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フリードの車中泊グッズ選び|シートの段差対策から就寝スペースの準備まで

停車中の5人乗りコンパクトミニバンに厚さの異なる分割式車中泊マットを並べ、寝袋と荷物置き場を整えた明るい車内 カーライフ
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対象の5人乗りフリードで段差調整を減らしたいなら、NOMAD BASEが候補ですが、約15kgの重量と収納場所の確認が必要です。

セルタンの専用マットは、座席側と荷室側で厚さを変えた8点構成です。メーカーの取扱説明書で分かった各部寸法と配置方法をもとに、「自分の車に合うか」「普段も扱いやすいか」を整理していきましょうね。

NOMAD BASEのフリード用マットはどの車に適合する?

この記事で扱うのは、セルタンの5人乗り用フラットマット「A1609a-5」です。現行GT系フリードクロスターと、販売元が追加適合を案内している先代GB系フリード+が対象になります。

NOMAD BASEはシリーズ名なので、名前だけで探すと別の車種用や乗車定員の異なる商品も候補に入ります。購入時は「フリード用」に加えて、5人乗り用という条件と商品番号まで照合したいですね。

2026年10月1日に確認したセルタン公式商品ページでは、現行車の適合欄に「6AA-GT6・6AA-GT8・5BA-GT2・5BA-GT4」が記載されています。いずれも5人乗りが条件です。

先代フリード+については、2025年6月9日付の追加案内で、GB5・GB6・GB7・GB8の5人乗りへの適合を確認したと説明されています。掲載されているタイプは、FREED+G、FREED+CROSSTAR、FREED+HYBRID G、FREED+HYBRID CROSSTARです。

一方、この記事の5人乗り用マットについて、販売元は6・7人乗りと福祉仕様車を対象外としています。これは「NOMAD BASEというシリーズに6人乗り向け商品がない」という意味ではなく、今回の8点セットを流用できないという意味です。

型式の数字が似ていても、乗車定員によって座席構造は変わります。同じ名前の靴でもサイズが違えば履き心地が変わるように、車内用品も対象条件まで合わせる必要があります。

なお、公式ページの先代車の詳細欄には、型式の先頭部分について確認を要する表記があります。GB5などの短い型式が一致していても、車検証にある全文と異なる場合は、自分で読み替えず販売元へ確認してください。

問い合わせる際は、車両型式の全文、年式、乗車定員、グレードをまとめて伝えると話が進みやすくなります。床面に別のマットや用品を追加している場合は、その状態も説明しておきましょう。

筆者としては、ここを購入判断の最初の関門にしたいと考えます。厚さや価格が魅力的でも、適合が曖昧なままでは、その後の比較がご自身の車に当てはまらなくなるからです。

本稿は、2026年10月1日に確認したセルタン公式商品ページと、そこから案内されている取扱説明書「TR257」、購入者レビューに基づいています。筆者による実車測定や就寝試験、メーカーへの個別問い合わせは行っていません。


各部の寸法と厚さは?どの位置の段差を補う?

取扱説明書では、2列目用とラゲッジ用を左右に分け、合計8点で寝床を作ります。厚さは一律ではなく、配置する場所に応じた形状になっています。

各パーツの寸法は次のとおりです。表の「辺の寸法」はメーカー図面に示された二辺で、①のラゲッジマット中は輪郭や厚さに変化があるため、単純な直方体としては扱えません。

パーツ・配置先 助手席側のL 運転席側のR 厚さ
④2列目用マット大 54×45cm 72×45cm 9.5cm
③ラゲッジマット大 54×59cm 72×59cm 7cm
②ラゲッジマット小 54×23.5cm 72×23.5cm 9.5cm
①ラゲッジマット中 54×56cm 72×56cm 図示された部分で5.5cm・9.5cm

