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定年後にロードスターを買う選択|老後の趣味車として楽しめるか検証

定年後の休日に赤いロードスター風オープンスポーツカーで景色の良い道へ出かける大人のカーライフ 車選び
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定年後にロードスターを選ぶのは、実用性より「運転する楽しさ」を優先できる人なら、老後を豊かにする現実的な選択肢です。

「定年したら、一度くらいロードスターに乗ってみたい。でも2人乗りだし、老後のクルマとして本当に大丈夫だろうか」。そんな迷いを感じている方は少なくないでしょうね。

実際に還暦を過ぎてマツダ・ロードスターを購入し、日常の通勤から長距離ドライブまで楽しんでいるオーナーがいます。

2025年8月9日にGAZOOで紹介された「こういち」さんの事例を見ると、定年後のロードスターは単なるぜいたく品ではなく、日常そのものを楽しみに変えてくれる趣味車になり得ることが分かります。

ただし、誰にでも向いているわけではありません。

荷物、乗り降り、2人乗りという制約、家族との使い分けなど、購入前に確認しておきたいポイントもあります。この記事では、こういちさんの実例をもとに「定年後にロードスターを買う選択」を現実的な視点から検証していきます。

定年後にロードスターを買った「こういち」さんに何があった?

結論からいうと、こういちさんは還暦を過ぎてからロードスターを購入し、8カ月あまりで走行距離1万8000kmを超えるほどカーライフを楽しんでいます。

これは「定年後にスポーツカーを買っても、結局あまり乗らなくなるのでは」という不安を考えるうえで、とても興味深い実例ですよね。

こういちさんは子どもの頃からクルマだけでなく、飛行機や船など乗り物全般が好きだったそうです。

若い頃には青年海外協力隊の一員として東アフリカのケニアへ渡り、中学校で理科教師を2年半経験。その後は大阪の貿易会社に勤務し、約30年前に故郷の広島へ戻りました。

地元では高校の理科教師として29年間勤務し、定年後も再任用で教師を続けながら、週末には実家の宮司としても働いています。

つまり、完全に仕事を辞めて毎日が休日になったわけではありません。

それでも還暦を越えたタイミングで、自身初となる本格的なスポーツカー、マツダ・ロードスターを選びました。

これまでの愛車遍歴もなかなか豊富です。

初代カローラFXから始まり、R31型スカイライン、セルボ、クレスタ、レガシィB4、カローラフィールダーなど、10台を超えるクルマを乗り継いできました。

ロードスターの直前に所有していたのはノートe-POWERです。

しかも、そのノートe-POWERでは、運転の正確さなどを競うJAF公認競技「オートテスト」に8回も出場していたといいます。

年齢を重ねてから突然クルマ好きになったのではなく、もともと運転そのものを楽しんできた方だったわけですね。

ただ、過去に所有したスポーティーな車種は、若い頃に乗った4A-Gエンジン搭載のカローラFX-GT程度。

ロードスターのような2シーター・オープンスポーツを所有するのは初めてでした。

ここが大切です。

「若い頃からずっとスポーツカーに乗っていた人しかロードスターを楽しめない」というわけではありません。

むしろ、子育てや仕事などを優先してきた人が、生活の自由度が上がったタイミングで初めて趣味性の高いクルマを選ぶ。定年後のロードスターには、そんな買い方も似合うのだと思います。


なぜ定年後のクルマにロードスターを選んだのか?

