ロードスターは、速さより軽さと人馬一体の操作感を味わう、2人乗りの小型オープンスポーツカーです。50代から運転を楽しみ直したい人には魅力的ですが、低い乗降性・2人乗り・荷物量が生活に合うかは購入前に確認したいところです。
マツダは2026年6月26日にロードスターの商品改良を発表し、特別仕様車「PS」と新色「ジンクグリーンメタリック」を追加しました。発売は2026年9月上旬予定で、ジンクグリーンメタリック車は10月から生産開始予定です。Mazda Newsroom+1
ロードスターはどんな車?速さより「操る楽しさ」を大切にしたスポーツカー
ロードスターを一言で表すなら、一般道でもクルマを操る気持ちよさを味わいやすい、小さく軽快なFRスポーツカーです。
現行ソフトトップモデルのボディサイズは全長3,915mm、全幅1,735mm、全高1,235mm。駆動方式は後輪を駆動するFRで、エンジンはSKYACTIV-G 1.5を搭載します。WLTCモード燃費は16.9〜17.3km/Lです。Mazda
「スポーツカーなのに1.5Lなの?」と思う方もいるかもしれませんね。
ロードスターが目指しているのは、大排気量や圧倒的なパワーで速さを見せつける方向ではありません。軽い車体と素直な反応によって、ハンドルを切る、ブレーキを踏む、アクセルを戻すという普段の操作そのものを楽しくする考え方です。
ここが50代の趣味車として面白いところだと私は感じます。
若いころは最高出力や加速性能が気になった人でも、50代になると「何馬力あるか」より、運転した翌日にまたキーを持って出かけたくなるかのほうが大切になることがありますよね。
ロードスターは乗車定員2名です。
後席も大きな荷室も持たない代わりに、「誰を何人乗せられるか」ではなく、ドライバーと助手席の人が走る時間をどう楽しむかに焦点を合わせています。
子育て中には不便だったこの割り切りが、生活環境の変わった50代では、反対に魅力へ変わる場合があります。
万能なクルマを卒業して、「必要なものだけでいい」と思えるようになったとき、ロードスターという選択肢が急に現実味を帯びてくるんですね。
2026年ロードスターは何が変わった?特別仕様車PSと新色を追加
2026年の商品改良で大きな注目点となるのが、特別仕様車「PS」の新設定、新色ジンクグリーンメタリック、そして最新の車外騒音規制への対応です。
マツダは2026年6月26日に商品改良を発表し、同日から予約受付を開始しました。発売は9月上旬予定で、ジンクグリーンメタリックについては10月生産開始予定としています。Mazda Newsroom
新色のジンクグリーンメタリックは、2026年5月31日に開催された「軽井沢ミーティング2026」で世界初公開されました。
工業製品の耐久性を高める下地塗料「ジンククロメートプライマー」の色味や質感から着想した緑系色で、4代目ロードスターでは初めてのグリーン系ボディカラーです。マツダによれば、歴代車には約80色の緑系色があり、その流れを現行ND型にも戻した形になります。Mazda Newsroom+1
暗い場所ではソリッドカラーのように引き締まり、明るい場所ではメタリックの粒子がボディラインを際立たせるよう設計されています。
ロードスターは、目的地へ移動する道具としてだけでなく、「駐車してある姿も眺めたくなるクルマ」ですから、こうした色の追加は意外に重要です。
50代で趣味車を選ぶなら、下取りで無難そうな色だけを優先するのではなく、「自宅へ帰ったときに振り返りたくなるか」という基準があってもいいと私は思います。
そして、今回とくに性格がはっきりしているのが特別仕様車「PS」です。
PSは6速MT・2WDのみで、メーカー希望小売価格は366万3,000円。グレーのソフトトップ、RAYS社製16インチ鍛造アルミホイール、Brembo社製フロントブレーキ、ビルシュタイン社製ダンパーなどを装備します。Mazda+1
マツダはPSについて、「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER」で得た技術や知見を取り入れ、街中からワインディングまで、よりピュアにスポーツ走行を楽しみたい人を想定した仕様と説明しています。Mazda Newsroom
つまりPSは、「豪華装備を増やした上級グレード」というより、走りに関係する部分へ予算を使いたい人向けと考えると分かりやすいでしょう。
