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日産ノートの乗り降りは楽?シート高とドア開口部をチェック

旧型日産ノートの後席ドアを大きく開け乗り降りのしやすさを確認している様子 車選び
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2015年7月〜2016年11月掲載の旧型日産ノートでは、後席ドアが最大約90度まで開く点が乗り降りの大きな特徴です。ただし、シート高の具体値だけで乗降性を判断できる資料ではないため、実車確認が重要です。

この記事で検証するのは、日産が2015年7月から2016年11月まで掲載していたWebカタログで紹介されている生産終了済みの旧型ノートです。現行ノートを含むすべての世代に、そのまま当てはまる情報ではありません。

旧型日産ノートの乗り降りは楽?まず確認できる公式事実

今回の資料で乗り降りに関してはっきり確認できるのは、後席ドアが最大約90度まで開くことです。

さらに、後席ドアは開く途中で二段階にいったん停止する構造として紹介されています。

最初に、この記事で扱う範囲を整理しておきましょう。

  • 対象は2015年7月〜2016年11月にWebカタログが掲載されていた旧型ノート
  • すでに生産終了したモデル
  • 後席ドアは最大約90度まで開く
  • 開く途中で二段階にいったん停止する
  • 後席の膝まわりにもゆとりを持たせた室内設計が紹介されている
  • 乗降性を直接判断できる具体的なシート高の数値は、今回の元資料では確認できない

