2代目ヴェゼルの純正用品は、床や座席の汚れ、充電、ゲート操作の困りごとを基準に選ぶと絞れます。
本記事は、2026年10月3日に参照したHonda Accessの用品案内を主軸に、価格・品番・装着条件を整理した選び方の解説です。初代RU系の2019年の紹介情報は後半の補足に分け、購入者の満足度ランキングや筆者の使用レビューとは区別してお伝えします。
2代目ヴェゼルの純正用品は、どの用途から選べばいい?
床を守るならマット、濡れた衣服で座るなら防水シートカバー、充電が不足するなら充電用品が候補です。テールゲートの持ち手へ届きにくい場合は、ストラップの用途も明確になります。
今回の中心は、2代目RV系のヴェゼル向けに公開されている純正用品案内です。ただし、現在掲載されている品番を、2021年以降のすべてのRV系へ一律に適用できるという意味ではありません。
用品選びでは、「その商品が便利か」と「自分の車に追加する必要があるか」を分けると判断しやすくなります。標準装備や納車時に付けた用品で足りていれば、買い足さない選択にも十分な理由があります。
現在の公式案内にある候補と価格は?
以下は、2026年10月3日に参照した公式ページの掲載内容です。価格は消費税10%込みのメーカー希望小売価格で、取付費を含みません。
困りごと・目的 純正用品 掲載価格 品番・必要部品 固有の確認条件
日常の床汚れと内装の質感 フロアカーペットマット・スタンダード 35,200円/前後セット 08P14-3M0-010D 運転席は専用ホルダーで固定
足元の質感とカバー範囲 フロアカーペットマット・プレミアム 49,500円/前後セット 08P15-3M0-010D エクステンションマット付き
濡れた靴の水や泥 オールシーズンマット フロント・リア各13,200円 前:08P18-3M0-011/後:08P19-3M0-001 縁高の樹脂製。運転席は指定固定
濡れた衣服から前席を保護 防水シートカバー 9,900円/1枚 08P33-PH4-003 運転席・助手席用、左右共用
対応機器へのPD充電 USB PDチャージャー 必要部品合計12,100円 本体:08U57-PS0-000/アタッチメント:08U57-3M0-A00A コンソールボックス内、最大45W・1口
後席に充電口を追加 USBチャージャー 11,000円 08U57-3M0-000B コンソール後席側、Type-C・2口
ゲートを引き下ろす際の届きにくさ テールゲートストラップ 2,200円 08L46-3M0-011 ゲートの仕様と装着可否を確認
表は、現在公開されている用品の比較です。各商品の適用タイプは公式ページ上で画像によって案内されており、今回の取得内容では年式・グレード別の適合を確定できなかったため、全タイプ対応とは記していません。
注文前には車台番号と品番を販売店へ伝え、対応する車両範囲、追加部品、工賃を含む総額を確認してください。価格・仕様・販売状況は変わるため、最新情報もこの段階でそろえましょう。
筆者が確認した範囲は?
筆者が照合したのは、公式商品ページに記載された価格、品番、取付位置、注意事項と、Hondaの現行装備案内です。実車での装着、充電速度の測定、長期使用の検証は行っていません。
そのため、商品の仕様は公式案内に基づく事実として、優先順位や使い勝手の見通しは筆者の判断として説明します。「買ってよかった」という使用者の声を、資料にないまま付け加えることもしません。
私なら、最初に最近の不便を一つだけ思い出します。「雨の日に床が濡れる」「後席の家族が充電に困る」と具体化できると、候補の多さに振り回されにくくなりますよ。
ヴェゼルの汚れ対策は、マットと防水シートカバーでどう違う?
