50代男性の一人旅に向く車は、日帰りならコンパクト、長距離ならワゴン・小型SUV、車中泊ならN-VANなどの軽バンが基本です。
大切なのは車格や豪華さではなく、「扱いやすい・疲れにくい・荷物を積みやすい・休みやすい」という、自分の旅に必要な条件を満たしているかですよ。
50代男性の一人旅に向く車は?3タイプから選べば迷いにくい
結論から言えば、「50代男性に一番おすすめの車」を探すより、自分が一人旅で何をするのかを先に決めるほうが失敗しにくくなります。
旅のスタイルを3つに分けると、候補はかなり整理できます。
一人旅のスタイル 向く車のタイプ 候補例 最優先で見るポイント
日帰り・温泉・近距離中心 コンパクトカー フィット、ヤリスなど 取り回し、乗降性、普段使い
高速道路・長距離中心 ワゴン、コンパクトSUV カローラツーリング、ヤリスクロスなど シート、静粛性、直進安定性
車中泊中心 軽バン、小型ミニバン N-VAN、シエンタなど フラット性、荷物置き場、休憩空間
たとえば、日帰り温泉へ出かけ、古い温泉街や狭い駐車場にも気軽に入りたいなら、大型SUVの広さが必須とは限りません。
反対に、高速道路を使った遠出が多いなら、車体の小ささだけでなく、シートの座り心地や走行中の疲れにくさまで確かめたいところです。
そして、車そのものを旅先で過ごす空間にしたい人には、軽バンや小型ミニバンが有力になります。
今回、その具体例として参考になるのが、Honda Accessが運営する「カエライフ」で2026年4月3日に紹介された、N-VANで一人車中泊旅を楽しむ「ななたび」さんです。カエライフ
ななたびさんは茨城県在住で、2022年に車中泊へ興味を持ち、2023年からN-VANでの車中泊を始めました。キャンプもDIYも未経験だったところから、自分の車内空間を作り上げていった方です。カエライフ
この実例から見えてくるのは、50代の一人旅用の車は単なる「移動手段」ではないということ。
走る時間と、止まって過ごす時間の両方を快適にできるか。
ここが、一人旅の車選びでは意外に大きな分かれ目になるんですね。
ななたびさんはなぜN-VANで一人車中泊を始めた?
ななたびさんが車中泊を始めたのは2022年冬でした。
50代になり、「これまで経験していない非日常の時間を作ってみたい」と考えたことがきっかけだったと紹介されています。カエライフ
ただ、普通の一人旅では少し違和感がありました。
ここは主語を間違えないようにしたいのですが、「一人旅をする人はレストランやホテルが苦手」という一般論ではありません。
ななたびさん本人が、一人でレストランやホテルにいると落ち着かず、そわそわしてしまったのです。カエライフ
そこでYouTubeでキャンピングカーや車中泊を楽しむ人たちの発信を見つけ、「車内なら自分だけの時間を気兼ねなく過ごせるのではないか」と車中泊に興味を深めていきました。カエライフ
2023年には、それまで乗っていたダイハツ タント エグゼからN-VANへ乗り換えています。
現在の車内は白・緑・ベージュを基調にまとめられ、シンクやキッチンスペース、木製の棚などを備えた落ち着いた空間になっています。カエライフ

ここで私が注目したいのは、DIYの豪華さではありません。
自分が車内でどう過ごしたいのかが先にあり、それに合わせて車を使っていることです。
車中泊というと「何万円のベッドキットを付けるか」「ポータブル電源を何Whにするか」と、つい装備の話へ進みたくなります。
でも、本当は順番が逆なんですね。
まず、「車内で食事をしたい」「疲れたら横になりたい」「景色を眺めながら一人で過ごしたい」といった使い方があります。
その後で必要な装備を決めればいいんです。
これは車中泊をしない方にも共通します。
旅館へ泊まる人でも、温泉から上がったあとに車内で少し休むことがありますし、急な雨で予定を組み直すこともあります。