ここは大事なところです。

検索で「日産ノート 乗り降り」と調べると、現行型、中古車、過去の世代がすべて同じ「ノート」という車名で並びますよね。

しかし、「日産ノートなら後席ドアがすべて約90度開く」と考えるのは避けるべきです。

今回の記事で約90度という数字を使えるのは、あくまで上記の旧型ノートについて確認された情報だからです。

一方、その対象車について考えるなら、最大約90度という後席ドアは乗り降りを考えるうえで分かりやすい特徴といえます。

後席へ乗るときは、ドアの開きが小さいほど体を斜めにして入口へ入りやすくなります。

反対にドアを大きく開けられれば、車体へ近づく位置や体の向きを調整しやすくなり、足を車内へ入れてから腰を下ろす一連の動作にも余裕を作りやすいと考えられます。

資料では、この大きく開く後席ドアについて、チャイルドシートを利用する子どもの乗り降りや荷物の出し入れにも配慮した特徴として紹介されています。

つまり、約90度という数字そのものより、後席の入口まわりで人や荷物を動かすための空間を確保しやすいことがポイントなんですね。

ディーラーの店頭で多くのお客様とお話ししてきた経験からも、乗降性については「乗れるかどうか」だけで判断しないほうがいいと感じます。

一度だけなら少し窮屈でも乗れてしまいます。

しかし買い物、通院、送り迎えなどで毎日繰り返すなら、小さな腰のひねりや足の運びにくさが気になることもあります。

その意味で、旧型ノートの後席約90度ドアは、カタログ上の派手な装備というより、日常動作を確認するときに注目したい設計だと私は考えています。


後席ドア最大約90度は何が便利?二段階停止もポイント

2015年7月〜2016年11月掲載の旧型ノートでは、後席ドアが最大約90度まで開くほか、途中で二段階にいったん停止する構造が紹介されています。

「90度も開くなら、かなり乗りやすそう」

そう感じますよね。

確かに、周囲に十分なスペースがある場所なら、大きくドアを開けられることは後席へのアクセスに有利です。

たとえば足を車外へ出してから体の向きを変えたい人なら、ドアが広く開くことで動作する空間を確保しやすくなります。

高齢の親御さんを送迎するときだけではありません。

チャイルドシートへ子どもを乗せる場面や、バッグを持ったまま後席へアクセスする場面などでも、ドアまわりの余裕は使いやすさにつながると考えられます。

一方、二段階でいったん止まる構造については、メーカー資料で示されている事実と、その意味を分けて考える必要があります。

確認できる事実は「途中で二段階に停止すること」です。

そこから実生活を考えると、隣の車や壁との距離に応じて、ドアを全開にせず使う場面でも扱いやすさにつながる可能性があります。

ただし、「二段階停止だから必ず隣の車へぶつけにくい」とまでは言えません。

風が強い日もありますし、駐車区画の幅も違います。ドアを開く際には、当然ながら周囲を確認する必要があります。

ここで、私は乗降性を判断するときに一つ大切にしている考え方があります。

「最大値より、普段の生活で再現できるかを見る」ことです。

最大約90度開くことは車の能力です。

しかし自宅の駐車場で横に壁があり、実際には半分程度までしか開けられないのであれば、毎日使ううえで重要なのはその角度での乗り降りですよね。

販売店の展示スペースは比較的ゆったりしていることがあります。

そこでドアを全開にして「楽に乗れる」と感じても、自宅やスーパーの駐車場で同じ状態を作れるとは限りません。

つまり、乗り降りのしやすさは車だけでは決まりません。

私は、「車+乗る人+駐車場所」まで含めて乗降性を見ることが大切だと考えています。

この視点は、旧型ノートに限らず車選び全般で役立ちます。

カタログには全幅や室内寸法など多くの数字が並びますが、実際の生活では「自宅でいつも開けるドア角度」「普段履く靴」「バッグを持っているか」といった条件まで快適性を左右するからです。


旧型ノートはシート高だけで乗り降りやすさを判断できない

「乗り降りが楽か知りたいので、シート高を教えてほしい」

これは自然な疑問ですよね。

ただし、今回確認している旧型ノートの元資料には、乗り降りしやすさを直接評価できる具体的なシート高の数値が示されていません。

そのため、「座面が○mmだから高齢者にも乗りやすい」と推測で数字を補うことはできません。

さらに、仮にシート高の数字が分かったとしても、それだけで乗降性は決まりません。

座面が低すぎる車では、腰を深く下ろして座る動きになりやすく、降りるときも低い位置から立ち上がる必要があります。

一方で座面が高すぎれば、人によっては足を持ち上げて乗り込む感覚が強くなる場合があります。

自宅の椅子で考えると分かりやすいでしょう。

低いソファはくつろげても、立ち上がるときに少し力が必要ですよね。

反対に高すぎる椅子では、腰を掛けたときに足裏が床へ自然に着かず、かえって落ち着かないことがあります。

車では、これにさらに条件が加わります。

ドアの開口部がありますし、屋根の高さ、足元の段差、シートの横方向の位置、体を入れるときの向きも関係します。

そこで試乗時には、単純な「座面の高さ」よりも次の動きを見てみると分かりやすくなります。

  • 腰を下ろすとき、必要以上に深くしゃがまないか
  • 降りるとき、自然に両足を地面へ着けられるか
  • 腰や膝を大きくひねらずに出入りできるか
  • 頭を強く下げずにドア開口部を通れるか
  • 足元の段差をまたぐ動きが気にならないか
  • ドアを全開にしなくても同じ動作ができるか
  • 助手席や後席を使う家族にも合っているか