メーカーの配置図では、車体前方から後方へ、④・③・②・①の順に並べます。約180cmの配置は全8点、約160cmの配置は②を除いた6点を使う案内です。

ここで注目したいのは、2列目用④の厚さ9.5cmに対して、荷室の大きな面を受ける③が7cmという違いです。全面に同じ厚さの寝具を敷く方法とは異なり、下側の床面に合わせて上面を整える設計だと読み取れます。

ただし、厚さの差だけから「車両の段差は何cm」と逆算することはできません。パーツの形状、置く位置、身体を乗せたときの沈み込みも関係するためです。

①は図面に5.5cmと9.5cmの厚さが示されており、後方部分の形に対応する役割があります。②は長い配置で加えるパーツなので、8点すべてを常に使う前提で考える必要もありません。

私がこの構成に感じる利点は、段差を埋める道具と寝具を別々に探す手間を整理できることです。タオルやクッションの位置を毎回調整していた方には、配置を再現しやすい点が検討材料になるでしょう。

一方、左右のパーツは同じ幅ではありません。Lは54cm、Rは72cmと示されているため、「左右どちらに置いても同じ」と考えず、番号札とR・Lを確認して配置してください。

取扱説明書では、約180cmの配置を作る際、前席を前方へスライドさせ、2列目座面を転回し、背もたれを倒してボードを引き出す手順が案内されています。これはGT系の説明なので、先代フリード+へ操作手順までそのまま当てはめないようにしましょう。

メーカーが示す約180cm・約160cmは、説明書の座席配置に対応した目安です。ご自身の身長に対して十分な余裕があるかは、枕の位置や足先の空間を含めて別に判断する必要があります。

また、マットを置く前には、車両の取扱説明書でシート操作と固定状態を確認してください。寝床の土台が整ってからパーツを並べる順番なら、マットで隠れてしまうボードや座席の状態も確認しやすくなります。


約15kgの8分割マットはどこへ収納できる?

後席を使うときに後方へ収納している購入者の例はありますが、全車共通の収納外寸や、メーカー指定の収納配置は本稿で確認できていません。各部寸法が分かっても、8点を重ねた状態で自分の荷室へ収まるとは限りません。

ここは、使用時の寸法と収納時の寸法を分けて考えたいところです。寝床として広げたときの形と、普段の買い物や送迎で荷室へ積むときの形は、別の問題ですよね。

公式商品ページの「ふりっち」さんのレビューには、約1年間、妻と頻繁に車中泊で使用し、後席を使う際は後方へ収納しているという説明があります。ただし、投稿文からは車両型式や積み方、残せる荷物の量までは分かりません。

したがって、この使用例をGT系とGB系の両方に共通する収納方法として紹介することはできません。参考になるのは「後方収納という使い方をしている人がいる」という範囲です。

購入前には、普段の座席配置へ戻した状態で、荷室に残せる幅・奥行き・高さを測りましょう。そこへマットだけでなく、いつも載せるバッグや買い物袋も置く場面を想像してみてください。

8点の形と厚さは異なるので、単純に厚さを足した数字を収納高さとするのも適切ではありません。無理なく重ねられる組み合わせと、車内で安定して載せられる状態の両方を確認する必要があります。

メーカーに確認するなら、「8点をまとめた推奨収納方法はあるか」「その状態の最大外寸はどの程度か」「自分の型式で後席を使用したまま収納できるか」の三点が具体的です。回答を得ていない内容を、収納可能と決めつけないようにしたいですね。

総重量約15kgについても、分割されていることだけで負担が小さいとは言えません。1点ずつなら扱える場合でも、自宅と駐車場を何往復するかによって使いやすさは変わります。

たとえば、車中泊のたびに自宅から運ぶ方は、車へ積む前の動線が重要です。玄関の保管場所、階段の有無、駐車場までの距離を含めて考えると、重量の数字が日常の負担として見えてきます。

反対に、車内へ常載する方は、積み下ろしの回数を減らせる可能性があります。その代わり、荷室の一部を継続して使うので、旅行の頻度より普段の荷物の量が判断を左右します。

私は、この製品を「8分割だから収納しやすい」と一言で評価するのは早いと考えます。分割は配置の自由度につながりますが、収納のしやすさは、保管場所と荷物の組み合わせで決まるからです。

※画像はAIによるイメージ

寝心地・口コミ・汚れへの対応はどう判断する?

