愛用者が選ぶ文房具ノート5選は、ツバメの書き味、薄型ロルバーンの携帯性など、用途で選び分けるのが基本です。
朝時間.jpの編集部スタッフ・江口さんが紹介した5冊について、購入案内先の商品名や品番を照合し、長所と不便を整理しました。筆者自身の購入レビューではなく、愛用者の感想と確認できた仕様をもとに、自分に合う一冊を考える比較記事です。
愛用者が選ぶ文房具ノート5選は、どの商品?
紹介されたのは、ツバメノート、薄型のロルバーンノートA5、コクヨのソフトリングビジネス、モレスキンのハードカバー、無印良品の4コマノートです。ブランド全体を順位付けした記事ではなく、江口さんの使い分けを紹介したものです。
元記事は、朝時間.jpが2026年4月1日に公開した「書くのが楽しくなる!ノート好きが愛用するおすすめノート5選【Amazonで買える】」。仕事のメモや日々の記録に使った愛用品を取り上げており、新製品の発売ニュースではありません。
今回の照合では、元記事の購入案内先から、北斎柄セットの品番、ロルバーンの色と品番、モレスキンのサイズと型番、無印の枚数を確認できました。以前は別商品の参考仕様としていた部分を、購入案内先で確認できた情報に置き換えています。
ただし、購入案内の商品と、江口さんが長期間使った一冊の細かな仕様まで、すべて一致すると確認できたわけではありません。例えばツバメノートの使用感は、北斎セットだけに限定した試験結果として扱わないことが大切です。
比較表は、元記事が購入先として案内している商品を中心にまとめました。価格を確認できないものは推測で補わず、現在の公式商品に関する情報は、その条件を明記しています。
購入案内の商品 サイズ・罫線 記入量・冊数 確認できた価格情報 向く用途
ツバメノート 葛飾北斎2柄セット A5/7mm横罫・5mm方眼 各30枚・60ページ/2冊 同セットの販売価格は未確認 書き味を重視する仕事メモ
ロルバーンノートA5 グレージュ 148×210mm/5mm方眼 64ページ/1冊 公式通販352円・税込 手帳と一緒に持ち歩く補助ノート
ソフトリングビジネスA5 黒 中紙148×210mm/5mm方眼 70枚/1冊 希望小売価格869円・税込換算 机で多く書く下書き・仕事メモ
モレスキン ハードカバー 黒 ラージ130×210mm/横罫 240ページ/1冊 同商品の販売価格は未確認 旅行記・日記などの保管
無印良品 再生紙週刊誌4コマノート・ミニ A5/4コマ形式 88枚/1冊 現行公式商品は150円・税込 短い記録・企画のラフ
ツバメの購入案内先は「TWK-A5SET」で、2冊入り、各30枚・60ページと確認できました。横罫と方眼が一冊ずつ入るため、同じ罫線の二冊組として注文しないようにしてください。
ロルバーンの購入案内先は「500050 191」のグレージュです。デルフォニックス公式の「500050」シリーズは5mm方眼・64ページで、元記事の購入案内に添えられた「横罫」という表記とは異なります。
コクヨの品番は「ス-SV437S5-D」。公式の希望小売価格790円・税抜に消費税10%を加えると869円ですが、これは店舗の実売価格を示すものではありません。
無印の150円は、現在の公式「週刊誌4コマノート・ミニ A5・88枚」の価格です。元記事の購入案内先と商品名の表記が異なり、商品コードの一致までは確認できていないため、購入案内先の価格としては扱っていません。
仕様と価格の確認日は2026年10月4日です。価格・在庫・販売条件は変わるため、最新は公式で確認し、注文時には販売店の選択中の商品と送料も確かめてください。
ツバメ・薄型ロルバーン・ソフトリングは、どんな書き方に合う?