「乗れたから大丈夫」ではなく、どんな姿勢で乗ったかを見るのがコツです。

私自身、車の相談を受けるときには、「乗りやすいですか?」と一言で聞くだけでは分かりにくいと感じてきました。

「座るときに腰は楽でしたか」「足を外へ出しやすかったですか」と動作を分けて確認すると、その人が何を負担に感じているのかが見えてきます。

50代、60代と年齢を重ねてから長く乗る車を選ぶなら、これは特に大切です。

今の自分が問題なく乗れるかだけではなく、数年先も自然な動作で使い続けられそうか。

そのくらいの目線で確認しておくと、「デザインは気に入っているけれど毎日の乗り降りが少しつらい」という購入後のミスマッチを減らしやすくなります。

※画像はAIによるイメージ

後席の広さは「乗ったあと・降りる前」の動きにも関係する

旧型ノートの資料では、室内について「くつろぎ」「乗り降り」「使いやすさ」に配慮した設計として紹介され、後席の膝まわりにも余裕を持たせていることが示されています。

乗降性というと、外から見えるドアの大きさだけに目が向きがちですよね。

ところが私は、入口の外側だけではなく、乗り込んだあとの内側にも注目したいと考えています。

たとえば後席から降りる場面です。

足元にある程度の余裕があれば、座った状態で膝の向きを変え、両足を出口側へ移してから立ち上がる準備をしやすくなります。

逆に足元が窮屈だと、まず片足を外へ出し、腰をひねりながらもう一方の足を動かすなど、動作が増える場合があります。

これは単に「後席が広いほど良い」という話ではありません。

身長や前席のシート位置によって感じ方は変わるため、実際には自分が座って確かめる必要があります。

それでも、乗降性とはドアを通過する瞬間だけではないという見方は重要です。

車外から座面まで入る。

車内で姿勢を整える。

降りる前に足を出口へ向ける。

そして立ち上がる。

この一連の動きを無理なくできるかが、毎日の使いやすさを決めます。

私はこれを「人が通れるかではなく、人が動けるかを見る」と考えています。

ドアが大きくても中で足を動かしにくければ、必ずしも快適とは言えません。

逆に室内に余裕があっても、普段の駐車場所でドアをほとんど開けられなければ、入口が窮屈になります。

旧型ノートの場合、最大約90度まで開く後席ドアと、後席膝まわりへの配慮という二つを組み合わせて確認することで、スペック表だけを見るより実生活に近い判断ができるでしょう。

なお、元資料では荷室について、4人乗車時でもA型・B型・AB兼用型のベビーカーを1台積載できることや、後席を倒した状態で9インチのゴルフバッグを並べて最多3個積載できることも紹介されています。

これらは乗降性そのものの情報ではないため、この記事では深く扱いません。

ただ、後席ドアが大きく開く設計は、人の乗り降りだけでなく、後席周辺で荷物を扱う場面でも使い勝手に影響する可能性がある、と理解しておけば十分です。


中古の旧型日産ノートを買うなら年式と実車をどう確認する?

