
この記事では、プロ野球の延長は何回まで行われるのか?解説します。
ゆっくりくつろぎながらテレビやネット配信でプロ野球を観ていると、両軍ともお互いひかず延長戦ってこともありますね。
それでは、プロ野球の延長は何回までおこなわれることになっているのでしょう?
プロ野球の延長は何回まで?【2022年度版】
9回裏まで終わって両チーム同点の時、プロ野球の延長は最大12回まで行われます。
プロ野球の延長が実施されるのは下記の試合です。
- セ・パ両リーグのレギュラーシーズン
- セ・パ両リーグのクライマックスシリーズ
- 日本選手権シリーズの第7戦まで
どの場合も、延長戦に時間制限はありません。
日本選手権シリーズの第8戦は延長の制限なく、12回以降も決着がつくまで続行します。
オールスターゲームには、延長戦はなく9回で試合終了です。
プロ野球野球の延長戦には、特定のルールがあります。
試合の緊張感が高まる延長戦は、ファンにとっても選手にとっても重要な時間です。
延長戦の回数やルールを知っていると、試合をより深く楽しむことができます。
次の試合でこれらの知識を活かしてみてくださいね。
プロ野球の延長戦ルール
1972年から1987年までオイルショックによる節電のため、試合開始から3時間から3時間20分の間に制限されました。
その後、1990年にプロ野球の延長を回数も時間も無制限にして、引き分けの試合をなくすという方針が出されました。
しかし、球場周辺住民の反対や警察の意見もあり、延長15回で引き分けの場合は再試合となりました。
2011年から2012年は東日本大震災による節電のため、試合開始から3時間30分に制限されました。
最近では、世界的な生活様式の変化を受けて2020年は10回まで、2021年は9回で打ち切っていました。
ただし、2021年の日本シリーズだけは、決着がつくまで延長していました。
プロ野球の延長戦には、アマチュア野球とは異なるルールがいくつか存在します。
これらの違いを理解することで、プロ野球の戦略をより深く理解できます。
例えば、延長戦が始まると、選手たちはどのような心境でプレイしているのでしょうか。
試合の行方を左右する大切なポイントです。
野球の延長戦について知っておきたいこと
アメリカMLBは、基本的に延長に入っても、とにかく決着がつくまで続けて、日付が変わることもあります。

MLBの延長については、こちらの記事で解説しています。
過去の日本のプロ野球の延長にも驚きの記録があります。
1942年5月24日の大洋対名古屋戦でのイニング数は28回まで及びました。
それでも決着がつかず、引き分けた上にピッチャーは両軍とも完投しました。
試合時間が最長だったのは、1996年9月8日の横浜ベイスターズ対ヤクルトスワローズ戦です。
この試合では、延長14回で6時間19分かかり、6対5でヤクルトが勝っています。
日本シリーズでの最長試合時間は2010年第6戦の千葉ロッテマリーンズ対中日ドラゴンズ戦です。
延長15回で5時間43分かかり、延長15回で2対2の引き分けで終わっています。
野球の延長戦には、試合を決定づける重要な瞬間がたくさんあります。
これらの瞬間を知ることで、野球の醍醐味をより深く味わうことができます。
延長戦のルールや戦略を理解することは、野球ファンにとっても有益です。
次の試合では、新たな知識を持って臨んでみましょう。
プロ野球の延長は何回まで?まとめ
プロ野球の延長が何回まで?を解説しました。
プロ野球では、レギュラーシーズンや日本シリーズの延長は12回まで行われます。
アメリカのMLBのように回数も時間も無制限で延長して引き分けをなくすことも考えられましたが、地域住民や警察などの反対があり、「12回まで」ということで落ち着きました。
プロ野球は、MLBに比べて試合進行にのんびり感が否めません。
通常の9回までの時短をもっと行い、最後まで決着をつけてほしいですね。
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