この3冊は、紙の感触、持ち歩く薄さ、机での扱いやすさのどこを優先するかで選び分けられます。「仕事に使う」という同じ目的でも、外出先で数行書く人と、机で何ページも書く人では必要な機能が違いますよね。
ツバメノート|普段のペンで書く時間を大切にしたい人へ
江口さんは、ツバメノートを仕事用として2年近く、ほぼ毎日使っていると紹介しています。なめらかなフールス紙や控えめな罫線を評価し、極細の万年筆では裏写りがほとんど気にならなかったという感想を述べています。
ここで参考になるのは、長く使い続けた人の筆記条件が示されていることです。ただし、極細の万年筆での感想を、太いペン先やすべてのインクに広げて保証することはできません。
購入案内の北斎2柄セットは、A5の7mm横罫と5mm方眼です。江口さんは方眼を好むと述べていますが、このセットを買うと横罫の一冊も手元に届きます。
筆者としては、文章を順に書く仕事メモと、図や配置を考える下書きを分けたい人に検討してほしい組み合わせです。反対に、方眼しか使わない人は、セットより希望する罫線の単品を探すほうが無駄を減らせるでしょう。
一冊30枚・60ページという記入量も、使い方を決める材料になります。短い案件や一つの講座ごとに分けるなら扱いやすい一方、毎日の仕事を長期間まとめると、途中で次の冊子へ移る可能性があります。
例えば、会議一回につき見開き2ページを使うなら、60ページは単純計算で約30回分です。表紙裏などを除き、毎回同じ量を書くとは限りませんが、「何枚あるか」を自分の記録回数へ置き換えると判断しやすくなります。
北斎柄は、書き味だけでなく、机に置いたときの気分を選ぶ楽しさもあります。ただ、表紙が気に入ったことと、必要な罫線・記入量がそろうことは別なので、両方を確かめておきたいですね。
ロルバーンノートA5|手帳の隣に置く薄い一冊が欲しい人へ
元記事で紹介されているのは、リング式ではなくホチキス綴じのロルバーンです。江口さんは、かさばりにくく手帳と持ち歩きやすい点や、表紙の色を楽しめる点を評価しています。
デルフォニックス公式によると、比較対象のA5は148×210×厚み4mm、5mm方眼・64ページです。クリーム色の紙を使い、このホチキス綴じタイプにはクリアポケットが付きません。
購入案内先のグレージュも品番500050に対応しているため、本稿では方眼ノートとして比較しています。横罫を探している人は、元記事の括弧書きだけで注文せず、購入画面の品番と紙面写真を確認してください。
私は、この薄型ロルバーンを「手帳の仕事を増やしすぎないための補助役」と考えます。予定は手帳、打ち合わせの下書きはノート、と分ければ、予定欄が長いメモで埋まるのを避けやすくなります。
不便になり得るのは、紙片の保管と長期の記録です。ポケットがないため、領収書やチケットをまとめたいなら別の収納が必要で、64ページを使い切れば記録は次の冊子に分かれます。
また、薄いことと、どのバッグにも使いやすく収まることは同じではありません。厚みは小さくてもA5の縦横寸法はあるので、普段のバッグの内ポケットや手帳カバーに入るかは別に確かめましょう。
色選びも実用に結び付けられます。バッグの中で見つけやすい色を選ぶ、仕事用と私用で色を分けるなど、見た目を「探すための目印」にすると、毎日の使い方に意味が生まれます。
コクヨ ソフトリングビジネス|机でたっぷり書きたい人へ
ソフトリングビジネスA5は、柔らかいリング、70枚の中紙、切り離し用のミシン目を備えています。コクヨ公式では、平らに開いて折り返せることや、通常のソフトリングノートより厚い中紙を採用していることも説明されています。
元記事では、リングに手が当たる不快感を抑えられることに加え、厚みがあるためオフィスや自宅に置いて使う方法がすすめられています。携帯性だけで選ばず、書く場所まで含めた紹介になっている点が参考になります。
70枚は、両面を使えば140面に相当します。ロルバーンの64ページと数字が近く見えても、枚数とページ数は単位が違うため、同じ記入量とは考えないでください。
筆者としては、会議のメモ、図解、計算の下書きが混ざる人に向く候補だと考えます。5mm方眼は文字だけでなく、簡単な表や図の位置をそろえる目安にもなります。
一方、ミシン目が便利なのは、ページを外す必要がある場合です。誰かに渡すメモや別の資料に添える下書きには役立ちますが、経緯を一冊に残したい人は、切り離した後の保管も考える必要があります。
柔らかいリングでも、手に触れる感覚の好みには個人差があります。店頭で触れられるなら、自分の利き手で左右のページに手を置き、見開きと折り返しの両方を確かめるとよいでしょう。
モレスキンと無印4コマは、記録をどう残す人に向く?