こういちさんがロードスターを最初から本命にしていたわけではありません。

ノートe-POWERを5年以上所有したころから次のクルマを考え始め、付き合いのある販売店へ複数車種の見積もりを依頼しました。

候補にはノート・オーラの4WDやカローラなど、より実用性を重視したモデルも入っていました。

ロードスターはオートテストの会場でよく見かけ、「形が格好いい」「運転が楽しそう」と感じていたため、参考程度に見積もりを取った存在だったそうです。

ところが、見積書を比較したことで気持ちが動きます。

こういちさんはロードスターについて、見た目の印象からかなり高価なクルマだと思っていました。

しかし実際に比較してみると、候補にしていたコンパクトカーとの購入金額の差が、想像していたほど大きくありませんでした。

もちろん内容は同じではありません。

オーラやカローラでは上級グレードを候補にしており、運転支援機能などの装備も充実していました。

一方、ロードスターで見積もったのは当時の「S Special Package」。装備より走る楽しさを重視した、性格のまったく異なるクルマです。

そこでこういちさんは、同じ金額を支払うなら実用装備の多さだけで選ばなくてもいいのでは、と考えるようになります。

還暦も過ぎ、「一度こういうクルマに乗ってみてもいい」と気持ちが傾いたのです。

私は、この判断こそ定年後の車選びで重要だと感じます。

現役時代はどうしても、

  • 家族全員が乗れるか
  • 荷物がたくさん積めるか
  • 通勤に便利か
  • 燃費や維持費はどうか
  • 子どもの送迎に使えるか

といった「必要条件」が車選びの中心になりがちです。

ところが、子どもが独立するなど生活が変化すると、クルマに求める役割そのものが変わってきます。

5人乗れることが必要だった人が、普段ほとんど一人で運転するようになることもありますよね。

そうなれば、今まで「不便だから」と候補から外していた2人乗りスポーツカーが、突然現実的な選択肢に入ってくるのです。

定年後のクルマ選びでは、「何ができるクルマか」だけでなく「そのクルマで何をしたくなるか」を考える価値があります。

ロードスターは、その違いが特に分かりやすい一台でしょう。


ロードスターは老後の趣味車として本当に楽しめる?