50代の一人旅では、走っているときの性能だけでなく、停車中に落ち着けるかも車選びの一つの基準にしてみてください。
N-VANが一人車中泊に向く理由は?車両側にも根拠がある
ななたびさんがN-VANを選んだ事例だけを紹介して、「だからN-VANは車中泊向きです」と結論づけるのは少し乱暴です。
そこで、N-VANそのものの構造も確認してみましょう。
Hondaの公式情報では、N-VANは助手席とリアシートにダイブダウン機構を備えています。
助手席は背もたれを前に倒したうえで座面ごと足元へ収納でき、後席も収納することで、運転席を残したまま助手席側から荷室まで広いフラットな空間を作れるのが特徴です。Honda Japan+1
さらにHondaは、低い床と四角いボディーによる大きな荷室、助手席側センターピラーをなくした構造をN-VANの特徴として説明しています。Honda Japan
この「四角さ」は車中泊では意外に重要です。
同じ外寸でも、天井や壁面が大きく内側へ絞り込まれている車は、寝たり棚を作ったりするときに使える空間が減ります。
N-VANには、荷室左右の壁面とテールゲート内側に合計28個のユーティリティーナットも用意されています。
M6サイズのネジ穴として使えるため、棚やパイプ、金具などを取り付ける際の自由度があります。Honda Japan
つまり、ななたびさんが木製棚などを備えた自分好みの空間を作りやすかった背景には、本人の工夫だけでなく、N-VANにも「荷室をアレンジして使う」という設計思想があるわけです。
また、HondaはN-VAN用の純正アクセサリーとして、荷室に一段高い空間を作るマルチボードも設定しています。
ラゲッジ用とリア用を組み合わせれば、横になってくつろげるスペースを作り、その下を収納として利用できます。Honda Japan
ただし、ここは冷静に見てくださいね。
N-VAN=長距離旅行の万能車、という意味ではありません。
N-VANはもともと軽商用バンをベースとした車です。
荷室を優先する人には魅力がありますが、「高速道路を長く走る快適性を最優先したい」「後席にも頻繁に人を乗せる」といった使い方なら、乗用タイプのコンパクトカーやSUV、小型ミニバンも含めて比較したほうがいいでしょう。
参考までに、2026年2月終了モデルのN-VANのFF・CVT車は、G、L、FUNなどでWLTCモード燃費19.2km/Lと案内されていました。Honda Japan
燃費だけを見て車を決める必要はありませんが、コンパクト乗用車との比較では、こうした違いも購入後の旅費に関係します。
「寝やすいからN-VAN」ではなく、「自分は車内で過ごす時間をどれくらい重視するのか」まで考える。
ここまで考えて選べば、N-VANの長所を生かせる人と、別のタイプのほうが合う人を分けやすくなります。
50代男性の一人旅用の車は「杉原式4条件」で選ぶ
私は長年ディーラーの店頭で車選びの相談を受けてきましたが、満足度に差が出やすいのは「人気車かどうか」よりも、実際の使い方と車が合っているかでした。
そこで50代の一人旅用なら、次の4条件に整理して考えることをおすすめします。
- 扱いやすさ:狭い道や駐車場でストレスが少ないか
- 疲れにくさ:運転姿勢、視界、シートが身体に合うか
- 積みやすさ:自分の旅行バッグや趣味道具を無理なく載せられるか
- 休みやすさ:停車中に姿勢を変えたり休憩したりできるか
まず「扱いやすさ」です。
一人旅では、知らない街へ入ったり、予定外の温泉や飲食店へ寄ったりする機会がありますよね。
そのたびに「駐車場が狭そうだからやめておこう」と感じる車では、せっかくの自由度が少しずつ削られてしまいます。
もちろん大型SUVが好きなら、それも立派な選択です。
ただ、一人分の着替え、温泉セット、カメラ、クーラーボックス程度の荷物なら、本当にその大きさが必要なのか一度考えてみてもいいでしょう。