2026年9月時点で、ソフトトップの主要グレードは次のようになっています。
グレード 価格(税込) 向いている人
S 2,959,000円 シンプルで軽快なロードスターを味わいたい
S Special Package 3,146,000円〜 快適性や装備も欲しい
S Leather Package 3,553,000円〜 レザー内装やBoseも重視したい
S Leather Package V Selection 3,608,000円〜 タン系内装など雰囲気を楽しみたい
PS 3,663,000円 MTで走りの装備を重視したい
RS 3,740,000円〜 RECAROなど本格的なスポーツ装備を求めたい
S Special PackageやS Leather PackageなどはATとMTで価格が異なります。メーカー希望小売価格には消費税が含まれますが、保険料、税金、登録諸費用、販売店装着品などは別途必要です。実際の販売価格は販売会社が定めるため、購入時には最新の見積もりを確認してください。Mazda+1
PSとRSで迷う人もいそうですね。
PSはRAYS社製鍛造ホイールやBremboブレーキを標準で組み合わせる一方、RSにはRECARO社製シート、アルカンターラとナッパレザーを組み合わせたシート、Boseサウンドシステムなどが用意されています。Mazda
そのため、走りの道具感と特別仕様車らしいコーディネートならPS、シートやオーディオまで含めた完成度を求めるならRSという見方ができます。
ここは単純に価格の上下だけで決めないほうがいいでしょう。
50代でロードスターに乗る魅力は?「2人で十分」が強みに変わる
50代でロードスターを選ぶ最大の魅力は、家族のための万能性から少し離れて、自分が運転して楽しいという理由でクルマを選べることだと思います。
子どもが成長して後席を使う回数が減った。休日の過ごし方が変わった。夫婦二人や一人で出かけることが増えた。
そんな生活なら、ロードスターの2人乗りは必ずしも大きな弱点ではありません。
むしろ、人数や荷物のために大きなボディを動かす必要がなくなった人には、この小ささが気持ちよく感じられるでしょう。
そしてロードスターには、屋根を開けて走れるという普通のクルマにはない魅力があります。
春の少し冷たい空気、秋の夕方の匂い、海沿いで変化する風。屋根が一枚なくなるだけで、同じ道路でも感じる情報が増えるんですね。
オープンカーというと「真夏でも開けて走るもの」と想像する人もいますが、そんな必要はありません。
暑い日は閉める。寒い日も閉める。気候のいい朝や夕方だけ開ける。
それくらい気楽な付き合い方で十分です。
50代になると、趣味も「元を取る」発想だけで考えなくてよくなってきます。
年間何回オープンにするかより、屋根を開けたくなった日にその選択肢があること。それ自体に価値を感じる人なら、ロードスターはかなり魅力的でしょう。
また、マツダは1989年に初代ロードスターを発売して以来、4世代にわたってモデルを継続してきました。
2026年6月の商品改良発表時点では、累計販売台数が126万台以上に達したとしています。過去には2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、2016年には「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」と「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」を同時受賞しました。Mazda Newsroom+1
以前の記事などで見かける「累計生産100万台」は歴史上の通過点であり、現在のロードスターはさらに台数を積み重ねています。
長く続いている名前には、それだけ支持されてきた理由があるということですね。

50代がロードスターを買う前の注意点は?4項目を実車で確認したい
50代からロードスターを楽しむなら、購入前に確認したいポイントは①低い乗降性、②2人乗り、③荷物、④維持できる予算の4つです。
趣味性の高いクルマほど、長所を数えることより「短所が自分の暮らしと衝突しないか」を確認するほうが失敗を減らせます。
まず大切なのが乗り降りです。
ロードスターの全高は1,235mm。SUVやミニバンのように腰を横へ移動させて乗るというより、低い位置へ体を沈め、降りるときにはそこから立ち上がる動きになります。Mazda