靴から入る汚れはマット、衣服から移る濡れや汚れは防水シートカバーで対処します。保護する場所が異なるため、両者を単純な価格の高い・安いで比べる必要はありません。
ヴェゼルで屋外レジャーを楽しむ場合も、足元だけが汚れるのか、座席まで濡れるのかで買うものは変わります。汚れの入口を見つけることが、予算を必要な場所へ使う近道です。
フロアカーペットマットは、価格差の中身を見る
2代目向けの現行掲載品では、スタンダードが35,200円、プレミアムが49,500円です。どちらもブラックの前後セットで、消臭・抗菌加工とヒールパッドが案内されています。
プレミアムにはエクステンションマットが付き、掲載価格の差は14,300円です。選ぶ際は価格だけでなく、素材の感触や覆う範囲を装着見本で確かめると納得しやすいでしょう。
筆者としては、足元の質感を楽しみたい方にはプレミアムを検討する理由があると考えます。一方、床の保護が主目的なら、スタンダードから見て不足があるかを確かめる順番でもよいですね。
消臭・抗菌加工の表記から、車内の臭いや汚れをすべて防げるとは判断できません。普段の清掃を前提に、素材やカバー範囲へどれだけ価値を感じるかで選びましょう。
水や泥が気になるなら、オールシーズンマットも候補
同じ公式案内には、縁高タイプ・樹脂製・ブラックのオールシーズンマットがあります。フロント用とリア用は別売りで、各13,200円、両方の掲載価格を合計すると26,400円です。
濡れた靴の水や汚れから床を守る用品なので、雨の日の乗車や屋外作業後の足元対策として検討できます。カーペットの質感を選ぶ買い物と、水や泥への対応を選ぶ買い物では、優先する条件が違います。
公式にはフロアカーペットマットとの同時装着が可能とされています。ただし、これは指定された用品の組み合わせの話であり、手持ちのマットを自由に重ねてよいという意味ではありません。
運転席用は専用ホルダーへの固定が指定されています。装着後は固定状態とペダル周辺を確かめ、取り外して掃除した後も、説明書どおりに戻してください。
ここで私が注目するのは、見た目の好みと汚れ対策を一つの商品だけに背負わせなくてよい点です。すでにカーペットマットがあるなら、交換する前に、適合するオールシーズンマットを追加する方法も比較できます。
防水シートカバーは、9,900円で前席1席分
現行掲載の防水シートカバーは、品番08P33-PH4-003、ブラックの左右共用で1枚9,900円です。取付位置は運転席または助手席で、後席用や全席セットではありません。
たとえば濡れた衣服で運転する人だけを保護したい場合、まず1枚を検討できます。前席左右を保護するなら2枚となり、商品代の合計は19,800円です。
公式の装着条件では、別のシートカバーとの同時装着はできません。また、助手席では「Honda Junior i-Size」と「ペットシートプラスわん2」との同時装着ができないと案内されています。
すでに座席保護用品やペット用品を使っている方にとって、この条件は色や価格より先に確認したい部分です。重ねれば保護が増えるとは限らず、指定の組み合わせを守ることが前提になります。
筆者の判断では、防水用品は使用後の扱いまで考えて選ぶと失敗を減らせます。外した後の一時置き場、手入れ方法、再装着のしやすさを確認しておくと、濡れた日に使う準備が整います。
なお、公式掲載写真には他車種の装着例が含まれています。写真だけでヴェゼルの座面全体をどこまで覆うかを判断せず、実物や販売店の説明で確認しましょう。
USB PDチャージャーは、ヴェゼルの標準USBと何が違う?
追加用品のUSB PDチャージャーは、最大45Wの充電専用1口をコンソールボックス内へ設けるものです。必要かどうかは、既存ポートの性能だけでなく、使う機器と座る場所で変わります。
Type-Cは端子の形を示す名称なので、形が同じなら給電性能も同じとは限りません。一方で、今回確認できた情報だけから、追加用品のほうが標準ポートより必ず速いとも断定できません。
最大45Wの用品は、本体とアタッチメントが必要
2代目向けの現行掲載品は、USB Type-C・1口、5〜15V、最大3A、最大45Wという仕様です。本体9,900円と取付アタッチメント2,200円の合計が12,100円で、取付費は別です。
設置場所はアームレスト付センターコンソールのボックス内です。ナビとの通信機能はなく、充電用として追加する用品になります。
公式は、Type-C充電対応端末でも急速充電できない場合があること、消費電力が45W以下でも充電できない機器があることを説明しています。「45W対応」という数字だけで、手持ちのノートパソコンやスマートフォンへの対応を決めないようにしましょう。
また、接続したままアームレストを閉じると、ケーブルの種類によっては挟み込む場合があります。端末の置き場と配線経路は、購入前に確認したい固有の条件です。
現行e:HEV Zでは、後席の2口も先に確認する
2026年10月3日に参照した現行のHonda装備案内では、e:HEV Zに後席用Type-C充電ポート2個が標準装備とされています。e:HEV Z・PLaYパッケージとe:HEV RSも同じ案内です。
この仕様のe:HEV Zで後席の家族がスマートフォンを充電するなら、まず既存の後席ポートで足りるかを確認する順番が自然です。ボックス内の1口を増やしても、後席で使いやすい充電場所が増えるとは限りません。
現行案内には前席のType-C急速充電対応ポートも掲載されています。ただし、今回参照した装備ページからは、その電圧や最大電力を追加PD用品と同じ条件で比較できませんでした。
以前の記事にあった「3.0A」と、用品の「最大45W」も、そのままでは比較できない数字です。Aは電流、Wは電力を示し、電圧や対応する給電条件が分からなければ性能差は確定しません。
筆者としては、ここを曖昧なまま「充電速度が大幅に上がる」と勧めるべきではないと考えます。手持ちの端末で足りない場面を確かめ、その機器へ追加用品が対応するかを照合するほうが、購入理由をはっきりさせられます。
後席に口数を増やしたい場合は、別の充電用品を見る
公式には、コンソールボックスの後席側へ取り付けるUSBチャージャーも掲載されています。品番08U57-3M0-000B、11,000円で、Type-C・2口、5V・各最大3Aという仕様です。
こちらは最大45WのPD用品とは別商品です。後席で2人が接続する場所を設けたい場合と、対応機器へPD給電したい場合では、検討する理由が異なります。
後席ポートがすでにある車両で、この用品を追加できるとは読み替えないでください。対象タイプへの適合は販売店で照合する必要があります。
私がヴェゼルの充電用品で重視するのは、出力・口数・設置位置をセットで見ることです。コンソール内の1口と後席側の2口は、数字だけで優劣を決めるより、誰がどこで使うかを先に決めると違いが見えてきます。

テールゲートストラップは、どんなヴェゼルに必要?