次は「疲れにくさ」です。
一人旅では運転を交代してくれる人がいません。
そのため長距離中心なら、カタログの馬力や0-100km/h加速よりも、2時間後に肩や腰がどう感じそうかのほうが重要になってきます。
3つ目は「積みやすさ」。
荷室容量の数字だけを見ても、使いやすさは分かりません。
ディーラーで接客していた頃にも、カタログでは十分広く見えたのに、実際にお客様が普段使うバッグを入れると「入口が狭くて入れにくい」というケースがありました。
逆に、小さく見える車でも後席を倒すと荷物の形にぴったり合い、「これなら十分ですね」となることもあります。
可能なら、普段使っている旅行バッグを販売店へ持参し、許可を得たうえで実際に積んでみてください。
最後は「休みやすさ」です。
これは必ずしも車中泊できる必要がある、という意味ではありません。
サービスエリアや道の駅など安全に停車できる場所で、シートを倒し、少し姿勢を変えられるだけでも違います。
50代の一人旅用の車は、最高性能を競う道具というより、疲れや面倒を増やさない相棒と考えると選びやすいですよ。
日帰り・長距離・車中泊では具体的にどんな車が向く?
ここまでの4条件を使って、旅のタイプ別にもう少し具体的に整理してみましょう。
日帰り温泉や近距離中心ならコンパクトカー
宿泊は旅館やホテルで、車中泊はしない。
そんな方なら、フィットやヤリスなどのコンパクトカーから検討すると分かりやすいでしょう。
一番の利点は、普段使いと一人旅を無理なく兼用できることです。
買い物や通勤で大きさを持て余しにくく、温泉街の狭い道や小さな駐車場にも入りやすい。
一人旅のたびに大げさな準備をしなくてよいのも魅力です。
このタイプなら、荷室をベッドにできるかより、
「乗り降りしやすいか」「視界が自分に合うか」「荷物を楽に積めるか」
を重視したほうがいいでしょう。
朝起きて空が晴れていたら、「ちょっと温泉まで行ってみよう」と気軽にキーを手に取れる。
そんな身軽さも、一人旅の車では立派な性能です。
高速道路を使う長距離旅ならワゴンやコンパクトSUV
高速道路を使って遠方まで出かけ、現地ではホテルや旅館へ泊まるなら、カローラツーリングのようなワゴンや、ヤリスクロスのようなコンパクトSUVも候補になります。
この場合、荷室の広さだけでなく運転姿勢、シート、視界、高速走行時の落ち着きを確認してください。
短時間の試乗で「加速がいいですね」で終わらせず、一度自分の身体に意識を向けてみましょう。
肩に力が入っていないか。
右足が自然にペダルへ置けるか。
後方確認で首をひねりすぎないか。
停車したあと、腰に違和感がないか。
こうした小さな差は、長時間運転になるほど積み重なります。
「長距離一人旅だからSUV」と決めつける必要もありません。
車高の低いワゴンのほうが自分には落ち着く方もいますし、少し高めの着座位置を好むならSUVが合う場合もあります。
車種のジャンルより、自分の身体との相性を優先してくださいね。
車内で過ごすこと自体を楽しむならN-VANなどの軽バン
「目的地へ行くこと」だけでなく、「車の中で過ごすこと」も旅の一部にしたい。
そんな人にはN-VANのような軽バンがぐっと現実的な候補になります。
先ほど確認したように、N-VANは助手席と後席を収納して助手席側に広いフラット空間を作れるため、一人乗車時にスペースを大きく使える設計になっています。Honda Japan
ここが一人旅との相性のよい部分です。
家族4人分の座席を常時必要としないからこそ、助手席側まで大胆に「自分の部屋」として利用できます。
とはいえ、購入前には床面を実際に確認してください。
身長によって必要な長さは違いますし、マットを敷いたときの段差や、寝た状態で荷物をどこへ置くのかも重要です。
