友情・恋・迷い・覚悟という複雑な感情が交差する中、彼らがそれぞれの立場で“仲間”という意識を強めていく過程は、まさに今期最大のドラマパートといえるでしょう。

バトル・ホラー・ギャグ・青春――すべてのジャンルが融合した『ダンダダン』の進化形が詰まった第2期。

その中心にある「ジジ覚醒」「星子活躍」「三角関係の進化」という3つのキーワードを胸に、放送開始を心待ちにしたいところです。