こういちさんの使い方を見る限り、老後の趣味車としてロードスターを楽しめる可能性は十分にあります。

購入したのはソウルレッドのロードスターで、納車は取材前年の9月。取材が行われた2025年5月時点で、所有期間はまだ約8カ月でした。

それにもかかわらず、走行距離はすでに1万8000kmを突破しています。

もちろん、すべてが休日ドライブではありません。

学校への通勤で毎日往復約60km走っているため、走行距離が伸びやすい環境ではあります。

それでも、「趣味車だから休日だけガレージから出す」という付き合い方ではなく、毎日の生活そのものにロードスターを組み込んでいるところが印象的です。

そしてロードスター購入後は、クルマ以外にも変化が表れました。

オープン走行用に赤いキャップを購入し、これまで黒やグレーが多かった服装も、明るい色を選ぶようになったそうです。

シートベルト用のレザーパッドなど、それ以前には興味を持たなかったカー用品にも目が向くようになりました。

オープンカー用にゴーグルまで購入したものの、こちらは実際の走行では使いにくく、助手席のヘッドレストの飾りになったそうです。

ちょっと微笑ましいですよね。

けれど、私はここに趣味車の本質があるように思います。

趣味というのは、「目的地へ効率良く到着できたから満足」というものではありません。

帽子を選び、服を選び、天気を見て屋根を開け、「今日は少し遠回りしようかな」と思う。

クルマの周辺にある時間まで楽しくなることが、趣味車を持つ大きな価値なのです。

こういちさん自身も、クルマを写真に撮るより運転しているほうが楽しいと話しています。

そして休日には山口県の角島、九州の別府や阿蘇まで足を伸ばしています。

ロードスター同士ですれ違ったときに手を振り合うこともあり、それまでのクルマでは味わったことのない交流も生まれたそうです。

目的地を見る旅行から、「そこまで走る時間そのものを楽しむ旅」へ。

ロードスターは、そんな変化を生みやすいクルマなのかもしれません。


定年後のロードスターで注意したい実用性と乗り降り

一方で、定年後だからこそ冷静に確認しておきたい点もあります。

まず大きいのが2人乗りであることと、荷物を大量には積めないことです。

こういちさん自身も、購入前からこの点は理解していました。

それでも「生活上問題ない」と判断したからこそ購入へ進めたわけです。

実際、奥さまは自分用のN-BOXを所有しており、ロードスターにはあまり乗りたがらないそうです。

これは逆に考えると大切な条件を示しています。

家庭にもう一台実用車がある場合、ロードスターの弱点はかなり補いやすくなります。

夫婦それぞれクルマを所有する地域であれば、「ロードスターですべてをこなさなければならない」という発想から離れられますよね。

一方、老後に夫婦でクルマを1台だけ所有する予定なら話は変わります。

買い物、通院、家族の送迎、大きな荷物の運搬などまで一台で担う場合、2シーターのロードスターは生活に合わない可能性があります。

そして、定年後のロードスターではもう一つ必ず確認してほしいことがあります。

それが乗り降りのしやすさです。

ロードスターはスポーツカーらしく着座位置が低いため、一般的なコンパクトカーや軽自動車と同じ感覚では乗り降りできません。

購入時には問題なくても、5年後、10年後まで同じように乗れるとは限りませんよね。

特に確認したいのは、乗り込む動作だけではありません。

運転席から立ち上がるときに、

「ドアや車体に強く手をつかないと立てない」

「膝や腰に大きな負担を感じる」

という状態であれば、長期所有を前提とした場合は慎重に考えたいところです。

ですから、定年後にロードスターを検討するなら、短時間の展示車確認だけで決めないほうがいいでしょう。

可能であれば試乗し、運転席への乗り降りを何度か繰り返してください。

シート位置を自分に合わせ、アクセルとブレーキの操作が無理なくできるか、周囲が見やすいか、駐車時に不安がないかまで確かめたいですね。

これは年齢だけの問題ではありません。

60代でもまったく苦にならない人はいますし、もっと若くても腰や膝との相性が合わない人はいます。

「何歳だからロードスターは無理」と決めるより、自分の身体とクルマとの相性を実車で確かめることのほうがずっと大切です。


定年後のロードスターはMTとATどちらがいい?