「横になれる」と「快適に一泊できる」は同じではありません。
車中泊を本気で考えるなら、展示車を見るときも、寝る場所と荷物置き場を同時に作れるかまで想像してみてください。

N-VAN実例から分かる「買う前に試す」という50代の車選び
ななたびさんの事例で、私が特に参考になると感じたのは、N-VANそのものよりいきなり完成形から始めていないことです。
ななたびさんはN-VANを手に入れる前、当時乗っていたタント エグゼでも車中泊を試していました。
つまり、「車中泊をしたいから、とりあえず専用の車へ買い替えた」という順番ではなかったんですね。
まず興味を持つ。
今ある環境で試す。
「やっぱりもっと楽しみたい」と実感する。
その後に車を変える。
この順番は、とても合理的です。
これは50代男性の一人旅用の車選びにも、そのまま応用できます。
買い替えを考えているなら、その前に現在の愛車で一度、小さな一人旅をしてみてください。
特別な距離を走る必要はありません。
近場の温泉へ行き、旅行バッグを積み、途中で休憩し、昼食をとり、知らない駐車場へ車を止めて帰ってくるだけでも十分です。
帰宅したら、次の4つだけ振り返ります。
「運転で疲れたか」
「駐車で気を使ったか」
「荷物が扱いにくかったか」
「休憩しにくかったか」
たとえば腰がつらかったなら、次の車ではシートを重視する。
駐車が苦手だったなら、全長や全幅、見切りを重視する。
荷物が散らかったなら、荷室形状を見る。
休憩しにくかったなら、シートアレンジや室内高を見る。
こうすれば、「50代に人気だから」「SUVランキング1位だから」という他人の基準ではなく、自分専用の選択基準ができます。
私は長年お客様の相談を受けるなかで、「どんな車が欲しいですか?」だけでは候補を絞りにくいと感じてきました。
むしろ、「今の車で何が困りますか?」を聞くと答えが見えやすいんです。
「SUVが欲しい」だけなら何十台も候補があります。
でも、
「温泉街の狭い駐車場で毎回緊張する」
「長く走ると腰がつらい」
「カメラバッグを毎回後席へ置くのが面倒」
「疲れたときに車内で休めない」
ここまで分かれば、選ぶべき車の方向はかなり具体的になります。
50代からの車選びでは、欲しい装備を増やすだけでなく、今感じている小さなストレスを減らすことも大切ですよ。
N-VANを選んだななたびさんから見える50代一人旅の変化
ななたびさんの車歴も興味深いものがあります。
18歳で最初に乗った車は日産 フェアレディZ。
その後、三菱 パジェロミニ、ダイハツ タント エグゼを経て、2023年にN-VANを購入しています。カエライフ
もちろん、「50代になったらスポーツカーを卒業して軽バンへ乗るべき」という話ではありません。
重要なのは、車へ求める役割が人生の中で変わってもいいということです。
18歳の頃なら、見た目や走りが車選びの中心だった人もいるでしょう。
子育て中なら、後席や乗車人数を第一に考えてミニバンを選んだ方もいるはずです。
仕事中心の時期なら、通勤燃費や信頼性が最優先だったかもしれません。
ところが50代になると、自分の休日に使える時間が少しずつ増え、「自分一人なら何に乗りたいだろう」と考え直す機会も出てきます。
そのとき、若い頃と同じ物差しを使う必要はありません。
「何人乗れるか」より、自分の荷物を出しやすい。
「大きく見えるか」より、行きたい道へ入りやすい。
「装備が豪華か」より、出かけることを面倒に感じない。
こういう選び方も十分ありです。
ななたびさんは車中泊を始めた後、YouTubeチャンネル「ななたび / nanatabi車中泊」で旅や車中泊の様子も発信しています。カエライフ
その背景には、病気で入院した大好きな従姉妹を元気づけたいという思いがあり、動画撮影や編集にも50代から挑戦したと紹介されています。
さらに、車中泊やN-VANをきっかけに同じ趣味を持つ人との交流も広がりました。