口コミでは設置のしやすさや硬めの感触が評価されていますが、寝心地と耐久性は個人の使用条件による感想です。汚れへの対応については、カバーを外せず、本体も洗濯できない点を購入前に押さえましょう。

2026年10月1日に公式商品ページで確認したレビューでは、「パパてる」さんが、風呂用マットとマットレスを重ねる方法から専用品へ切り替えた経緯を説明しています。生地の感触と、やや硬めのクッションを評価した投稿です。

この感想は、複数の道具で床面を整えている方にとって参考になります。ただし、投稿者がよいと感じた硬さが、ご自身の肩や腰にも合うとは限りません。

「ビンバ」さんは、分割による配置の自由度を評価する一方、薄いマットに比べて頭上の空間が狭くなると述べています。厚みのある寝具では、身体を起こす余裕も確認すべきだと分かる使用例ですね。

「ひとみん」さんの投稿も、設置のしやすさを評価しながら、厚みによって場所を取る点に触れています。ただし、この投稿には車中泊ではまだ使っていないと書かれており、設置時の感想と宿泊後の評価を分けて読む必要があります。

「ふりっち」さんは、約1年間の使用でへたりや色あせを感じていないとしています。長期使用の一例としては参考になりますが、それだけで製品全体の耐用年数を示すことはできません。

今回確認したページの本文では、これらの個別レビューの投稿日を再確認できませんでした。そのため、以前の記事にあった日付は引き継がず、ページを確認した日を示しています。

各投稿の車両型式も明示されていないため、使用感をGT系・GB系へ一括して広げません。口コミは「自分でも確かめたい点」を見つける材料として読むと、期待だけが膨らむのを防ぎやすくなります。

お手入れでは、カバーのファスナーに注意してください。公式商品ページは、ファスナーが中材を入れるためのもので、カバーは着脱不可と説明しています。

取扱説明書でも本体の洗濯を禁止し、定期的に風通しのよい日陰で干すよう案内しています。汚れを防ぐために敷きパッドなどを重ねるなら、ずれにくさと取り外して手入れできるかも見たいところです。

雨の日のアウトドアや、小さなお子さんと一緒の使用では、濡れた荷物や飲み物が寝床へ触れる機会も考えられます。そうした使い方が多い方には、クッションの感触と同じくらい、汚れを付けない工夫が重要になるでしょう。

筆者としては、洗える寝具を上に重ね、靴や濡れた道具を置く場所を寝床から分ける運用が現実的だと考えます。ただし、上に敷くものが増えるほど、頭上の余裕と収納量にも影響する点は忘れないようにしてください。


専用マットと汎用マットでは、どんな人に向く?

NOMAD BASEは、対象車で繰り返し車中泊をし、段差調整の準備を整理したい方に向く候補です。頻繁な積み下ろしや小さな収納を優先する方は、汎用マットも含めて比較すると判断しやすくなります。

専用マットの価値は、寝具としての厚さだけではありません。今回の製品は、場所によって厚さを変えたパーツを用意しているので、床面に合わせる役割も購入価格に含まれています。

一方、インフレーターマットや手動式エアーマットは、収納時に空気を抜ける商品があります。ただし、小さくしまえることと、フリードの床面をそのまま平らにできることは別です。

汎用品を選ぶ場合は、寝具の下に残る高低差や隙間を確認し、必要な補助用品まで含めて比較してください。本体価格だけでは安く見えても、段差対策やポンプを追加すると、費用と荷物が増える場合があります。