モレスキンのハードカバーは一冊に記録を集めたい人、無印4コマは短い内容を区切って並べたい人の候補です。どちらも「何を書くか」だけでなく、「後でどう見返すか」から考えると特徴が分かりやすくなります。
モレスキン|文章と紙片を一冊に集めて残したい人へ
元記事の購入案内先は、黒いハードカバーのクラシックノートブック「QP060」です。ラージサイズで横130×縦210mm、横罫・240ページと確認できました。
これにより、ラージの寸法は単なる別商品の参考例ではなく、購入案内の商品に対応する情報として扱えます。ただし、江口さんが保管している過去のすべてのモレスキンが、この型番という意味ではありません。
江口さんは、写真やメモを貼ったり挟んだりする楽しさや、使い終えた冊子を保管していることを紹介しています。ゴムバンドや後ろのポケットも、文章以外の記録をまとめる使い方と結び付いています。
私は、旅行の日付、訪れた場所、チケット、その日の感想を同じ一冊に置きたい人に合う候補だと考えます。文章だけのノートというより、後で旅を振り返る小さな記録箱として見ると、付属機能の意味が伝わります。
気を付けたいのは、ラージという呼び名だけでA5と同じだと思わないことです。A5の横148mmに対して横130mmなので、縦は同じでも幅が18mm狭く、横長の図や貼る紙片の収まりは異なります。
さらに、写真やチケットを貼るとページに段差ができ、冊子全体の厚みも増えます。収集する楽しさを優先する人には魅力でも、平らな面で長文を書き続けたい人には不便になる可能性があります。
購入案内先の確実な販売価格は今回確認できなかったため、金額は掲載していません。色違いやサイズ違いの価格で代用せず、QP060、黒、ハードカバー、横罫、ラージという条件をそろえて確認してください。
無印良品4コマノート|一つの話題を短く残したい人へ
元記事の購入案内先では「再生紙週刊誌4コマノート・ミニ A5・88枚」と確認できました。現在の無印良品公式にも、A5・88枚の「週刊誌4コマノート・ミニ」が掲載されています。
公式は、週刊誌と同じ原紙で作られた4コマ入りのノートと説明しています。現行公式の商品コードは4550344874707ですが、元記事の購入案内先とのコードの一致は確認できていません。
江口さんは娘さんに教わって購入し、本や新聞、ネット記事で見つけた印象に残る言葉を、一コマに一つずつ記録しています。漫画用の枠を、短い内容の整理に使っていることが、この紹介の分かりやすい実例です。
筆者としては、白紙を前にすると何から書くか迷う人に注目してほしい形式です。一つの枠が記入量の目安になるため、長い日記を完成させようとせず、小さな記録から始める使い方を考えられます。
ただし、4コマだから記録が続く、考えがまとまる、といった効果は保証できません。長い説明や大きな図を書く人には、枠がかえって窮屈になることもあるでしょう。
使い方の一例として、四つの枠を「起きたこと・気になったこと・次に試すこと・結果」に分ける方法を提案します。これは江口さんの実例ではなく、短い記録を後から判断材料に変えるための筆者の案です。
88枚という量があっても、自由な横罫ノートと同じ書き方になるわけではありません。価格や枚数だけで選ばず、普段残したい内容が一つの枠に収まりそうか、紙面写真で想像してみてください。

文房具ノートを買う前に、確認したい5項目は?