ただし、車選びの記事として私が伝えたいポイントは「YouTubeを始めましょう」ということではありません。
一台の車を、自分の休日に何をするかまで変える道具として選べるということです。
車中泊。
温泉。
写真。
キャンプ。
海沿いのドライブ。
何でも構いません。
「この車を買ったら何ができるか」ではなく、
「自分はこれから何をしたい。そのために、どんな車なら動きやすいか」
という順番で考えると、50代の車選びはずっと面白くなります。
50代男性の一人旅では維持費も「旅のしやすさ」の一部
一人旅用の車を選ぶなら、購入できる最大サイズではなく、買ったあと何度でも出かけられる負担感かも考えておきたいところです。
大きなSUVや高級車には、そのクラスならではの快適性や魅力があります。
好きなら、それを選ぶこと自体に問題はありません。
ただし、一人旅を楽しむために買った車なのに、維持費やローンの負担が大きくなりすぎて、旅に使えるお金が減ってしまっては少し残念ですよね。
タイヤ交換が高いから遠出を控える。
燃料代が気になって高速道路へ乗らない。
ローン返済のため宿泊を減らす。
車幅が気になり、古い温泉街を避ける。
こうなると、「旅のために選んだ車」が旅を遠ざけてしまいます。
50代は、車だけにお金を使う年代でもありません。
住宅費や家の修繕、今後の働き方、定年後の生活なども少しずつ現実味を帯びてきます。
だからこそ、一人旅用の車では、
「買えるか」だけではなく「買ったあと気兼ねなく走れるか」
まで考えてほしいんです。
車を少し小さくすることで予算に余裕ができ、その分でもう一泊できるかもしれません。
高速道路を使って、これまでより遠くへ行けるかもしれません。
旅先で地元料理を楽しめるかもしれません。
車だけを豪華にするのではなく、車と旅をセットで一つの趣味として予算を考える。
これは50代の一人旅に、とても相性のいい考え方だと私は思います。
私見|50代男性の一人旅で大切なのは「休める車」より「無理をしなくていい車」
今回のななたびさんのN-VAN実例を見て、私は「車中泊できる車こそ50代におすすめ」とは考えていません。
むしろ重要なのは、旅の途中で無理をしなくていい車だと思っています。
知らない道でも扱いやすい。
乗り降りが苦にならない。
荷物を出すのが面倒ではない。
長く走っても身体に合う。
必要なら安全な休憩場所で落ち着ける。
そして維持費が重すぎず、次の休日にも出かけようと思える。
私は、この条件を満たす車こそ、一人旅に向いていると考えます。
その答えがフィットの人もいれば、ヤリスクロスの人もいる。
シエンタが合う人もいるでしょう。
そして、「車内で一人の時間そのものを楽しみたい」という人なら、ななたびさんのようにN-VANが非常に魅力的な候補になってきます。
特にN-VANは、助手席・後席を収納して1名乗車時のフラットな空間を作れることや、荷室をアレンジしやすいユーティリティーナットを備えるなど、「一人で室内を大きく使う」という目的に構造そのものが合っています。Honda Japan
一方、高速道路中心で車内泊は一切しないなら、そのスペースより乗用車としての静かさや走りを優先したほうが満足できる可能性があります。
つまり、
日帰り=扱いやすさ。
長距離=疲れにくさ。
車中泊=休める空間。
まずこの3つのうち、自分が最も大切にしたいものを決めてください。
そのうえで杉原式の4条件、「扱いやすさ・疲れにくさ・積みやすさ・休みやすさ」を実車で確認する。
この順番なら、ランキング上位の車を何となく買うより、自分に合う一台へ近づきやすくなりますよ。
まとめ|50代男性の一人旅に向く車は「自分の旅で面倒が少ない一台」
50代男性の一人旅に向く車は、日帰り中心ならコンパクトカー、長距離中心ならワゴンやコンパクトSUV、車中泊中心ならN-VANなどの軽バンや小型ミニバンが基本です。