これは写真やスペック表では判断できません。
試乗車へ一度乗って「大丈夫だった」で終わらせず、できれば数回乗り降りしてみてください。
ここで私が50代の方におすすめしたいのが、今の身体だけではなく、5年後、10年後の使い方まで少し想像することです。
55歳で10年乗れば65歳です。
今は負担を感じなくても、膝や腰の状態は変わるかもしれません。一方で、「今だから楽しめるクルマへ乗っておきたい」という考え方もあります。
大切なのは、将来を怖がって諦めることではありません。
今の身体に無理がなく、数年先まで現実的に付き合えそうかを確かめ、そのうえで楽しさを選ぶことです。
次は2人乗りという制約です。
夫婦二人で出かけるには問題なくても、成人した子どもや友人を加えて3人で出かけることはできません。
「ほとんど2人だから大丈夫」と思っても、親の送迎や家族の用事などで3人以上になる場面がないか、一度生活を振り返ってみましょう。
ここで重要なのが、ロードスター単体を採点しないことです。
家庭に実用車がもう1台あるなら、ロードスターが2人乗りでも困らない家庭は多いでしょう。
一方、1台ですべてをこなすなら、買い物、通院、親の送迎、旅行、大きな荷物の運搬までロードスターで成立するかを具体的に考える必要があります。
「良いクルマか」ではなく、「家庭の中で任せる役割があるか」を見るわけですね。
荷物についても同じです。
夫婦で一泊旅行をするなら、普段使っているバッグが収まるかを確認しておきましょう。
ゴルフ用品やキャンプ道具など、大きな荷物を日常的に運ぶ人なら、ロードスター一台ですべてをこなそうとすると不便を感じる可能性があります。
「スポーツカーだから何も積めない」と決めつける必要はありませんが、「2人だから荷物も何とかなる」と楽観しすぎないことも大切です。
販売店の了承を得られるなら、普段使うバッグを持参して確認するのが一番分かりやすいですよ。
最後は予算です。
ソフトトップは295万9,000円からですが、上位グレードやオプションを選んでいけば400万円前後まで視野に入ります。RFは385万円からです。2026年改良モデル全体では、ソフトトップが295万9,000円〜407万円、RFが385万円〜469万7,000円と案内されています。Mazda Newsroom
50代は、住宅費や老後資金、家族への支出なども考えやすい年代です。
私は、趣味車だからこそ「買える上限」ではなく、買ったあとも気楽に乗り続けられる金額で選ぶほうがいいと考えています。
せっかくロードスターを手に入れても、ガソリン代やタイヤ代を気にしすぎて乗らなくなってしまったら、本来の楽しさから遠ざかってしまいますからね。
ロードスターとRFはどちらが50代向き?屋根より「使い方」で選ぶ
ロードスターには、布製ソフトトップのROADSTERと、電動開閉式のリトラクタブルハードトップを持つROADSTER RFがあります。
結論から言えば、軽快さと素朴なオープンカーらしさを重視するならソフトトップ、クローズ時のデザインや上質感まで楽しみたいならRFが有力です。
2026年改良モデルのメーカー希望小売価格は、ROADSTERが295万9,000円から、ROADSTER RFが385万円からです。Mazda Newsroom
価格だけを見るとRFが上級モデルのように感じますが、「高いほうがロードスターとして優れている」とは考えないほうがいいでしょう。
ロードスターは軽さそのものを大切にしているクルマです。
手動でさっと開けるソフトトップのシンプルさには、ロードスターらしい価値があります。
休日の朝に屋根を開け、近所の道を少し走るだけでも楽しみたい人なら、ソフトトップの気軽さが似合います。
一方で、普段は屋根を閉じて使う時間が多く、クーペのような外観も楽しみたい人にはRFが魅力的でしょう。
選ぶときは「どちらが格上か」ではなく、次の場面を想像してみてください。
通勤にも使うのか。
休日専用なのか。
自宅では屋内保管か、屋外駐車か。
一人で走ることが多いのか、夫婦旅行にも使うのか。
屋根を開ける操作そのものを楽しみたいのか、閉じた姿にも強く惹かれるのか。
こうして日常の使い方を並べると、答えは意外に自然と決まってきます。
50代の趣味車選びでは、「人からどう見えるか」より、毎回ガレージから出す自分がどちらを嬉しく感じるかを大切にしたほうが満足しやすいと思います。
ロードスターの安全性能と試乗では何を確認する?