2026年10月1日に確認したセルタン公式ページの表示価格は、税込・送料込み20,990円でした。配送には対象地域の制限があるため、価格・送料・在庫・色の取り扱いを含め、最新は公式で確認してください。

私は、車中泊をする回数が多い方ほど、「毎回同じ配置を作れるか」が満足度につながると考えます。寝床づくりが複雑だと、旅先へ着いてからの準備や翌朝の片づけも負担になりやすいからです。

ただし、使用頻度が高くても、自宅から毎回運ぶ方と車内に保管する方では結論が変わります。前者は約15kgをどう運ぶか、後者は荷室をどれだけ残せるかが中心になります。

汚れやすい使い方が多い方は、カバー着脱不可という仕様を重く見るべきでしょう。敷きパッドで対応できる範囲を考え、それでも丸洗いを優先したいなら、洗濯条件の合う別製品を検討する理由になります。

購入前の仮確認では、予定する寝床の最も狭い幅、頭から足まで使える長さ、起き上がるときの高さを測ってみてください。車両の室内寸法を、そのままマットを置ける寸法として扱わないことが大切です。

約180cmの配置でも、身長と同じ長さがあれば十分とは限りません。枕や寝袋を使い、足先を自然に伸ばすと、必要な余裕が変わるからです。

寸法確認のあとに考えたいのが、寝床を作ることで、普段の荷物がどこへ移るかです。マットが収まっても、バッグを置く場所が消えてしまえば、出入りや翌朝の支度が窮屈になります。

私は「就寝中」「起床して座席を戻す途中」「通常乗車時」の三場面を想像すると、収納の問題を見つけやすいと考えています。完成した寝床の写真だけでは見えない、片づけ途中の使いやすさまで判断できるからです。

ひとりで使うなら、説明書にある片側配置も検討材料になります。ただし、空いた側へ荷物を置く場合も、出入口や必要な操作部分をふさがない配置を考えてください。

ふたりで使う場合は、寝返りの幅に加えて、一方が出入りするときの動線が重要です。寝床を広くすることだけでなく、鍵や照明を無理なく手に取れる位置も決めておくと落ち着いて過ごせます。

今後、目隠しや照明を買い足すときも、先にこの配置が決まっていれば必要な道具を絞りやすくなるでしょう。道具を増やすより先に、寝床と荷物の居場所を決めることが、限られた車内を使いやすくする近道だと思います。

なお、取扱説明書では駐車時以外に製品を設置・使用しないよう案内されています。移動前には車両を通常の乗車状態へ戻し、収納したマットが運転の妨げにならない状態を確認してください。

フリード用NOMAD BASEを選ぶなら、対象の5人乗りであることを確かめ、各パーツの寸法と約180cm・約160cmの配置例を、ご自身の使い方へ照らし合わせましょう。

購入判断を分けるのは、約15kgを扱えるか、通常乗車時の収納場所を確保できるか、洗えない本体を無理なく手入れできるかです。「寝床を作りやすい」と「普段も使い続けやすい」の両方が揃う一式を選んでくださいね。


よくある質問

フリードの6人乗り・7人乗りにも使えますか?

この記事のA1609a-5は5人乗り用で、6・7人乗りと福祉仕様車は対象外です。NOMAD BASEのシリーズ名だけで判断せず、購入する商品の対象車と乗車定員を確認してください。

NOMAD BASEのフリード用マットの厚さは何cmですか?

取扱説明書では、2列目用④とラゲッジ小②が9.5cm、ラゲッジ大③が7cmです。ラゲッジ中①には5.5cmと9.5cmが図示されており、全パーツが同じ厚さではありません。

後席を使うときも車内へ収納できますか?

後方へ収納している購入者の例はあります。ただし、全車共通の収納外寸や積み方は確認できていないため、自分の型式と普段の荷物を前提に、収納配置を販売元へ確認しましょう。

モーターライフ・アドバイザー 杉原健一

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