今回紹介したななたびさんは、茨城県在住で2022年に車中泊へ興味を持ち、2023年からN-VANで一人車中泊旅を始めました。キャンプもDIYも未経験からスタートし、白・緑・ベージュを基調とした室内へシンクやキッチンスペース、木製棚などを備え、自分の落ち着ける空間を作っています。カエライフ
N-VANも単に「軽バンだから広い」のではありません。
助手席と後席をダイブダウンして一人乗車時に広いフラット空間を作れること、荷室をアレンジするための28個のユーティリティーナットを備えることなど、車内を柔軟に使うための具体的な構造があります。Honda Japan
だからといって、50代男性の一人旅にN-VANだけが正解ではありません。
ホテルへ泊まりながら近場の温泉を巡るなら、コンパクトカーのほうが身軽でしょう。
高速道路を何時間も走るなら、荷室よりシートや静粛性を優先したほうが満足できるかもしれません。
車内で過ごす時間そのものが旅なら、N-VANのような車の魅力が大きくなります。
そして車を買い替える前に、できれば一度、今の愛車で小さな一人旅へ出てみてください。
「運転・駐車・荷物・休憩」のどこに不満があるのかを確かめれば、自分が次の車に求める条件が見えてきます。
一人旅に向く車とは、旅先で一番目立つ車ではなく、出発することを面倒に感じさせない車。
私は、そう考えています。
50代の休日には、誰かに合わせず自分で決められる時間もよく似合います。
晴れたから海へ行く。
前から気になっていた温泉まで走る。
疲れたら安全な場所で休む。
予定を変えたくなったら変える。
そんな気ままな時間を自然に支えてくれる一台なら、それがあなたにとっての「一人旅に向く車」ですよ。
よくある質問
50代男性の一人旅にはN-VANが一番おすすめですか?
N-VANは、車中泊や車内で過ごす時間を重視する方には有力な候補ですが、すべての一人旅に最適とは限りません。
Honda公式情報でも、助手席と後席を収納してフラットな空間を作れる構造が確認できるため、一人車中泊との相性は確かに良好です。Honda Japan
一方、日帰り中心ならコンパクトカー、ホテル泊をしながら長距離を走るならワゴンやコンパクトSUVのほうが自分に合う場合があります。
「N-VANが良いか」ではなく、車内で何をしたいかから判断してください。
N-VANはDIYをしないと車中泊できませんか?
必ず本格的なDIYが必要というわけではありません。
N-VAN自体に助手席と後席を収納できるシートアレンジがあり、Honda純正アクセサリーにも横になれる空間を作るマルチボードなどが用意されています。Honda Japan+1
ただし身長や荷物量、求める快適性によって必要な装備は変わります。
最初から大がかりに作り込まず、マットなど最低限の装備から試して、自分に必要なものを増やす考え方もおすすめです。
50代男性の長距離一人旅では何を最優先すべきですか?
長距離なら、疲れにくさを最優先に考えてみてください。
一人旅では運転を交代してくれる人がいないため、シートとの相性、自然な運転姿勢、視界、乗り降りのしやすさは大切です。
試乗では一度座って終わらず、運転席へ何度か乗り降りし、可能なら普段の姿勢に合わせてシートとステアリングを調整してみましょう。
車を買い替える前に一人旅を試したほうがいいですか?
私はおすすめします。
ななたびさんも、N-VANで本格的に楽しむ前から車中泊に興味を持ち、自分なりに試しながら新しい楽しみ方を広げていきました。カエライフ
今の愛車で一度出かけ、「運転・駐車・荷物・休憩」のどこが不満なのかを確認すると、次の車に本当に必要な条件が具体的になります。



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