ロードスターを老後の趣味車として考えるとき、MTかATかで迷う方もいるでしょうね。

こういちさんも、まさにこの問題で悩みました。

当初はMT車で見積もりを取っており、周囲からも圧倒的にMTを勧められたそうです。

ロードスターと聞けば、「どうせ乗るならマニュアル」と考える方がいるのも自然でしょう。

しかし最終的に、こういちさんが契約したのはAT車でした。

理由はとても現実的です。

ロードスターを休日専用ではなく、通勤や買い物を含めた日常生活すべてに使う予定だったため、最低限の扱いやすさも必要だと考えたからです。

ちょうど別の販売店でMTとATを乗り比べる機会があり、ATでも十分軽快に走れると感じたことが決め手になりました。

私は、この選び方は定年後のロードスター購入を考える方にとって非常に参考になると思います。

「スポーツカーならMTでなければ意味がない」と周囲から言われると、つい気持ちが揺れますよね。

ですが、クルマは誰かに評価してもらうために買うものではありません。

渋滞が多い、通勤にも使う、左足や腰への負担を減らしたい、といった事情があるならATを選ぶことは何もおかしくありません。

逆に、MT操作そのものが長年の憧れで、休日ドライブを中心に楽しみたいのであればMTを検討する価値があります。

こういちさん自身、購入後になってMTロードスターにも興味が湧き、将来的には旧いNA型ロードスターのMT車を隣に並べたいと想像するほどになりました。

面白いですよね。

最初の一台をATにしたから楽しさが足りなかったのではありません。

むしろATのロードスターを存分に楽しんだからこそ、さらにロードスターの世界へ興味が広がったと見ることもできます。

MTかATかより、「自分が無理なく乗り続けられるか」を優先したほうが、定年後の趣味車では後悔しにくいと私は考えます。


老後のロードスターで得られるものは「速さ」ではない

ロードスターというと、スポーツカーだから速く走るクルマと思われるかもしれません。

ですが、こういちさんのエピソードから感じる魅力は、速さとは少し違います。

ソウルレッドのボディは想像以上に周囲の目を引くようで、十分な車間距離を取って走っているにもかかわらず、前のクルマから道を譲られることが何度かあったそうです。

そのため本人は、より意識して思いやりのある運転を心がけるようになりました。

ここは、定年後にスポーツカーへ乗るうえでとても良い姿勢だと思います。

スポーツカーを所有したからといって、性能を公道で試す必要はありません。

ロードスターの楽しさは、速度計の数字より、

風を感じること。

小さな車体を思い通りに動かすこと。

屋根を開けて季節の空気を感じること。

少し遠くまで走ってみたくなること。

そうした感覚にあります。

若い頃のスポーツカーが「速さへの憧れ」だった人でも、60代になれば楽しみ方が変わっていいのです。

むしろ老後のロードスターは、競争する道具というより日常を少し非日常に変える装置と考えたほうがしっくりきます。

普通ならスーパーへ行って帰ってくるだけだった休日に、「せっかくだから海沿いを回って帰ろう」と思える。

片道30分の移動が、30分の趣味になる。

この違いは大きいですよね。

定年後は、現役時代ほど時間に追われなくなる方も増えます。

すると、若い頃には「遠回り」と感じた道が、老後には「楽しむ時間」に変わります。

ロードスターは、そんな暮らし方と相性の良いクルマだと私は感じます。


定年後にロードスターを買うべき人・慎重に考えたい人

では、どんな人なら定年後のロードスターと相性が良いのでしょうか。

こういちさんの事例を踏まえると、判断基準は「スポーツカー好きかどうか」だけではありません。

向いているのは、クルマの移動時間そのものを趣味にしたい人です。

休日に特別な目的地がなくても走りたくなる。

山や海へ出かけるのが好き。

屋根を開けて季節を感じてみたい。

子育てを終え、大人数を乗せる必要が減った。

そうした生活なら、ロードスターの2人乗りという弱点は、それほど大きな問題にならないかもしれません。

反対に、購入を慎重に考えたいのは「一台ですべてを済ませなければならない家庭」です。

配偶者との買い物、親の通院、孫の送迎、大きな荷物の運搬などが頻繁にある場合は、ロードスターでは対応しづらい場面が増えます。

また、今乗れるかどうかだけでなく、5年後、10年後を想像することも大切です。

定年直後に60歳前後で購入し、10年所有すれば70歳前後になります。

そのときにも低いシートへの乗り降りが負担にならないか。

運転姿勢に違和感がないか。

購入前の試乗では、その視点まで持って確認しておきたいですね。

さらに私は、老後の趣味車では「購入できるか」だけでなく「気兼ねなく維持できるか」も大切だと考えます。

定年後は給与や働き方が変わる可能性があります。

クルマの購入資金だけを見てしまうと、「買えたけれど、旅行や趣味に使えるお金が減ってしまった」ということにもなりかねません。

ロードスターを買う目的は、クルマを所有して預金残高を眺めることではなく、そのクルマで人生を楽しむことですよね。

ですから、購入費だけでなく、保険、税金、燃料、車検、タイヤ、駐車場などを含めた維持費まで考えたうえで、余裕を残すことをおすすめします。


私見|定年後のロードスターは「残り時間をどう使うか」という選択

ここからは、モーターライフ・アドバイザーとしての私見です。

私は、定年後のロードスター選びで最も大切なのは、「スポーツカーを買っても大丈夫か」と考えることではなく、これからの時間を何に使いたいかを考えることだと思っています。