開いたゲートの持ち手に届きにくく、手動で引き下ろす動作に困る場合に検討する用品です。電動開閉を追加するものではないため、車両側のゲート機能から必要性を判断しましょう。
現行掲載のテールゲートストラップは、品番08L46-3M0-011、2,200円で、別途取付費がかかります。つかみやすい位置のストラップによって、閉める動作を助けるものとして案内されています。
現行e:HEV Zでは、電動操作との重複を見る
現行の公式装備案内では、e:HEV Z、e:HEV Z・PLaYパッケージ、e:HEV RSに、予約クローズ機能付きのハンズフリーアクセスパワーテールゲートが標準装備とされています。
そのため、これらの仕様で困っている場合は、まずボタン、ハンズフリー操作、予約クローズの使い方を確認するとよいでしょう。標準機能で解決できる不便と、手を伸ばす位置の問題を分けられます。
一方、手動ゲートの車両で持ち手へ届きにくいなら、ストラップを検討する目的は具体的です。実際に使う方が停車中にゲートの位置を確認すると、必要性を共有しやすくなります。
なお、本記事ではこのストラップのグレード別適合を確定していません。手動ゲートだから取り付けられると決めず、車台番号と品番で装着可否を確認してください。
筆者としては、この用品は「高機能か」より「一つの動作を助けるか」で考えるのが適切だと思います。日常の小さな届きにくさに合うなら、価格の低い用品にも選ぶ理由が生まれます。
初代ヴェゼルの2019年用品情報は、どう参考にする?
初代RU系の情報は、当時の用品と目的を知る補足として読むのが適切です。2代目RV系で現在購入できる用品や、現在の見積額とは分けて扱いましょう。
CARTUNEマガジンの「大人気ヴェゼルのおすすめオプション10選!」は、2019年5月11日に公開された紹介記事です。ヴェゼルが2013年から販売され、2019年1月にターボ仕様車が加わった時期の初代を取り上げています。
当時の10用品は、用途も価格帯も異なる
紹介されたのは、前後のエアロバンパー、テールゲートスポイラー、ドアバイザー、サイドステップガーニッシュ、シートカバー、フロアカーペットマット、リアワイドカメラシステム、アドバンスドルームミラー、パドルライトです。
当時の掲載価格は、前後のエアロバンパーが各43,200円、スポイラーが37,800円でした。ドアバイザーは19,440円、シートカバーは54,000円、フロアカーペットマットは27,000〜59,400円です。
サイドステップガーニッシュは31,320円、パドルライトは19,440円と紹介されています。リアワイドカメラシステムは必要部品合計29,700円、アドバンスドルームミラーは必要部品合計84,240円という当時の数字です。
これらは現在の販売価格や在庫を示しません。また、所有車の写真が掲載されていることを、10用品すべてについて購入者の満足度が確認された証拠とは扱えません。
受け継げるのは、品番より「何に使うか」
ドアバイザーは窓を少し開ける場面、カメラや映像ミラーは後方の見え方、エアロや照明は外観や演出というように、用品ごとの目的を読み取れます。
たとえば、同乗者や荷物で室内ミラーの視界が遮られる悩みと、後退時に車の近くを確認したい悩みは別です。同じ後方確認用品でも、探す機能が変わります。
筆者の考えでは、古い紹介記事の価値は、今の車にも同じ商品を付けることより、欲しい役割を言葉にできる点にあります。初代の所有者も2代目の所有者も、目的を整理してから自車に合う商品を探すと迷いにくくなります。
外観用品についても、測定資料のない燃費向上や走行性能を購入理由として断定せず、好みの姿になるかを正面から評価したいですね。愛車を眺める楽しみも、予算に納得できるなら大切な選択理由です。
ヴェゼルの純正用品で後悔を減らすには、購入前に何を確認する?