購入前は、商品タイプ、罫線、寸法、記入量、購入総額の5項目を確認しましょう。どれも細かな話に見えますが、「欲しかった一冊と違った」という行き違いを防ぐ基本になります。
- 商品タイプと品番:薄型ロルバーンとリング式、モレスキンのハードカバーとソフトカバーを区別する。
- 罫線:ツバメ北斎セットは横罫と方眼の組み合わせ、今回のロルバーンは5mm方眼と確認する。
- 実寸と使う場所:バッグ、手帳カバー、机に収まるかを見る。コクヨの表記寸法は中紙の寸法である点にも注意する。
- 枚数・ページ数・冊数:一冊の量とセット全体の量を分け、自分が書く回数に置き換える。
- 購入総額と販売条件:税込価格、送料、選択中の色・サイズ、販売者、最新の在庫を確認する。
特に記入量は、「一冊で何を終わらせたいか」と結び付けると具体的になります。毎日1ページなら64ページは約64日分、毎日見開きなら約32日分という計算が、薄い冊子を選ぶ目安になります。
これは全ページを同じ量で使う場合の概算です。余白を多く取る人、片面だけ使う人、資料を貼る人は、実際に使える量を少なめに見積もると安心ですよ。
価格比較では、ツバメの二冊セットと単品を同じ土俵に置かないことも大切です。セットを買っても片方の罫線を使わないなら、一冊あたりの価格が低く見えることだけでは判断できません。
また、無印の公式価格と、別の販売店で表示される金額が違っていても、それだけで商品が別物とは限りません。送料や出品条件も関わるので、商品仕様の一致と購入総額を分けて見てください。
購入後の紙との相性確認は、巻末の一部を使えば十分に始められます。普段のペンで文字と線を書き、乾いてから反対側を見て、両面に書いても読み返しやすいか確かめましょう。
文字が透けて見える「裏写り」と、インクが紙を通って染み出す「裏抜け」は別の現象です。裏抜けがなくても透け方が気になる人はいるので、自分が両面を使うかどうかを基準にしてください。
本稿では、同じペンによる5冊の比較、重量測定、バッグへの収納試験を実施していません。そのため、書き味や携帯性の優劣を筆者の測定結果として断定せず、愛用者の感想と公開仕様から判断できる範囲を伝えています。
満足が続くノートは、「記録の行き先」で選べる?
筆者としては、今回の5冊を選ぶ最後の判断軸は、書いた記録をどこへ置きたいかだと考えます。外出時だけ持ち出すなら薄型ロルバーン、机で書いて必要なページを渡すならソフトリング、一冊のまま残すならモレスキンというように、機能の役割がはっきりするからです。
ツバメの二冊を用途で分ける方法や、無印4コマで短い話題を並べる方法も、記録の整理単位を選ぶことにつながります。高機能な一冊に全部を任せるより、「会議の下書き」「旅行の記録」「短い気づき」のどれを受け持たせるか決めるほうが、使わない機能を抱えずに済むでしょう。
私は、まず今のノートで困っていることを一つ挙げ、その不便を減らす候補から選ぶ方法をすすめます。表紙の好みを楽しみながらも、薄さ、記入量、切り離し、保管、枠の使い方まで見れば、愛用者のおすすめを自分の暮らしへ無理なく取り入れられます。
今回の文房具ノート5選は、江口さんの愛用例を起点に、購入案内先の商品を照合した比較です。書き味を重視するならツバメ、手帳と持ち歩くなら薄型ロルバーン、机で多く書くならソフトリング、記録を集めて残すならモレスキンのハードカバー、短く区切るなら無印4コマが候補になります。
選ぶときはブランド名だけでなく、品番、罫線、記入量まで確かめてください。「何を書くか」と「書いた後にどう残すか」が決まれば、自分に必要な一冊が見つけやすくなりますよ。
よくある質問
ロルバーンノートA5のグレージュは横罫ですか?
元記事の購入案内先は品番500050 191で、対応する公式シリーズの仕様は5mm方眼・64ページです。元記事には横罫との添え書きがありますが、注文時は品番と紙面写真を確認してください。
ツバメノートの北斎2柄セットは、方眼が二冊入っていますか?
購入案内先のTWK-A5SETは、7mm横罫と5mm方眼の二冊組です。各30枚・60ページなので、方眼だけ欲しい場合は単品の販売条件を確認しましょう。
70枚と64ページでは、どちらが多く書けますか?
両面を使うなら70枚は140面に相当し、64ページより紙面数は多くなります。ただし、実際の記入量は寸法、罫線、余白、片面だけ使うかどうかで変わります。
朝時間.jpの元記事には、プロモーションを含む旨が表示されています。本稿には購入用のアフィリエイトリンクを掲載していません。
この文房具記事では、愛用者の感想、購入案内先の商品情報、公式仕様、筆者の推論を区別する方針で執筆しました。モーターライフ・アドバイザーという肩書を文房具の実測経験の根拠とはせず、未実施の試験や使用体験を補って書くことはしていません。
杉原健一(モーターライフ・アドバイザー)



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