ロードスターには、運転を支援する複数の安全技術が用意されていますが、装備内容はグレードによって異なるため、検討中の仕様ごとに確認することが大切です。
公式サイトでは、夜間の視認性を支援するアダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)などが案内されており、ALHはS・S Special Package・NR-Aを除くグレードで標準装備、S Special Packageではメーカーオプションとなっています。Mazda
またロードスターの公式ページでは、疲労の検知、車線変更時の後方確認支援、追従走行、坂道発進支援、センサーやカメラを使った衝突回避・被害軽減支援などが紹介されています。Mazda
ただし、安全支援は「付いているから安心」と考えるものではありません。
マツダ自身も各機能には作動条件や限界があると案内しています。運転支援はあくまでドライバーを補助するものとして考えましょう。Mazda
50代からロードスターに乗るなら、私は運転支援を「スポーツカーらしさを邪魔する装備」とは考えません。
自分でハンドルを握る楽しさと、後方確認や危険検知を支援してもらうことは両立できます。
むしろ長く運転を楽しむためには、必要なところだけ機械に助けてもらう。そのくらいの付き合い方がちょうどいいのではないでしょうか。
そしてロードスターは、カタログだけで決めずに試乗したいクルマです。
マツダによると、2025年度の購入者のうち、購入前に試乗または体感をした割合は81.7%でした。これはロードスターだけの購入者統計ではなく、マツダが購入サポートページなどで案内している「2025年度購入者」の調査値です。Mazda+1
ここは以前の記事より少し丁寧に区別しておきたいところです。
81.7%という数字を「ロードスター購入者だけの約8割」と受け取るのは正確ではありません。
それでもロードスターこそ、実車体験が重要な車種だと私は考えます。
なぜなら、ロードスターの魅力も弱点も、数字だけでは分かりにくいからです。
試乗では加速だけでなく、次の流れを一続きで確認してみてください。
- 低いシートへ無理なく乗り込めるか
- シートとステアリングを自然な位置に合わせられるか
- アクセル・ブレーキ・クラッチを無理なく操作できるか
- 左右後方を確認しやすいか
- 狭い駐車場でドアを開けて降りられるか
- 助手席の人も乗り降りしやすいか
- いつもの荷物を載せられそうか
- 降りたあと、もう一度乗りたいと感じるか
私は最後の項目をかなり大切にしています。
ロードスターは「0-100km/hが何秒だから買う」というタイプのクルマではありません。
交差点を一つ曲がっただけで気持ちいい。普通の速度で走っただけなのに、少し遠回りしたくなる。
そういう感覚が自分にあるかどうかが、価格表以上に重要なんですね。
50代からロードスターを選ぶ価値は?不便を消すより役割を絞る
ここからは、モーターライフ・アドバイザーとしての私見です。
ロードスターを50代にすすめられる理由は、「50代でもスポーツカーに乗れるから」ではありません。
生活に必要なクルマの役割が変わった人に、運転そのものを楽しむ選択肢を戻してくれるからだと考えています。
若いころから子育て期までは、車選びに多くの条件が付きますよね。
家族が乗れること、荷物が積めること、通勤に使えること、旅行へ行けること。
それらを満たそうとすれば、広くて便利なクルマが合理的です。
ところが50代になり、後席をほとんど使わなくなったのに「念のため5人乗れる車」を選び続けている人もいます。
もちろん、それが必要なら何の問題もありません。
でも本当に必要なのが2席だけなら、ロードスターの2人乗りは欠点ではなくなります。
大きな荷物を載せないなら、小さなトランクも致命的ではありません。
低い着座位置が身体の負担にならないなら、その低さは運転感覚の楽しさへ変わります。
私は、クルマの短所は生活とぶつかったときに初めて短所になると考えています。
だから「ロードスターは不便だからやめたほうがいい」でも、「人生一度きりだから買うべき」でもありません。
自分の暮らしの中に置いたとき、その不便が本当に困るのかを一つずつ確認すればいいんです。
もう一つ、2026年モデルを見ていて興味深いのがPSの存在です。
近年のクルマは電動化や快適装備の充実が進み、スポーツモデルでも多機能になる傾向があります。