車両情報、既存装備、用品の適合、装着総額を一度に整理することが大切です。商品ごとに同じ注意を読み直すより、注文前の共通確認としてまとめておくと負担を減らせます。
車台番号と品番で、購入条件をそろえる
販売店へ相談する前に、次の内容を整理しておきましょう。グレードは車検証だけで分からないこともあるため、注文書や車両資料も役立ちます。
- 初度登録年月、型式、車台番号、分かる範囲のグレードを用意する。
- 現在付いているマット、シート保護用品、USBポート、ゲート機能を確認する。
- 候補用品の品番を伝え、対応年式・適用タイプ・併用条件を照合する。
- 本体、アタッチメント、追加部品、工賃を含む見積額を確認する。
- 使用後の清掃、保管、ケーブルの取り回しまで考える。
特に中古車では、前の所有者が用品を追加している場合があります。新車時の装備表だけでなく、今の車に実際に付いているものを見ておくことが、重複購入を避ける助けになります。
保証については、公式の用品案内に「3年間・6万km保証、一部商品を除く」という説明があります。今回の記事では保証の詳細条件をすべて再確認できていないため、起算日や対象外事項は見積時に保証書で確認してください。
期間と距離は別の条件です。「3年間」という言葉だけを見て、走行距離や購入・取り付け条件にかかわらず保証されると受け取らないことが大切です。
筆者の考察:まず追加する理由を一つに絞る
私が今回の仕様比較から感じたのは、ヴェゼルの用品選びでは「上位商品を選ぶこと」以上に、「標準装備との重複を減らすこと」が重要だという点です。特に現行e:HEV Zの後席USBと電動ゲートは、追加用品を検討する前に確認する価値があります。
充電の不便なら、足りないのが電力なのか、口数なのか、届く場所なのかを分けます。この三つを区別すると、最大45Wのボックス内1口と、後席側2口の用品を同じ土俵で比べずに済みます。
汚れ対策も同様です。足元と座席を一括して「アウトドア用品」と考えるより、靴から入る汚れと衣服から移る濡れを分けたほうが、必要な範囲を選べます。
購入後の評価も、用品の役割に合わせたいところです。充電器は接続する場面と扱いやすさ、マットは汚れを受け止める範囲と清掃のしやすさ、外観用品は姿への満足というように見れば、使った回数だけに左右されません。
今後、車両の標準装備や用品の品番が変われば、追加する価値も変わるでしょう。以前のヴェゼルで役立った用品でも、次のヴェゼルで同じ優先順位になるとは限らないと考えます。
ヴェゼルの純正用品は、床・座席・充電・ゲート操作の困りごとから選びましょう。現行の掲載価格と品番を入口にし、標準装備との差、適合、工賃込みの総額がそろってから決めると、買う理由が明確になります。
初代の2019年情報は当時の選択肢を知る補足です。世代を分け、使う場面まで思い描ける用品から選ぶことが、落ち着いて納得できる買い物につながります。
よくある質問
ヴェゼルの純正用品を買う前に、どの車両情報が必要ですか?
初度登録年月、型式、車台番号、グレードと現在の装備を確認してください。候補用品の品番も伝えると、対応車両や追加部品を販売店で照合しやすくなります。
防水シートカバー9,900円は、全席分の価格ですか?
いいえ。現行掲載の08P33-PH4-003は左右共用の1枚売りで、運転席または助手席用です。前席左右に使うなら2枚が必要で、他用品との併用条件も確認してください。
標準USBがあっても、最大45WのPDチャージャーは必要ですか?
手持ちの機器で既存ポートの充電が足りていれば、追加の優先順位は下がります。PD用品の対応機器、1口という口数、ボックス内という設置位置を確認し、解消したい不足に合うかで判断しましょう。
参照した資料は?
現行用品の価格・品番・装着条件は、Honda Accessのヴェゼル用商品ページを2026年10月3日に参照しました。主なページ名は「フロアカーペットマット」「オールシーズンマット」「防水シートカバー」です。
充電用品とゲート用品は、同じくHonda Accessの「USB PDチャージャー」「USBチャージャー」「テールゲートストラップ」を同日に参照しています。USBチャージャーのページには、純正用品の保証概要も掲載されています。
標準装備の対象タイプは、Honda公式サイトの「装備・室内空間」を2026年10月3日に参照しました。本記事の現行e:HEV Zに関する説明は、この掲載仕様を対象にしています。
初代の補足には、CARTUNEマガジン「大人気ヴェゼルのおすすめオプション10選!」を使用しました。公開日は2019年5月11日で、本記事では当時の紹介内容と価格として扱っています。
杉原健一(モーターライフ・アドバイザー)



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