現役時代の車選びは、どうしても生活の要求に引っ張られます。

家族を乗せる。

仕事へ行く。

荷物を積む。

燃費を抑える。

もちろん、どれも大切です。

しかし、定年を迎えて生活の形が変われば、クルマに求める答えも変わって当然なんですよね。

こういちさんは、ノート・オーラやカローラといった実用車を検討しながら、最終的に2人乗りのロードスターを選びました。

そして購入後わずか8カ月あまりで1万8000km以上を走り、角島、別府、阿蘇へと足を伸ばしています。

服装が変わり、帽子を買い、ロードスター同士で手を振る新しい交流も生まれました。

これはスペック表には書かれていない価値です。

クルマの記事では、どうしても荷室容量や装備、燃費、価格の比較ばかりになってしまいます。

もちろん、それらも重要です。

でも趣味車の場合、「そのクルマを買うと休日の行動が変わるか」という視点も同じくらい重要ではないでしょうか。

ロードスターを所有したことで、今まで行かなかった場所へ行く。

晴れた朝に早起きする。

知らない道を走ってみる。

クルマ仲間と挨拶する。

そんな小さな変化が積み重なるなら、その車は単なる移動手段以上の存在になります。

こういちさんが「もっと早く買っておけば良かった」と感じるほどロードスターを楽しんでいることも、その象徴でしょう。

ただ私は、「だから定年したらロードスターを買いましょう」と単純に勧めたいわけではありません。

重要なのは、憧れと現実を両方見ることです。

奥さまがロードスターとは別にN-BOXを所有していること。

本人が日常の実用性を考えてATを選んだこと。

通勤にも使えると判断していること。

荷物や2人乗りという制約を理解したうえで購入していること。

こうした現実的な判断があったからこそ、ロードスターが無理のない趣味として成立しています。

ここを飛ばして「定年祝いだから」と勢いだけで購入すると、乗らなくなる可能性もあります。

だからこそ私は、購入前に一度、ロードスターで普段の生活を送る場面を具体的に想像してほしいと思います。

スーパーへ行く。

病院へ行く。

雨の日に乗る。

高速道路を走る。

荷物を積む。

夫婦で出かける。

自宅の駐車場へ入れる。

そして何度か乗り降りする。

それらを想像しても「多少不便でも、このクルマで走りたい」と感じるなら、ロードスターは老後の趣味車としてかなり魅力的な候補になるでしょう。

逆に、その不便さばかりが気になるなら、無理に選ぶ必要はありません。

趣味車は我慢して所有するものではないからです。

不便なのに楽しいと思えるか。不便だから嫌だと思うか。

ロードスターとの相性は、意外とこのシンプルな問いで見えてくるのではないでしょうか。


まとめ|定年後のロードスターは「今だから楽しめる」一台になり得る

定年後にロードスターを買う選択は、決して無謀とはいえません。

GAZOOで紹介されたこういちさんは、還暦を過ぎて初めてロードスターを購入し、2025年5月の取材時点で所有約8カ月ながら走行距離1万8000kmを超えていました。

通勤だけでなく、角島や別府、阿蘇へのドライブを楽しみ、服装や休日の過ごし方にも変化が生まれています。

一方で、2人乗り、荷物の制約、低い着座位置など、老後のクルマとして確認しておきたい部分もあります。

家族用の実用車が別にあるのか、一台ですべてをこなすのかによっても評価は変わるでしょう。

また、MTにこだわらずATを選ぶなど、自分の使い方や身体に合わせる視点も重要です。

定年後は「もうスポーツカーに乗る年齢ではない」と考える必要はありません。

むしろ家族構成や仕事の役割が変わり、自分のためにクルマを選べるようになった今だからこそ、ロードスターが生活に合う人もいるはずです。

ただし、年齢だけで購入を諦める必要がないのと同じように、年齢だけを理由に「今しかない」と焦る必要もありません。

実車に座り、乗り降りをし、試乗してみる。

そして帰宅したあとも「あのクルマでもう一度走りたい」と思えるかどうか。

その気持ちが残るなら、ロードスターは老後を運ぶためだけのクルマではなく、これからの時間を楽しみに変えてくれる相棒になってくれるかもしれませんね。


よくある質問

定年後にロードスターを買っても遅くありませんか?

年齢だけで遅いとはいえません。今回紹介したこういちさんも還暦を過ぎてから自身初のロードスターを購入し、約8カ月で1万8000km以上走るほど楽しんでいます。

重要なのは年齢そのものより、乗り降りや運転姿勢に無理がなく、日常生活との相性が良いかを実車で確かめることです。

老後のロードスターはATでも楽しめますか?

楽しみ方は人それぞれですが、ATを選ぶことも十分現実的です。

こういちさんもMTとATを実際に乗り比べ、ATでも軽快な走りを楽しめると判断して購入しています。通勤や買い物にも使うなら、操作負担とのバランスを考えて選ぶとよいでしょう。

ロードスターを老後の一台だけの車にしても大丈夫ですか?

生活スタイルによります。

普段ほぼ一人か夫婦二人で乗り、大きな荷物や家族の送迎が少なければ成立する可能性があります。一方、通院の送迎や孫を乗せる機会が多い場合などは、2人乗りという制約が大きくなるため、普段の用途を書き出してから判断してみましょうね。

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