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【MLB】ア・リーグとナ・リーグの違い:設立から現在の編成まで

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この記事では、MLBのア・リーグとナ・リーグについて解説します。

両リーグは、どのような経緯で設立され、現在はどのような編成になっているのでしょうか?

この記事を読めば

  • ア・リーグとナ・リーグのチーム編成
  • ア・リーグとナ・リーグの設立の経緯
  • ア・リーグとナ・リーグの交流

これらの内容が分かります。

MLBファンなら知っておきたい、これら二つのリーグの魅力を掘り下げます。

それぞれのリーグが持つユニークな特徴を、わかりやすく解説します。

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【MLB】ア・リーグとナ・リーグの違いとは?

MLB(Major League Baseball)は、アメリカ合衆国に本拠地を置く29球団と、カナダに本拠地を置く1球団の合計30球団で編成される、世界最高峰のプロ野球リーグです。

1876年に発足して以来、現在まで続くナショナル・リーグが最初のメジャーリーグとされていて、当時は1リーグ制でした。

現在は、「アメリカン・リーグ(ア・リーグ)」と「ナショナル・リーグ(ナ・リーグ)」の2リーグ制です。

さらにリーグ内で東地区・中地区・西地区の3地区に分けられ、両リーグとも各地区に5チームずつ配置しています。

【MLB】ア・リーグ

現在のアメリカン・リーグのチームの編成は以下の図のようになっています。

【MLB】ナ・リーグ

現在のナショナル・リーグのチームの編成は以下の図のようになっています。

両リーグの大きな違いと言えば指名打者制です。

ア・リーグでは、1973年から指名打者制を採用しているのに対して、ナショナル・リーグでは採用されていませんでした。

2020年の世界的な生活様式の変化の対策として、ナショナル・リーグにも暫定的に指名打者制が採用されました。

2021年に一旦なくなったものの、再度2022年から採用、両リーグともに指名打者制を採用することになりました。

伝統と革新が交差する、ア・リーグとナ・リーグの世界を探求しましょう。

どのチームも個性的で、その違いがリーグの魅力を形作っています。

指名打者がいると、攻撃力が圧倒的に上がるので、ファンにとっても迫力がある試合が見られてうれしいですね。

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【MLB】アリーグとナリーグの歴史的背景

時系列の関係で、ナショナル・リーグから解説します。

ナショナル・リーグ(National League)

正式名称は、ナショナル・リーグ・オブ・プロフェッショナル・ベースボール・クラブズ( National League of Professional Baseball Clubs、略称: NL)

1869年に、プロ選手だけで構成された初のプロチーム、シンシナティ・レッドストッキングスが結成され成功すると、各地にプロチームが次々に誕生しました。

すると、プロ選手とアマチュア選手間で内部分裂が起きたため、アマチュアとプロを別々の組織に分割しました。

1871年にナショナル・リーグの前身となる、ナショナル・アソシエーションが創設され、初めてのプロ野球リーグとなりました。

しかし、その後、ナショナル・アソシエーションでは、賭博や八百長、脆弱な運営基盤のチーム、倫理的な問題のあるチームの参加などの問題が表面化しました。

そのため、統制の強化などを目的にナショナル・アソシエーションからの6チームと新球団2チームの合計8チームで1876年2月2日にナショナルリーグが設立されました。

設立当初のチーム編成は以下の通りです。

  • アスレチック・オブ・フィラデルフィア
  • シカゴ・ホワイトストッキングス
  • シンシナティ・レッドストッキングス
  • セントルイス・ブラウンストッキングス
  • ハートフォード・ダークブルース
  • ボストン・レッドキャップス
  • ミューチュアル・オブ・ニューヨーク
  • ルイビル・グレイズ

アメリカン・リーグ(American League)

正式名称は、アメリカン・リーグ・オブ・プロフェッショナル・ベースボール・クラブズ(American League of Professional Baseball Clubs、略称: AL)

1885年に、アメリカ中西部のチームを中心としたナショナルリーグ傘下のマイナーリーグ、ウェスタンリーグが設立されました。

当時、唯一のメジャーリーグであったナショナル・リーグは、1900年に、それまで12球団体制であったのを4つ減らして8球団体制へと改めました。

これを機に、ウェスタンリーグは、その脱落した球団を吸収し、名称もアメリカン・リーグに変更しました。

1900年シーズン終了後、アメリカン・リーグは、ナショナル・リーグを唯一のメジャーリーグとするナショナル・アグリーメントの更新に同意せず、自らをメジャーリーグと宣言しました。

この際、ナショナル・リーグは、ファンの分散による収益の減少を憂慮して反発しました。

しかし、その後の話し合いでアメリカン・リーグがメジャーリーグとして容認されました。

設立当初のチーム編成は以下の通りです。

  • インディアナポリス・フージャーズ
  • カンザスシティ・ブルース
  • クリーブランド・ブルーバーズ
  • シカゴ・ホワイトソックス
  • デトロイト・タイガース
  • バッファロー・バイソンズ
  • ミネアポリス・ミラーズ
  • ミルウォーキー・ブルワーズ

両リーグの歴史をたどることで、野球の進化の軌跡が見えてきます。

時代を超えて受け継がれる、リーグの歴史と文化に触れてみましょう。

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【MLB】アリーグとナリーグの対抗戦

アメリカン・リーグとナショナル・リーグは、日本のプロ野球のような交流戦のようなものがないのでしょうか?

ここからは、両リーグの交流について解説していきます。

インター・リーグ

インターリーグとは、レギュラーシーズンに行われる、異なるリーグのチーム同士が対戦する試合のことです。

1997年から始まり、両リーグの東地区同士、中地区同士、西地区同士のチームで行われますが、日本のプロ野球とは異なり、相手のリーグの全チームと対戦することはありません。

インターリーグについては、こちらでも解説しています。

MLBオールスターゲーム

ミッドサマー・クラシック(Midsummer Classic、“真夏の祭典”)とも呼ばれ、毎年7月に、ファン投票や監督推薦などで選ばれた選手同士でナショナル・リーグとアメリカン・リーグが対抗戦を行います。

オールスターの前夜祭として、オールスターゲームの前日に、オールスター出場選手の中から選ばれた8人でホームラン競争も行われます。

こちらの記事で、MLBオールスターゲームを解説しています。

ワールド・シリーズ

ナショナル・リーグとアメリカン・リーグの優勝チームが7試合制で戦い、先に4勝したチームがワールドシリーズチャンピオンとなります。

ワールドシリーズについては、こちらでも解説しています。

インター・リーグがあるおかげで、ワールドシリーズに進出しなくても夢の対戦が見られるのは、ファンとして嬉しい限りです。

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【MLB】アリーグとナリーグのまとめ

【MLB】アリーグとナリーグを解説しました。

わかりやすく、現在までの略歴を表にしてみました。

ナショナル・リーグは、1876年に発足した最初のメジャーリーグです。

その後、1901年にナショナル・リーグ傘下のマイナーリーグだったウェスタンリーグが改称して、アメリカン・リーグとなり、メジャーリーグとなりました。

現在は、両リーグ15チームずつ、合計30チームがワールドチャンピオンを目指して戦っています。

今年は、どのチームがリーグ優勝してワールドシリーズに進出するのか楽しみですね。

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