中古の日産ノートを検討している方にとって、今回もっとも気をつけたいのが「ノート」という車名だけで乗降性を判断しないことです。

この記事で最大約90度の後席ドアを確認しているのは、2015年7月から2016年11月までWebカタログが掲載されていた生産終了済みの旧型モデルです。

中古車市場では、同じ「日産 ノート」という名前でも異なる年式や世代の車が並びます。

したがって、購入候補が今回の対象モデルなのか、それとも別世代なのかを先に確認してください。

乗り降りを重視する場合、私は試乗で同じ席を2〜3回繰り返して使ってみる方法をおすすめします。

1回目は、何も意識せず普段どおりに乗ります。

2回目は、足、腰、頭がどのように動いているかを意識します。

3回目はドアを全開にせず、自宅やスーパーの駐車場で使えそうな開き幅にして乗り降りしてみます。

ここで大事なのは、販売店で「一番条件の良い乗り方」を試すだけで終わらないことです。

購入後に毎日再現できる条件へ近づけてみましょう。

ご夫婦で使うなら、助手席に普段乗る方にも試してもらいます。

親御さんを後席へ乗せる予定なら、可能であれば実際に利用する本人に乗り降りしてもらうのが理想的です。

「乗りやすい?」だけではなく、

「腰を下ろすときはどう?」

「足は外へ出しやすい?」

「ドアがここまでしか開かなかったらどう?」

と具体的に確認すると、感想を整理しやすくなります。

そして、候補車がこの記事の対象外となる別世代のノートなら、今回の「最大約90度」という情報を前提に判断しないでください。

その車両の年式や仕様を確認し、実車でドアの開き方と乗降姿勢を見る。

中古車では、このひと手間が大切です。


旧型ノートの乗降性をどう評価する?私が重視する「再現性」

ここからは、確認できた公式情報を踏まえた私なりの考察です。

2015年7月〜2016年11月掲載の旧型ノートについては、後席ドアが最大約90度開くことは、後席へのアクセスを考えるうえで明確な強みの一つだと評価できます。

さらに後席の膝まわりにも配慮されているため、入口だけでなく、乗車後の姿勢を整える余裕にも注目できます。

ただし、「後席ドアが90度開く=誰にとっても乗り降りが楽」と断定するのは適切ではありません。

身長も、足の長さも、普段の体の動かし方も違います。

同じ車でも「ちょうどいい」と感じる人がいれば、「もう少し座面が高いほうが立ちやすい」と感じる人もいるでしょう。

だから私は、乗降性についてカタログの最大値より生活での再現性を見ることをおすすめします。

たとえばカタログ上では約90度まで開く。

しかし、自宅駐車場では隣の壁が近いため、普段はそこまで開けられない。

それなら購入判断で重要なのは、最大90度の状態ではありません。

「自宅でいつも使える角度で、自然に乗り降りできるか」です。

この考え方をすると、車選びが少し変わってきます。

全幅、全高、室内寸法、ドア開口角度といったスペックを比べることはもちろん大切です。

ただ、それらはあくまで車側の数字です。

最終的に確認したいのは、その数字が自分の暮らしの中で快適さとして現れるかどうかなんですね。

50代、60代以降の車選びでは、私はここを軽く見ないほうがいいと考えています。

燃費は給油のときに気になります。

荷室の広さは旅行や大きな買い物のときに実感します。

しかし乗り降りは、近所へ買い物に行くだけでも毎回繰り返します。

運転席へ座る。

目的地で降りる。

また乗る。

自宅へ戻って降りる。

一度の動作では小さな違いでも、毎日繰り返すところだからこそ、自分に自然に合うことが大切です。

そして、運転する本人だけでなく、助手席や後席を使う人まで含めて考えることも忘れないでください。

「私は乗りやすいけれど、妻は少し腰を落としにくい」

「後席へ乗る親には、大きく開くドアが使いやすい」

そうした違いは十分にあり得ます。

長く乗る車なら、スペックの優劣を競うより、家族の誰が、どの席を、どんな場所で使うのかを具体的に想像したほうが失敗を減らしやすいでしょう。


まとめ|旧型日産ノートは後席90度ドアが特徴、シート高は実車確認を

2015年7月〜2016年11月にWebカタログが掲載されていた旧型日産ノートでは、後席ドアが最大約90度まで開き、途中で二段階にいったん停止する構造が紹介されています。

後席の膝まわりにも余裕を持たせた設計が示されており、後席へのアクセスや乗車後の姿勢を考えるうえで注目したいモデルです。

一方で、今回の元資料には、乗り降りのしやすさを直接判断できる具体的なシート高の数値は確認できません。

そのため、「座面が高い・低い」という数字だけから乗降性を断定するのではなく、腰を下ろす、足を出す、立ち上がるという一連の動きを実車で確かめることが大切です。

そして何より覚えておきたいのは、この記事の最大約90度という情報は旧型ノートについてのものだという点です。

現行型や別世代の中古ノートまで同じ仕様だと考えず、購入候補の年式や車両ごとに確認してください。

私なら、乗降性を見るときは「車+人+駐車場所」の3つで判断します。

ドアを最大まで開けた展示車で快適かどうかではなく、自宅やスーパーなど普段の場所でも同じように使えるか。

それが、本当に暮らしに合った乗り降りのしやすさだと考えているからです。

旧型ノートを中古車として検討しているなら、試乗では走り出す前に運転席、助手席、後席へ2〜3回ずつ乗ってみてください。

そして一度はドアを全開にせず、普段の駐車環境に近い状態でも試してみましょう。

カタログの「最大約90度」は車の能力を教えてくれます。

でも、その車があなたにとって本当に乗り降りしやすいかを決めるのは、毎日使う場所での体の動きです。

そこまで確かめてから選ぶことが、長く心地よく付き合える一台を見つける近道ですよ。


よくある質問

旧型日産ノートの後席ドアは90度まで開きますか?

今回参照している2015年7月〜2016年11月掲載の旧型ノートでは、後席ドアが最大約90度まで開くと紹介されています。

さらに、開く途中で二段階にいったん停止する構造も示されています。

ただし、生産終了済みの対象モデルについての情報です。現行ノートや別世代について同じ仕様だとは限らないため、車両ごとに確認してください。

旧型日産ノートは高齢者でも乗り降りしやすいですか?

後席ドアが大きく開き、後席の膝まわりにも配慮されていることは、乗降性を考えるうえで注目できるポイントです。

ただし、高齢者なら誰でも乗り降りしやすいとは断定できません。身長や体格、足腰の動かし方、駐車場所で確保できるドアの開き幅によって感じ方が変わるため、実際に利用する本人が乗り降りして確認するのがおすすめです。

旧型ノートのシート高を見れば乗り降りやすさは分かりますか?

今回参照した元資料では、乗降性を直接判断できる具体的なシート高の数値は確認できません。

また、乗り降りは座面の高さだけでなく、ドア開口部、足元の段差、腰や膝の動き、車内で足を動かせる余裕などにも左右されます。

試乗では数字だけを見るのではなく、座る・足を動かす・立ち上がるまでを一連の動作として確認すると判断しやすいですよ。

杉原健一

モーターライフ・アドバイザー

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