その中でマツダは2026年の商品改良について、純ガソリンスポーツカーとしての価値を将来にわたり維持しながら最新の車外騒音規制へ対応すると説明しました。Mazda Newsroom
これはロードスターの今後を考えるうえで重要なポイントだと思います。
PSも、単なる豪華仕様ではなく、MT専用でBrembo、RAYS、ビルシュタインといった走りに関係する装備をまとめています。
つまり2026年のロードスターは、時代に合わせて規制へ対応しながらも、「人が自分で操作して楽しむ」という軸をまだ明確に残しているんですね。
50代でロードスターを考えている人にとって、この性格はかなり分かりやすいでしょう。
実用車のように「何でもできる」方向へ近づけるのではなく、できることを絞りながら、その一つを濃くする。
ロードスターは、そんなクルマです。
だからこそ購入判断も、「欠点がないか」ではなく、「この役割に400万円前後を払いたいと思えるか」で考えるべきだと思います。
朝早く起きて、特に目的地も決めず走りたい。
夫婦で一泊程度の小さな旅行へ行きたい。
昔好きだったMTをもう一度楽しみたい。
オープンにして季節を感じたい。
そんな具体的な使い道が一つでも浮かぶなら、ロードスターは検討する意味があります。
反対に、親の送迎、大人数での移動、大量の荷物、乗降のしやすさを一台ですべて優先したいなら、ロードスター以外を選ぶほうが自然です。
ここまで割り切って考えると、ロードスター選びはかえって簡単になります。
「50代に似合うか」ではなく、今の自分の暮らしに2人乗りのオープンスポーツカーを置く意味があるか。
最後はそこを自分に尋ねてみてくださいね。
まとめ|ロードスターは50代から運転を楽しみ直したい人に合う
ロードスターは、全長3,915mm、全幅1,735mm、全高1,235mmの小さなボディに1.5LガソリンエンジンとFRを組み合わせ、速さだけでなく軽快な操作感を大切にした2人乗りオープンスポーツカーです。Mazda
2026年6月26日には商品改良が発表され、9月上旬から発売予定。新たに特別仕様車「PS」が設定され、新色ジンクグリーンメタリックも加わりました。PSは366万3,000円で、RAYS社製鍛造ホイール、Bremboブレーキ、ビルシュタイン社製ダンパーなどを備えます。Mazda Newsroom
50代からロードスターを選ぶなら、魅力と不便を同じくらい丁寧に見てください。
低い着座位置への乗降、2人乗り、荷物量、予算。そしてソフトトップとRFのどちらが日常に合うのか。
そこを実車で確認したうえで、「もう少し走っていたい」と感じられるなら、その感覚はとても大切な判断材料です。
ロードスターは誰にでも便利なクルマではありません。
けれど、必要以上の広さや速さではなく、自分で運転する時間そのものを楽しみたい人には、代わりを見つけにくい一台だと私は考えています。
よくある質問
ロードスターは50代でも乗りやすいですか?
年齢だけで「乗りにくい」と決まるクルマではありません。
ただし全高1,235mmと低いため、SUVやミニバンとは乗降姿勢が大きく異なります。購入前には一度だけでなく何度か乗り降りし、膝や腰への負担、ドアを開けるスペースまで確認することをおすすめします。Mazda
2026年のロードスターはいくらから買えますか?
2026年改良モデルのROADSTERはメーカー希望小売価格295万9,000円から、ROADSTER RFは385万円からです。
ソフトトップの特別仕様車PSは366万3,000円。保険料、税金、登録諸費用、販売店装着品などは別途必要で、実際の販売価格は販売会社によって異なります。Mazda Newsroom+1
2026年の特別仕様車PSはどんな人に向いていますか?
PSは、快適装備を増やすことよりMTで走りの感触を楽しみたい人に向いた仕様です。
6速MT専用で、RAYS社製16インチ鍛造アルミホイール、Brembo社製フロントブレーキ、ビルシュタイン社製ダンパーなどを標準装備しています。街中からワインディングまで、より直接的にロードスターの走りを楽しみたい人向けと考えると分かりやすいでしょう。Mazda Newsroom+1
筆者:杉原健一(モーターライフ・アドバイザー)



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